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2010年3月

2010年3月23日 (火)

宴のあと(野菜編)

潮汁に見事成功した後も料理に勤しみまして。以下その結果です。

冬瓜スープ

これは和風仕立て

シェフが途中まで作ってくれてたもの、だしで煮て軟らかくなったところまで。さあどのように仕上げようか。
こんなに食材あるのにハムはないな・・・油揚げかな・・・と思ったら挽き肉があるじゃんよ。塩少々と片栗粉少々を振り入れて素手で練り練り。新玉葱をみじん切りにして混ぜ込み、手に油を軽くつけては丸め、丸め、鍋に投げ入れ、投げ入れ、投げ入れ。うおぉ、鍋から溢れそうやぁ。
てなわけで少し別に取り分け、いたずらで中華風にも走りました。生姜薄切り1枚分を千切りにして投入。中華スープ「味覇」をちょいと足して、挽き肉に胡麻油を混ぜて投げ入れ。仕上げに具入り辣油少しだけ。あ!春雨入れてもよかったなあ。
本編の和風の方は醤油で味を調え、火を止めてから芹を散らして完成です。
(汁物ばっかりじゃあー)

蕪とアサリのクリーム煮

洋風蕪

まあこれもある意味汁物なんですけどね(苦笑)。蕪を洋風にいただきたかったんです。
黒いのは椎茸、なんせたくさんあったもので。実は帆立もちょっと入ってます。まっ、ホワイトソースはハインツだけど。さくっと。
アサリは別途熱して開かせてから汁とともに後ほど投入、身が硬くならないように。でも殻も一緒、繊細なんだか豪快なんだか。
いつも不思議に思うんだけど、蕪って、すぐに軟らかくなるっていうか軟らかくなりすぎちゃってグズグズになっちゃう時と、そうでもない時とありますよね。本日はいい塩梅の後者でした。

菜の花の辛子和え

京のおばんざい風

頂き物の菜の花、冷蔵庫の中でも花が開いてきちゃう。いかん、苦くなるぅ。
で、サッと湯通しして絞って切っといて、醤油+出汁+味醂を軽く熱したところで火を止め、辛子混ぜ混ぜの上で菜の花投入、絡め、絡め、絡め。緑黄色野菜、喰うべし。油揚げの余りと榎茸も入れちゃったけど。
あ、胡麻も振り振りですもちろん。

あんまし食ってばかりなので、<宴>からこのかた米の飯は口にしてません・・・茹で蚕豆で炭水化物はOK、アルコールも摂ってるし!うはは。

2010年3月22日 (月)

宴のあと(潮汁編)

「疾走する宴会」のその後です。

なんとツルは無謀にも、残り物の鯛のアラで潮汁に挑戦・・・さてどうなりますことやら。

こんな状態から始めました

まずは切り分け。さすがに鯛、骨どころかヒレのトゲまで超硬いのなんの(@_@)出刃包丁もないので一部鋏を使っちゃいました。

力仕事終了

んで、塩振って水出しして、洗いながら竹串使って血合いをきれいに取り除いて。頭の奥とか、中骨の上下とかに血が集まってるのか、なるほど。だんだん解体作業の気分になってきます。
ひょいと後ろを振り向くと、熱帯魚が見てたりするんだけど

次は、さっと湯通しして霜降りにして。臭み対策万全(のつもり)。こうすると鱗も簡単に取れるようになるんですね・・・ここまでで約2時間半。

そして昆布で取った出汁に投げ入れて煮てます。やや弱火で身を崩さぬよう。アク取りも超こまめにやりましたがな。

骨から味が出てくるにはそれなりに時間がかかる由

20分ほど煮て、味見。おおぉー、おいしい、さすがに鯛!臭みなんかまるでなし!頑張った甲斐があった!!うまくいかなかったら鯛の味噌汁にしようと思ってたんですけど、こりゃほんまもんの潮汁だぜ。

味整えて・・・といってもほとんど加えてませんが。塩ほんの一つまみ、醤油数滴。最後に三つ葉を添えて、鯛の潮汁の完成です!

