« 嗣 家紋夜話 | トップページ | 嗣嗣嗣 家紋夜話 »

2009年3月27日 (金)

嗣嗣 家紋夜話

さすがに稀少紋を取り上げることが増えてきましたが、「珍味必ずしも美味ならず」の俚言も思い出されたり(それを言うなら「名物に旨いものなし」だろ)。
で、今回は珍紋にして且つ美紋なり、というコンセプトで・・・

「裏蘭」は、「水仙みたい」「どこが『裏』なんだ」「12弁の蘭なんてあるのかよ」とツッコミどころ満載ですが、それでもやっぱりきれいなかたち。
裏蘭

蘭紋がたいてい細弁で描かれるのは、いわゆる東洋蘭、つまりCymbidium属の一群が素材になったからでしょう。

「変り散り桜」も、きれいですね。いかにも変化紋という感じだけど、単発系の花紋でここまで動きを表したものはないんじゃないかな。
変り散り桜

「乱菊」はご家庭用花火の大定番の名前にもなってるけど、由来は多分この乱菊文様でしょう。きれいですよね。ネーミングもかっこいい。いかにも心を掻き乱す感じで。美は乱調に在り。
乱菊

「蔦形光琳鶴」の基になった蔦紋は、メジャーながらまだ紹介してなかったすね。ツタが他のものに寄りかかって生長していくところから、蔦紋は芸者衆の紋として用いられることが多かったそうな。
蔦形光琳鶴

「二つ帆丸」も目を惹く形。昔の人も、青い海に浮かぶ白い帆掛け船を見て「ああ、きれいだな」と思ったことでしょう。
二つ帆丸

そして、「立ち神楽鈴」における、左右対称と非対称、不動と動、凛としたところとあでやかなところの精妙なバランス!
立ち神楽鈴

« 嗣 家紋夜話 | トップページ | 嗣嗣嗣 家紋夜話 »

Visual界:家紋夜話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 嗣 家紋夜話 | トップページ | 嗣嗣嗣 家紋夜話 »

2019年10月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31    

最近のトラックバック

無料ブログはココログ
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想