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2009年12月

2009年12月25日 (金)

今年のCMを斬ってみる。

・夏〜秋のキヤノンColorioの役所公司と竹内結子のCMで、一瞬だけ映るカラープリントアウトが、ピンクのハスの花のアップ写真だった。蓮の花を使うかこういうのに!?と思って何度も見たけど間違いない。やっぱ流行ってるのかな、蓮。それとも観音経との絡みで??とか思ったりして。キヤノン。

・同じくキヤノン、岡田将生が「ダブルブラック」を連呼するCM、どうしてああつまんないんだろ。前の「WEBに強い!」バージョンも馬鹿っぽかったけど。

・液晶メーカーのイイダの夏頃のCM、音楽(というより音?)の使い方が秀逸だった。メロディラインははっきりしてるのに、だんだん音の数を減らしていく感じでカッコよくて。なかなかないよね。

・唐沢寿明のサロンパス。あのー、一人でも独身でも「介の字貼り」できるんですけど、僕。

・マンダムの洗顔フォーム、フットボールアワーの岩尾が木村拓哉に変身するCM、惜しむらくはキムタクがまるでカッコよくなかった。

・シャープのLEDアクオス、元木雅弘さん、かっこいいけど、やり過ぎです。ロングバージョンだとすでに鼻につく。まあ、吉永小百合のも反則でしょって思うけど。

・真矢みきってCMにどれもリアル感なし。悠香のお茶石鹸、ハーゲンダッツ、マルちゃんの昔ながらの中華そば、シャンプーのセグレタ、武田のアクテージ等々、どれもこれもそう。画面に出てくるだけで、日常生活からかけ離れた「イイ女なのよね」パワーが溢れてくる、あるいは降ってくる、こっちは笑えてくる。ダメCM女優No.1。あ、元々宝塚の男役か。涼風真世のつまらなさにも通ずるし(なぜるろうに剣心の声なんてやったのか)、押しの強さで美白の佐伯チズにも通ずる。

・対照的に、出てきただけでお馬鹿パワー全開ってのが、第1位上戸彩、第2位平山あや。むしろ潔い。で、この年末、火を噴いて第3位あたりに突っ込んできたのが上野樹里・・・

・シャンプーのCMにしずちゃんはやっぱどう贔屓目に見てもキツい。もう勘弁して下さい。むしろサラサラヘアーで山ちゃんの方がよくね?

・富士フイルムのアスタリフト、今更中島みゆきと松田聖子で何がやりたいんだろう。痛い。売上増に貢献するとは思えない。むしろ、フジカラーので樹木希林が中島みゆきに変わるやつの方が正攻法かと。

・雨上がり決死隊のバイク王のCM、武蔵新田の中華料理店「虎」でロケ撮影。浜田雅功のウィダーインゼリーに続き。ちなみに佐々木希主演の映画「天使の恋」も。佐々木希って、でも今別の意味で超ホット・・・

・武蔵新田つながりで、auのCM(嵐のじゃないょ)、洋菓子店ボンビアンで撮影の模様。

・チューリッヒ生命の、おじいちゃんの家から車で帰る家族のCM(「安全はあなたが、安心はチューリッヒが」てやつ)、一瞬映る夜景、下丸子のキヤノン本社前のマンション群を川崎側から撮ったものだと思う。ガス橋の上から。間違いない。

・一時、日産のCMがどれも音楽がよかったのに最近息切れ的、惜しい。

・檀れいの金麦。キライ。音楽のビタースイートサンバもどちらかというと嫌いですが。でもなんでここんとこビール(むろん発泡酒含む)のCMってスタンダードナンバーが多いんだろう。ボラーレとか、ワン(コーラスラインより)とか、ジ・エンタテイナー(スティングより)とか・・・そういや、一番搾りも「若いって素晴らしい」、あれって確か1960年代の歌じや?中山千夏は今いずこ。

・皇潤と緑効青汁とセサミンはオンエア回数減らせ!

・高須クリニック、ドバイショックの後にあのCM流し続けてる感覚って・・・野村沙知代の出演にも驚いたけど。高須克弥院長先生、早く新作撮って下さいよ、て思ってたら、サッチーが西原理恵子にマイナーチェンジ!そこかよ。ほんとびっくり。

・常々苦々しく見てたのがアフラック生命(てか、保険のCMでカッコよかったのって、ずぅぅっと前の松嶋菜々子の住友生命ぐらいしか記憶にないよ)。アヒルの次はネコ、どこまでおもねるんだか。でも、あのクリスマスバージョンにはやられました。
実はあの唄(のCM)は前からあったみたいなんだけど、今回初めてメインでオンエアしてる。15秒のも30秒のもよい・・・スペシャルバージョンで60秒のもあるんだけどこれはさすがに冗長。以上、出典は一部Youtube。