ほんとは朱塗りの漆器によそいたい

旨いよぉ・・・塩加減もばっちり。コラーゲンもぷりぷりっす。

下丸子の宴のお礼とご報告

3月20日の<下丸子の宴>においでいただいた皆様、どうもお疲れさまでした。
そして、おいでいただけなかった皆様にも<宴>のご報告をば・・・

春はやっぱりチューリップやろー それとも春はスイートピー&フリージアか?

(ごめんなさい、画像はほとんどございません。撮った方、ぜひぜひ送って下さいね)

久方ぶりの今回の宴会、あえて言うなら<肉食系>でも<草食系>でもない<魚食系宴会>で臨んだのですが、結果的にむしろ<北と南の美味の饗宴>になったかなと。

えー、<下丸子の宴>だからやっぱりおしながきは書いておきましょう。最年少更新、Kimoくん@4歳は食べられるモノあったかしらん?

鱈場蟹&毛蟹&帆立貝from北海道(MHさん、ありがとう!アノ「内子」のスゴさといったらもう!)

手タレbyシェフ・ヒロ

自家産椎茸&菜花&芹from大分(SZさん、ありがとう!あんなに立派な生椎茸、シンプルに焼いて食いまくり。皆さんにもおみやでお持ち帰りいただきました)

ジャガイモじゃないんです、グラマーかつ美人過ぎる生椎茸。

YFさんお手製クスクス(ドライトマト・チーズ・オリーブ入り;ガーリック味が絶妙!)

真鯛の昆布締め→蒸し→芹・生姜・白葱添え→熱油がけ

お刺身

白身魚転じてはんぺんの擂り身の蒸し物桜花乗せ、三色菱餅見立て

鰤大根

ぜんまいの煮物

もちろん燻製(シャケ・ソーセージ・カマンベールチーズ・チーかま)

定番、里芋「帛乙女」の揚げ物 今回は胡椒塩・カレー塩・スイートチリソース(2度づけ止)の三種で

豚の角煮、茹で卵添え 甘め、かつ仕上げにすこぅしシナモン&沖縄のヒバーチを

水菜と油揚げとしめじのアリバイ的サッと煮

フルーツパンチ

なぜか中華街の餃子チップス

苺ロールケーキ(EHさん、ありがとう!来週末から甥っ子ともどもまた内モンゴルでお世話になります)

レアチーズケーキ(実はハウスの「クールン」)+お節料理の残りの金柑甘露煮ソースがけ

実は他にもお出しできなかったものはありましてね・・・現在、作りかけの冬瓜スープ、挽肉、アサリ、春キャベツまるごと1個、独活、蚕豆等々が待機中です・・・

ただ今ワタクシ、余福を味わいつつ、かつまたお出しできなかった食材と格闘しつつ・・・
昨日は鱈場蟹の「内子」を約半分、一人で大人食い。もー、酒が焼酎が進みますがな(^_-)今や突発性痛風が心配。酔っ払ってたのであまりオイシソウに撮れてませんが・・・↓

本当に美味しかったんだから!!

そうそう、一番の珍味は「騒がしい黒いヒト」によるMOさんのご結婚披露宴のパフォーマンス映像だったかも。ありゃ家宝モノの珍味ですよ、絶対(^o^)

今回もまた、シェフ・ヒロ、お忙しい中本当にありがとうございました。

皆様のおかげで、やっぱり楽しかったです。また次の<宴>でお会いできますように。

2010年3月13日 (土)

そしてエロール・ル・カインのこと

> 一方、あの(!)エロール・ル・カインが
> このお話を絵本にしていて(1975)、
> こちらにも十二人描き込まれています。

-----

ここでル・カインのことを少し。

エロール・ル・カイン(1941〜1989;享年47歳!)は、イラストレーター・アニメーター・絵本作家。西洋と東洋が融合した独特の神秘的装飾的画風には今なお根強いファンがいる。もちろんツルも好きですとも。

