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2009年4月 7日 (火)

団 家紋夜話

(承前)
終章第二弾は、変わり種もちょっとだけ取り混ぜて、「山桜」「八重桜」「花散里(はなちるさと)」「飛び雁金(かりがね)」「雁金」「結び雁金」です。

家紋で「桜」と言えば花弁の先端が丸っこいもの、「山桜」なら切れ込みのあるもののこと。山桜紋の方が実際のサクラには近いね。
山桜

八重桜

「花散里」だけは少々説明が要るでしょう。
花散里

これは、香道にいう「香合わせ」なる競技or遊び(cf. 歌合わせ・貝合わせ)の一つに「源氏香」というのがありまして。

あまり詳しくないんだけど、五種の香木をそれぞれ五つに等分して二十五包に分け、ランダムに五包ずつ取り出して(順に?)焚き、それを聴いて(「嗅ぐ」ではなく「聴く」ね)種類の異同を当てていくもの。
答えはこのような図形として紙に記される。五包のうち同じ種類だったところを横線で結ぶらしい。
で、出来上がる図形にはそれぞれ源氏物語の全五十四帖(じょう)の題名から取った名がついてるのだ。

この図形が美しいとして文様化し、ついには「源氏香紋」なる家紋の一群が形成されたわけ。
だから他にも、同様の形態で「初音」「匂宮(におうのみや)」といった名の源氏香紋があります。(全くどんだけ雅びやねん!!)

「雁金」はね・・・
飛び雁金

雁金

結び雁金

>承承 家紋夜話
>(実はもう一つ隠し玉があるにはあるんだけど、それはまたそのうち)

 →それがこれ。鳥紋のうち、「鶴丸」形では圧倒的な優美さを誇る鶴紋だって、「飛び」形になるとこの「飛び雁金」には敵わない感じ。
大胆不敵なデフォルメに挑んだ「雁金」も、さらにくるりと一捻りした「結び雁金」も、流石の一語に尽きまする。

To be Continued, Again...

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