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2009年3月10日 (火)

補補 家紋夜話

嗚呼誰か僕を救い出して、この家紋地獄から。
瞼を閉じても花が蝶が飛び違う魔境から。
三十年後に(――それとも三百年前に――?)再び迷い込んだ萬華鏡世界。
極彩色の黒と白。

ふふ。でも続けるもんね。

家紋をいろいろ見てると、どうしても曲線優美な植物紋が多くなっちゃうんで、たまにはそれ以外に直線的でグラフィカルなのをご紹介。やっぱ、定規だけで描けるのっていいよね〜〜

「北條鱗」なんかは蛇の鱗の図案化。そんなものを家紋にしたのは多分不死・復活思想とも関係があるのでしょう。能衣装などの文様としても用いられ、「道成寺」の後ジテが代表的。単純にして強い印象を残します。
北條鱗

「重ね四つ目車」は、太い枡形(目結/めゆい)を四つ並べた「四つ目」紋からのバリエーション、風車みたいだね。
あ、うちの高校の校章が「角(かど)立て四つ目結」だったんだ。
重ね四つ目車

「稲妻鶴」は、各種の鶴紋が雷に打たれるとみんなこうなるという好例(笑)。どうしてこんなの考えたんだか!
稲妻鶴

「角(かく)宝結び」は紐の飾り結びからきた紋です。綸子(りんず)の織物の定番地紋「紗綾形(さやがた)」にも似た美麗なカタチ。丸みのあるタイプもあるけれど、こちらの方が美しさが際立ってる気がする。雰囲気が「籠目釜敷」にも似てますね。
角宝結び

住友グループのマークでもある「井桁」を「桐」紋に仕立てちゃったのは「井桁桐」。「崩し」という言葉がぴったりくる、ちょっとアヴァンギャルド。
井桁桐

文字紋はなかなかこれはってのがないんだけど、「亀甲形巴の字」はけっこシュールじゃありませんこと?ルービックキューブ系も入ってる。
亀甲形巴の字

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