欧亜混血児として戦時下のシンガポールに生まれ、インド、香港、サイゴン、日本に育ち、イギリス→カナダ→イギリスで活動したという経歴の人。その生い立ちが如実に現れたという感じの画風。1985年に絵本界の最高栄誉とされるイギリスのケイト・グリーナウェイ賞を受けている。

どちらかというと色彩鮮やかな人なんだけど、後年ギリシャ神話を題材にしたCupid and Psyche/キューピッドとプシケーでは墨一色だけで描き上げた。でもこれがまたすごい。極彩色のモノクロームとしか言いようがない・・・
邦訳も出ていますが、この絵本ばかりは原語版をお薦めします。KUROの深みがまるで違う!よくよーく見ると、黒一色なのに墨版が2回も刷られてる!!日本語版なんてグレーに見えちゃいますがな。紙も十分吟味したことが感じられるし、外側にもちょっと変わったコーティングがしてあって、手触りまで違います。

日本語版 英語版

さくらももこがル・カインに心酔しているのは知られており、彼女はその足跡を訪ねて海外まで行き、「憧れのまほうつかい」なる本まで出した。「コジコジ」でも明らかに影響が認められます、「ちびまる子ちゃん」ではそうでもないけど。

本のデザインも似通っている

植物相と動物相(か?)、そして眠れる森の美女

> 双方の生息地の生物相Biota
> (すなわち植物相Floraと
> 動物相Faunaの総和)の豊かさには
> 相当な違いがあるわけだから、
> 単純比較はできないだろう。

-----

このことから発展というか脱線いたしますが・・・


「眠れる森の美女」という童話がありますね。「眠り姫」や「いばら姫」の別名でも知られています。

もともとはフランスのシャルル・ペローが欧州に伝わる古い民話を収めた童話集に入っているお話。ディズニーのアニメーション映画はあまりにも有名ですね。

この映画を特徴づけるのはなんと言ってもその画の圧倒的な美しさ。ディズニー作品の中でも群を抜いていると思う(「ファンタジア」の冒頭、くるみ割り人形の「こんぺいとうの踊り」のSequenceも凄いけど)。ディズニープロ最後の手描き作品です。
全編にわたって流れるのはチャイコフスキーの同名のバレエ音楽。ロマンティックな「王子様のキス」に至るストーリー(実はそんな筋書きはもともと白雪姫にもシンデレラにもないんだよな)を甘く流麗な旋律でいやが上にも盛り立てます。

で、本題。この映画には善き妖精が三人登場しますが、この名前がFlora、Fauna、Merryweatherなんだよね。初めの二人の名は単に韻を踏んでるのかと思ってたんだけど、実は「植物相」「動物相」「好天」を司る三妖精だったとは!森羅万象、地母神的な雰囲気か。英語圏じゃここでニヤリ( ̄ー ̄)なんていうものであるかもしれない。
それに、悪しき魔女Maleficentによる永遠の「死」の呪いを、復活ある「眠り」まで弱め癒すのが三人目のMerryweather。よくできている。
一方、MaleficentのMalは一般に「悪い」の意味だから(malice/悪意、malfunction/(臓器等の)機能不全・(機械等の)故障、mal de mer/船酔い(仏語)など)、いかにも悪玉らしい名前ということになるんでしょう。

さらに脱線するけれども、「眠れる森の美女」の「眠れる」は、「森」と「美女」のいずれにかかるのであろうか。
ディズニー映画の原題 "Sleeping Beauty" には「森」は入ってないよね。「眠れる森の美女」という邦題は、「Sleeping Beauty」を詩的想像を逞しうして訳したものだとばかり思ってました。

