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2010年3月 7日 (日)

アプリコットの新花

祝!初開花

またまたまた、新たなミニカトレアが咲いてきました!しかも今回は初花!なんか、今年はランの当たり年だな〜。

多分、フラスコ入りの苗を友人の海外旅行土産にもらったものだと思う。かなーり経ってる。栽培約10年目にして初めて花を見ました(@_@)

当然、品種名とかはわかりませんが・・・

ちょっと専門的に言うと、アプリコット色のコンカラータイプ。単色花、一色花という意味です。あ、制服者のconquerorじゃなくてconcolorね。
すなわち、真ん中から下に伸びてるリップ/lip(唇弁)の色が、他の弁と(ほぼ)同色のもの。

も少し詳しく言うと、ランにおいては;

・真横に伸びたペタル/petal(花弁)
・上方に伸びたドーサルセパル/dorsal sepal(背萼片)あるいはアパーセパル/upper sepal(上萼片)
・下方左右に伸びたラテラルセパル/lateral sepal(側萼片)あるいはロワーセパル/lower sepal(下萼片)

の色と、リップの色が異なるのがむしろ普通で、これをバイカラー/bicolorと呼ぶ。
大型のカトレアなんかだと、トリカラー/tricolorの方向に改良が進んだものもあるけど、逆に単色に美しさを見出だしたのがコンカラーということになります。
東洋蘭なんかだと「素心花」ですね。「素」は「白」のことだから、「中心が白い花」の意味。

ちなみに、ランの花のセパル2種計3枚は、植物学上は花弁じゃなく萼なんです。これは別に珍しいことじゃない。ユリ科(例えばチューリップ)やヒガンバナ科(例えばスイセン)やアヤメ科(例えばフリージア)もみんなそう。だから、ここら辺にはいわゆる萼らしいものがないんです(フリージアなんて、それっぽいものがついてる気もするけど、あれは萼じゃないんだね)。

このように花弁と萼片の外見に差異が少ない場合、前者を内花被片、後者を外花被片と呼び、総称して花被片と呼びます。

で、先日ご紹介した赤いミニカトレアや、昨年咲いた黄色いミニカトレアはバイカラー、今回のはコンカラーなわけ。

あ、先日の白いシンビジウムもコンカラーですね。シンビは最近コンカラーが好まれている気がする。上品な雰囲気があるからでしょう。
シンビのコンカラーといえば、四半世紀ほど前にSleeping Beauty“Platinum Bird”という黄花の品種が出てきた時の衝撃は大きかったなー。それまで、澄み切った黄色のシンビなんてなかったからねー。初めて見たのは博多の天神地下街の北側の広場、20鉢ほど洋蘭をディスプレイしてあって(人気投票とかしてたんじゃなかったかと)。姉もたまたま同じものを見てて、あれはすごいって後から話し合ったもんです。
その後、これの子供のLovely Bunny“Othello”が1992年に東京ドームの蘭展で日本大賞つまりグランプリを取ってますね。実家にもこの兄弟株の“Juliet”があったっけ。

で、蘊蓄はそんぐらいにして。このカトレアはどうなんよ。アプリコットカラーというのもなかなか微妙な色でねー、いまいち純度というか彩度が低いことが多くてさ。この花も、ちょ〜っとベージュっぽい感じがするんよね(例によって色の再現には苦労しました^^;)。
ただ、橙系のランの花って、初めはがっかりするような色で咲いてきて、日が経つに連れだんだん冴えてくるのが普通なんだよね。あー、ピンクのスイセンも黄色のヒガンバナもそうだ。この花もまだ開き切ってないぐらいの段階なので、今後もっと色が乗ってくることを期待しています。

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