メリクリスマス♪

2009年12月16日 (水)

京都花園妙心寺 筑紫太宰府観世音寺

姪っ子が京都市右京区の妙心寺の近くに下宿してますのんや。

その妙心寺の梵鐘いうのが、筑紫太宰府の観世音寺の梵鐘と兄弟/姉妹関係に当たるのん、知ってはります?
調査の結果、同じ型から取られたことが判明しているのどす。

むかぁし、多分学生時代、どこかの博物館か何かの企画展示で、実際に両者を並べて置いてあったことがあって、その時初めて知りました。
何かの展覧会?に行った際、横っちょでなんや地味に展示してたのをたまたま見たような・・・

遠く離れて過ごしてきた二つの鐘が、幾百年の時を経ていま再会し、同じ部屋の中静かに対座している・・・・・・(そして自分は偶然その場に居合わせている・・・)
ちょっと鳥肌が立ちました。

室内の照明も全体に抑えられた中で、ダウンライトに照らされて、薄明にそれぞれの黒い姿が浮かび上がっていたことまで覚えている。

上から吊るすのではなく、陳列台に鎮座する形だったのはやや残念でしたが(まあ重量物だしね;ガラスはありませんでした)、その代わり、録音された二つの鐘の音が交互に流されていて、やはり音色や響きがそれぞれ微妙に違っていました。

いつも、このこと姪っ子に言わなきゃって(微笑)思ってたんだよね〜、でも会う時にゃいつも忘れてたような(汗)

京都で見たのか福岡だったのかもうろ覚えなんだけど、「こんなとこで太宰府!?」と思った記憶も微かにあるから、前者かもしれないな。

今回調べてみて、やっぱりもう一方が妙心寺の鐘だったことを確認。いずれも国宝!どすぇ。

何でも、妙心寺のものは内側の銘により698年に筑前国糟屋/かすやで鋳造されたことが明らかで、紀年銘鐘としては日本最古のものとか。言い換えると、1342年開山の妙心寺そのものより約2倍も長い歴史を持つわけである!どんな経歴を辿って花の都の花園の地に定まったんでしょうね。
今は法堂/はっとうの中にあるらしいす(妙心寺に二つある鐘楼のうち、昔は法堂の北西の鐘楼の方に懸かっていたと)。

この鐘は、古来、その音色が雅楽の音階の「唐調六種」の一つ黄鐘調/おうじきちょう(短調の一種だそうな)に合う「黄鐘調の鐘」としてあまりにも有名。

日本三大梵鐘というのは普通;
・大津の三井寺/みいでらすなわち園城寺/おんじょうじ(近江八景の一つ「三井の晩鐘」はこれ)
・宇治の平等院
・高雄の神護寺(あるいは奈良春日の東大寺)
の鐘をいうそうだけど、都の人々にはむしろ妙心寺の方がご近所の名鐘として親しまれたのじゃないかなー。

黄鐘調の鐘の件りは徒然草にも出てくる。まあ、兼好法師の住んでいた御室の双岡は花園からも近いしなぁ。(京福の嵐電でも妙心寺駅と御室駅は1駅の距離じゃなかったっけ?)

ちなみに兼好法師の本名は卜部兼好/うらべかねよしだけど、吉田神社(京都大学の東隣の)の神職の家に生まれたことから、死後に吉田兼好と通称されるようになった由。出家後の法名は本名を音読みしたもの。

これが方丈記の鴨長明なら下鴨神社の神官の出で、確か、宮司に次ぐ位階の祢宜/ねぎになれなかったんだ、かもねぎになりそこねたわけ(笑)。これも本来は「かものながあきら」とか読むはず。

一方、筑紫太宰府(古式に則れば大宰府か)の観世音寺(造営完了746年)の鐘は、無銘ながら、(同じ木型から取られているのだけれども)龍頭/りゅうず等の細部の特徴から、698年製の妙心寺鐘より古いとされており、従って日本最古の梵鐘となるそう。
こちらは今も鐘楼にかかっています(それもまたすげえな!)。近年では日本の音百景に選ばれた由。

いずれも、齢幾百年どころか、一気に千三百年超!7世紀のことですよ。鳴くよウグイス平安京を飛び越えて、まさかまさかの、なんと大きな平城京の建都以前!です。白鳳期ということになるのかな?すごいねえ。

ちなみに、筑紫の観世音寺から出土した創建時の瓦は「老司I式」と呼ばれてるんだって!現在の福岡市南区老司(ろうじ)にあった瓦窯で焼かれたのだそうで、これも7世紀に遡るとか。老司(ツルの実家のあるとこだったりする)も案外恐るべし。

なんか、ぜーんぶつながった感じぃ。

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