しかーし!ペローがこのお伽話を童話集に収めた時の題名が、"La Belle au Bois Dormant" なのだよ。ここで上記の問題への解答が明らかとなる。
Belleは女性形の定冠詞Laがつくことから女性名詞(当たり前か)、Boisは男性名詞(∵auはすなわちa leのこと、leは男性形の定冠詞)。で、形容詞Dormantは、語尾にeがつかないことから男性形であることが明らかなので、結局Boisを修飾していることになるんですね、文法上。
従って、眠っているのは美女ではなく森なのであり、「眠りの森の美女」なる別名はこの見地に立ったものなんでせう。

閑話休題(もともと閑話じゃねえかよ)。
ペロー版では善き妖精は十二人になっている。ディズニーは映像の中でキャラ立ちさせるために絞り込んだんですね、さすが。

一方、あの(!)エロール・ル・カインがこのお話を絵本にしていて(1975)、こちらにも十二人描き込まれています。

この表紙絵がなんといっても最高。

ちなみにこの「いばらひめ」は「グリム童話より」と銘打たれていて、英語題は "Thorn Rose"。これはきっとドイツのグリム兄弟がその童話集で用いた原題 "Dornroschen"(2番目の「o」にはアクセント記号がつきますが)の訳語なんでしょう。

十二人と言えば、グリム童話には「踊る十二人のお姫さま」というお話もあって、ル・カインはこれも絵本にしています。姫君たちの夜な夜なの夜遊びの秘密を暴くっちゅう話やね。
確かアンデルセン童話「白鳥の王子」(グリム童話の「白鳥の王子」とは全く異なる;いずれもバレエ「白鳥の湖」とは関係なし!)も、姫君と十一人の兄王子たち、都合十二人のお話じゃなかったっけ。やっぱ「12」が好きなんですね、欧州文化。
アンデルセンに(グリムにも)ある「えんどう豆の上に寝たお姫さま」も、十二枚のマットレスが出てくると思ってたけど、これは二十枚だった・・・

最後に小ネタを一つ。ディズニーアニメでは美女すなわち姫の名はオーロラ/Aurora(極光というより暁光とか曙光のことでしょう)となっている。だけど、実はこれはペローの童話で姫と王子の間に後日生まれる娘の名前から来ているらしい。ペローの話には続きがまだあって、人喰いの姑なんかも登場するのだ。因みにペロー版だと姫には名前がないんですよ。

似て非なるもの - ミーアキャットとプレーリードッグ

> ミーアキャットって
> 繁殖力すごいとかで
> 危ないんじゃなかったっけ?
> それともそれは
> プレーリードックだっけ

 

 

食い付いたね、アンタ(o\o)

 

ミーアキャットとプレーリードッグの相違と相似についてはツルも気になって調べたところである、既に(-.-)y-~

 

分類学上、ミーアキャットがネコ目(=食肉目)Carnivoraのマングース科であるのに対し、プレーリードッグはネズミ目(=齧歯目/げっしもく)Rodentiaのリス科。確かに体型も、プはカピバラやヌートリアっぽく鈍重巨大ネズミな感じ、対してミははしっこそうな印象ではある。
分布も、ミは旧世界のアフリカ南部の半砂漠地帯、プは新世界の北米の草原地帯。

 

また食性面から見ても、ミは肉食を中心とする雑食動物、プは草食動物。
食物連鎖の概念上はミがより上位に位置していることになるけれども、ただし、それぞれの生息地の生物相Biota(すなわち植物相Floraと動物相Faunaの総和)の豊かさには相当な違いがあるわけだから、単純比較はできないだろう。

 

ミはサソリを捕食することが知られてますな。サソリの毒に対し抵抗力があって、大事には至らないらしい。さすが、ヘビ食うマングースの仲間。というより、そんなアブナいものまで食べなきゃならないような厳しい環境に生育しているということでしょう。
と思ったら、サソリ食らう連中はイタチ科、ジャコウネコ科(マングース科は同科から近年独立した科である)などネコ目には案外多くいて、サソリの毒はいささか誇張されて喧伝されているというのが本当らしい。

