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2009年2月21日 (土)

続続 家紋夜話

だんだんdeepに潜ります。

「揚羽蝶」は大変華麗な紋。図案的な源氏車(コンパスと定規だけで描ける!)と写実的な揚羽蝶(完全フリーハンド!)、やっぱここあたりが日本の家紋の双璧じゃないかと思いまス、ワタシ的には。昔それぞれ年賀状にしたことがあるなぁ・・・
揚羽蝶

蝶は平家一門が用いていた紋章。平家本流の正紋ではなかったようですが。
六波羅探題の紋所として都の人々を畏怖せしめたのが、これをアレンジした「蝶車」ではなかったっけ?
基本的に記憶を頼りに適当に書き散らしてますんで・・・(^^ゞ
蝶車

 →少しずつ、でも全部、巧妙に間違っとった・・・
正しくは「六波羅党の輿車の車紋として都の人々を畏怖せしめたのが、これをアレンジした「蝶丸」だった」となりますかね。

六波羅とは鴨川東岸、五条〜七条辺りを指し、平家の館があったところ。
壇之浦後、ここに拠った残党の呼び名が六波羅党。一族全滅したわけじゃなかったんやね。清盛の孫で、光源氏にたとえられ、桜梅の少将と呼ばれた美男、維盛あたり。
六波羅探題はもっと下って鎌倉期。源氏の世の中になった後の、北条氏による警察機構でんな(汗)

蝶丸というのは「丸に揚羽蝶」のことかなあ。

一方、蝶紋には「源氏蝶」というものもあるんですけどー。なんで平家→源氏になっちゃったの??
源氏蝶

「揚羽蝶」はよほど人気があったようで、時代が下るにつれ、いろんな既存の家紋を揚羽蝶にアレンジしちゃったのが沢山出てきて面白い。驚くべきはそれらがいずれも高い完成度を持っていること。

まずは植物系から、「銀杏蝶」、「楓(かえで)蝶」、「蘭蝶」。植物から動物をいともやすやすと創っちゃうこのセンスと技量に脱帽!おそるべし日本の職人。
銀杏揚羽蝶

楓蝶

蘭蝶


・・・あ。。。。ここんとこ花→雪→蝶と遷移してますな。どんだけ享楽的やねん、ワシ。大丈夫、月にはいかんて思う、たぶん。

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