遺 家紋夜話
皇室の副紋は「桐」。秀吉もこれを下賜されている。真の天子の出現を告げる霊鳥鳳凰が止まるのが桐の木とされています(妙な植物に止まるもんだなあ、見た目イマイチだし)。紋はデザイン的にも格調高い!
当然これにも派生形がいっぱいあって、デリバティブ商品花盛り。
いかにも端正な「五七桐/ごしちのきり」「五三桐/ごさんのきり」をオリジナルといたしまして・・・
「桐蝶」「中陰飛び桐蝶」あたりはやっぱりきたか、という感じ。
「蝙蝠(こうもり)桐」だとなんだか楽しくなる。確かに桐であり、確かに蝙蝠なんだよね!常識じゃ絶対あり得ないんだけどさ。
「蝙蝠」は中国語で発音が「幸福」と同じため、古来吉祥文として愛用多用されました。不気味なモノという印象は西洋文物の輸入後なんだよね。
→>コウモリ桐ちゅうよりクリオネ桐みたいね
ふふふ、確かにそうだねぃ!
「鷺桐」も、確かに鷺であり、確かに桐である!だいぶ印象は異なりますが。
「踊り桐」までくると、もういけません、腰砕け状態。あのとりすました五七桐がどーしてこーなってしまふのや。酔っぱらいやん。
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