 

そうは言ってもミの場合、そもそも雑食性を示すこと自体が、生息地の生物相あるいは生物量/Biomassの貧弱さを示しているのではあるまいか。

 

 

上記を総合して導かれるのは、ミが爆発的繁殖力を示すことは相当考えにくいのではないかという推論である。要検討。

 

 

一方プについては、北米プレーリーの生態系の重要な要素(i.e. プのいなくなった草原が砂漠化する)として保護されることもあれば、害獣として駆除対象とされることもあり、駆除には毒ガス等が用いられるほか、巣穴にホースを差し込んで生体を吸い出す掃除機様の駆除器具(@_@)も開発されている由。
つまるところ、日本におけるシカあるいはカラスに近い扱いなのではあるまいか。

 

プが害獣扱いされる理由は、草食動物だから植物への食害かと思ったらどうやらさにあらず。
ひたすら穴を掘りまくる穴居生活者のため、農作物に害を与えること、家畜が巣穴で足を折ること、スタジアム等の地面をボコボコにして使い物にならなくしてしまうことが挙げられている。

 

しかし、その繁殖過多による脅威(そもそも何に対する?)については、一説に直近1世紀で駆除等により個体数の98%が減少したとされること、数種あるうち絶滅危惧種入りしているものが複数あること、日本を含む輸出先で逸出個体の繁殖による固有生物相の撹乱の問題が特に発生していないようである(ヌートリア、タイワンリス、ワカケホンセイインコ、ブラックバス等を想起せよ)ことからも、特段の挙証のない限り失当であろう。

 

思うに、プ要保護説には、駆除そのものやその方法に対し、特に哺乳類に対する動物愛護の観点から残虐であると非難する主張が、他方、プ脅威説(if any)には、それらを正当化する意図が入り込んでいるかもしれず、さらにはそのいずれに対しても、人間偏重の立場を脱し得ていないという視点がまたあり得よう。今少し知見と考察を必要とするように思われる。

 

ややオーバードライブ気味につき話を戻しまして。

 

日本ではペット、もといイマドキ的にはコンパニオンアニマル(政治的に正しい表現)として認識されることもあるプだけれども、これに水を差したのが、ペスト等を媒介するとして実施された2003年の禁輸出入騒ぎで、米FDAが2008年に輸出禁止解除方針を出した後も、現在に至るまで日本政府は輸入禁止を解いていない(特定外来生物の問題が絡んでいるかと)。従って、現在国内で流通しているのは禁輸措置以前に輸入されたものの繁殖個体である。もっともプはこれらの感染症に対する抵抗性が弱くて数週内に死ぬので、いわゆる中間宿主化することはなさげ。
この意味ではまた日本におけるドブネズミに近い立ち位置か。

 

このように、プとミは対極的と言ってもよい特徴(名前だって、犬と猫。)を持っているのにもかかわらず、一般的に存する「どっちだっけ?」感はどこから来るのであるか。

 

一つには、両者とも群れを作って生活するという社会性の強い動物であることが影響しているのでしょう。

 

特に、捕食者predatorであるミでは、年長の若い個体(つまり兄姉)が年下の個体(弟妹)の世話をするヘルパー行動が見られ、サソリの捕り方なんかの高度な教育を行うらしい(こないだテレビでもやってた)。♀は出産してないのに授乳までやるってんだから驚きです。

 

ミの場合、1つの群れの中で繁殖に関わるのは基本的に1ペアのみ、従って上記のヘルパー行動はわりと理解しやすい気がする。
一方、プは一夫多妻型の群れなのだそうで、そのような行動はあるんですかねえ?特に♂は縄張り意識が強くて、草食動物のくせに争いの多いことは事実のようです。

 

相似点についてはもう一つ、両方ともしばしば直立することがよく知られている。ここが「かわいい」になるわけですな。
でも、プでは補食者の襲来に備えた見張り、ミでは朝に体を暖めるための日光浴という違いがあると。

 

 

まとめると、プは人間の生活に近接した領域で生息することに伴う問題があり、ミではハンターとしての本性(攻撃性?)に起因する問題があり得るにせよ、いずれも脅威と呼べるほどのものは認められないという結論が現段階では導かれるようです。
むしろ脅威にさらされている方かもしれなかったりして。

2010年3月 9日 (火)

Mamma Mia!!

またもや冷たい雨が降り、まだまだ冬の気温な今日の関東地区。午後に急遽、横浜の関内でのセミナー出席が入り、それも4時には終わっちゃいました!

で、直帰なのをいいことに、これまた急遽、横浜中華街で<下丸子の宴>用の食材探しを敢行しようと画策するツルであった。つべたい雨の中っ!ま、保存食品系かなー。


で、今日の画像は、深い意味はないけど、ツルの会社の近くのおうちで飼われてるミーアキャット(@_@)。初めて見た時は大層びつくりでした。

天気のいい日にはこうやって↓ブロック塀のカドっこ(わざわざ崩してフェンス状に直してある!)から顔を出して、直立日向ぼっこをしてはります。ワシントン条約上どうなんよ、ってのがツルの職場でのもっぱらの話題。

生ミーア。

ナゼに一般家庭でミーアキャット??生ミーア?!ナンマ・ミーア!!と叫びたくなります・・・

2010年3月 7日 (日)

アプリコットの新花

祝!初開花

またまたまた、新たなミニカトレアが咲いてきました!しかも今回は初花!なんか、今年はランの当たり年だな〜。

多分、フラスコ入りの苗を友人の海外旅行土産にもらったものだと思う。かなーり経ってる。栽培約10年目にして初めて花を見ました(@_@)

当然、品種名とかはわかりませんが・・・

ちょっと専門的に言うと、アプリコット色のコンカラータイプ。単色花、一色花という意味です。あ、制服者のconquerorじゃなくてconcolorね。
すなわち、真ん中から下に伸びてるリップ/lip(唇弁)の色が、他の弁と(ほぼ)同色のもの。

も少し詳しく言うと、ランにおいては;

・真横に伸びたペタル/petal(花弁)
・上方に伸びたドーサルセパル/dorsal sepal(背萼片)あるいはアパーセパル/upper sepal(上萼片)
・下方左右に伸びたラテラルセパル/lateral sepal(側萼片)あるいはロワーセパル/lower sepal(下萼片)

の色と、リップの色が異なるのがむしろ普通で、これをバイカラー/bicolorと呼ぶ。
大型のカトレアなんかだと、トリカラー/tricolorの方向に改良が進んだものもあるけど、逆に単色に美しさを見出だしたのがコンカラーということになります。
東洋蘭なんかだと「素心花」ですね。「素」は「白」のことだから、「中心が白い花」の意味。

ちなみに、ランの花のセパル2種計3枚は、植物学上は花弁じゃなく萼なんです。これは別に珍しいことじゃない。ユリ科(例えばチューリップ)やヒガンバナ科(例えばスイセン)やアヤメ科(例えばフリージア)もみんなそう。だから、ここら辺にはいわゆる萼らしいものがないんです(フリージアなんて、それっぽいものがついてる気もするけど、あれは萼じゃないんだね)。

このように花弁と萼片の外見に差異が少ない場合、前者を内花被片、後者を外花被片と呼び、総称して花被片と呼びます。

で、先日ご紹介した赤いミニカトレアや、昨年咲いた黄色いミニカトレアはバイカラー、今回のはコンカラーなわけ。

あ、先日の白いシンビジウムもコンカラーですね。シンビは最近コンカラーが好まれている気がする。上品な雰囲気があるからでしょう。
シンビのコンカラーといえば、四半世紀ほど前にSleeping Beauty“Platinum Bird”という黄花の品種が出てきた時の衝撃は大きかったなー。それまで、澄み切った黄色のシンビなんてなかったからねー。初めて見たのは博多の天神地下街の北側の広場、20鉢ほど洋蘭をディスプレイしてあって(人気投票とかしてたんじゃなかったかと)。姉もたまたま同じものを見てて、あれはすごいって後から話し合ったもんです。
その後、これの子供のLovely Bunny“Othello”が1992年に東京ドームの蘭展で日本大賞つまりグランプリを取ってますね。実家にもこの兄弟株の“Juliet”があったっけ。

で、蘊蓄はそんぐらいにして。このカトレアはどうなんよ。アプリコットカラーというのもなかなか微妙な色でねー、いまいち純度というか彩度が低いことが多くてさ。この花も、ちょ〜っとベージュっぽい感じがするんよね(例によって色の再現には苦労しました^^;)。
ただ、橙系のランの花って、初めはがっかりするような色で咲いてきて、日が経つに連れだんだん冴えてくるのが普通なんだよね。あー、ピンクのスイセンも黄色のヒガンバナもそうだ。この花もまだ開き切ってないぐらいの段階なので、今後もっと色が乗ってくることを期待しています。

2010年3月 5日 (金)

赤と白(今日はアップで)

朝の光の中に 乳白のニュアンスを

こないだの画像は全体像だったので、今度はアップでご紹介。

よさげでっしょうが。

2010年3月 3日 (水)

赤と白(あるいは白と黒)

赤いミニカトレア 白いシンビジウム

今ツルの自宅で咲いてる蘭、またまたご紹介します。

まずは赤(あるいは<白>)、みたび登場ですが、へへ、ついに4花揃い咲き。
左端は前回も前々回も登場した花。初めに撮影したのが、えーっと1月23日だったから、なんと!丸々1ヵ月以上咲き通しているわけ、おぉ(^o^)v

そして白(あるいは<黒>)、こちらはシンビジウム。博多の実家から動かした株だったかな。リップに淡くピンクが乗るだけの上品な色合い、花形もふっくら。
なんと、こちらも1鉢から3つも花茎が!わりと花立ちのよい個体なんですが、3本立ちは初めてだなー。

2010年3月 2日 (火)

シンビジウム植え替え法

シンビの植え替えの最適期は春、新芽の動き出す直前です。冬に置かれていた場所の温度にもよるけど、まあ、4月に屋外に出すちょい前かな。言い換えると、植え替えて1週間ほどは室内で養生し、その後徐々に外に出していく、という感じ。
秋にも植え替え可能ですが、シンビは冬〜早春咲きが多いので、秋植えは場合により花芽を飛ばしちゃうことがなきにしもあらず。

植え込み材料がいかにも古くなってたり、根(すごく太いよ)が鉢の外に出てきたりしたら植え替えのサイン。目安としては2〜3年に1度でしょう。水苔植えなら毎年だけど、最近シンビの水苔植えはあまり見ないようだし。

まずは、作業に取りかかる前に材料準備から。普通の草花用の培養土はダメですが、シンビ専用の用土がホームセンターや園芸店にも売ってますので、適当に。僕は「ネオソフロン」の確かS粒(カトレアならM粒ね)以外は使ってないです。結果は悪くないけど、フルイにかけたり水に浸したりと、最初の準備がちょっと手間かな。そのまま使ったっていいんだけどね。

あ、鉢の底には、3センチ分ぐらい、軽石(大粒か中粒)を敷くのも忘れないで。これも「鉢底石」としても売ってます。赤玉土の大粒などでも結構。
今植わってる鉢から抜いた時、一番下を探ってみて、そのようなものが入っていれば、それを再利用することも可能ですが・・・プロの生産者だと、使わない場合もあるのでね。

要するに、多孔質の粒状の礫を一番下に入れて、水排けを良くするわけ。どんな鉢植えにおいてもこの鉢底石は必要ですが(ただしハスやスイレンのような水生植物は除く)、特に、水保ちより水排けをよくしたいサボテンや多肉食物、ランなどでは量を多めにします。

より高度な栽培技術を要する東洋蘭なんかだと、植え込み材料(つまりは多孔質の砂利)を粒の大きさで3〜4つに分け、一番大きいものから順に鉢に入れていく、なんてことをするぐらいなんよね。

鉢をあまり大きくしないのもポイント。もちろん、前に植わってた鉢でも結構ですし、根が入りきれないぐらい育っているようなら一回り大きくしてもいいし、さらに大株になってれば、2つ(以上)に株を割ってもいいんだけどね。なお、多分プラ鉢植えでしょうが、生育のためには素焼き鉢の方がベターです、特にラン科の根は空気を好むので。


ランの場合、他と異なり、古い植え込み材料は残さず全て取り去り(時間がかかります、特に植え替えをサボってた場合なんか)、黒ずんだり腐ったりしてる死んだ根(すぐわかります)も切り取って、新しい材料で植え替えます。

ま、こんなとこかなー。難しそう?シンビは葉が長く伸びて比較的場所を取るのが難点ですが、コレを伸ばさにゃー花も咲かないので観葉植物になり果てちゃいますしねー。がんばって来シーズンも咲かせてね!

シンビジウム管理法

さる友人から、「頂き物の蘭の手入れを教えてくれ」との問い合わせを受けたので、ちょっと蘊蓄ぶちかましつつ、2回に分けてお返事。

-----

画像が横になっちゃった・・・

画像、確かに蘭ですね。きっとラン科Orchidaceaeのシンビジウム属Cymbidiumの一種だと思います。上品な品種ですねぃ。

・一本の花茎には複数の花が穂状につき、
・葉っぱは剣のように細長くて地際から出ており、
・花茎以外に茎や幹はない

のであれば間違いなくシンビジウムです。

シンビは洋蘭の中では低温性で咲かせやすいですよ。部屋の中なら特段の加温は不要です。

水は、地表が乾いてからやる感じ。ランの場合、乾いて「から」、てのがポイントかな。まあ、鉢植えの灌水量は温度にも大きく左右され、夏と冬で、特に屋外なら10対1ぐらい、冬に室内に取り込むものであっても5対1ぐらいは違います。

シンビの花期は長いけれど、下の方の花が萎れ始めたら根元から切り取って切り花で楽しむ方が、株が疲れなくて後々のためによいですネ。長くても1ヵ月が目安かな。

八重桜が咲く頃に陽当たりのよい屋外に出し、陽に当てながら育てていきます。
ただし、初めに外に出すのは曇りや雨の日からとし、理想を言えば1週間ぐらいかけて日光に馴らしていくのがよろしい。
どんな植物でもそうですが、晴れ渡った青空の日にいきなり外に出したりすると、30分でも日焼けを起こします。人間と同じ、でも葉焼けは治らないのだ。
特にランは春〜夏あたりまでしか新芽が展開しないものが多いので、この時期の日焼けは当然、生長に悪影響があり得ます。初心者の犯しやすいミスはここ。

シンビはわりと日光を好みますが、真夏は多少遮光した方がよいとされます。ま、西日は当たらない方がイイ、ぐらいの感じで。ただ、真夏の特に夜の高温すなわち熱帯夜なんかはよくないんで(花芽が形成されにくくなる)、できれば夕方に鉢の周囲に打ち水するとか、輻射熱の強いベランダには直置きせず何かの台に置いて床から離した方が望ましいです。プロの生産業者は、夏に「山上げ」をやるぐらいだから。風通しもいいに越したことはありません。

肥料はまあ洋蘭用のもたくさん売ってますが、液体のストレートタイプのが使いやすいかな。とにかくランは肥料をやり過ぎないことで、規定量は守りましょう。


んでもって、一番の大仕事、植え替えのことは・・・

To be Continued...

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