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2010年9月

2010年9月30日 (木)

このお彼岸の成果

葉や茎より根の方が多いんです

8袋分の雑草。帰省中の努力の結晶。

お盆の時より数は少ないけれど、今度は「草むしり」じゃなくて、スコップまで動員した正しい(!)「除草」をやったのですわ。手間は思いっきりかかったけど、少しは状況も変わってくることでしょう。ま、一部エリアだけなんだけどね。
何にせよ、今度はだいぶ気温も下がり、作業がやりやすかったのは助かりました。

まー何しろススキやカヤときたら、根っこ(正確には地下茎)が異常なまでに縦横無尽に張り巡らされてますから。スコップがすぐには土に入らないこともあったりする。悪性の雑草なり。この地下茎から根絶しなきゃ意味がないのんよ。

でも、地道にこの地下茎根絶にいそしんでるカンケーで、数年来雑草軍勢の大侵攻を受けまくっていた実家庭園@博多も、このところ少しずつながら押し戻してきているのだぎゃ。

めざせ!Bletilla Garden!!
今や無人の実家庭園だけど、ススキなんぞを駆逐し、シラン/紫蘭属の各種の花で満たすのが最終目標なんです。
コレクションはすでに実家庭園@博多&空中庭園@下丸子で着々と進めてるもんね。数えてみたら現在12種(たぶん)!まだ欲しいものはあるんだけどさー。

シランの仲間は美しくかつ丈夫という二大美点を併せ持ってるから好きなのだ。こんなに鑑賞価値の高いのに野生蘭だなんてね。もっとも、花が目立つせいか自生地は激減し、レッドデータブックにも載ってるらしいですが。

中国産の種類だって持ってるもんねーだ(と自慢するほどの珍品でもないけど)。日本のBletilla属の花にはない、黄色の色素を持っているんだよね。カロチノイド系色素なのかな?
ということは、いつの日にかオレンジ色のシランなんていう夢の品種が作出されるなんてこともあるんだろうか・・・・・・

次に実家庭園で作業できるのは年末年始だ。またがんばるぞー!!

2010年9月22日 (水)

睡蓮宮、五の宮 ほか

睡蓮の時期なんてとうに終わったはずなんですが、今朝、いきなり咲いてました・・・温帯性睡蓮。まさかこの時期咲くとはね。しかも、スリップスの被害もなくキレイに。善哉善哉!

なにやら造り物めいて 心なしか管物菊めいた咲き方でもあり

四番花が咲いたのが7月13日だったから、まるまる2ヵ月以上経ってから再開花したことになります。こういうこともあるんだー。

思うに、ここへきて6〜7月ごろの気候と似てきたのかも。温帯性睡蓮ってあまり暑いと咲きにくいのかな?

その一方、秋冬らしい?ものも姿を現しました。

キンカンの幼果

キンカン・ベイビーです。金柑ってのは年に数回花が咲くのだけど、確か、初回開花の花にだけ実がとまるてなことがあるらしい。今年はその気配もなくて、結実は諦めとりましたが・・・
ま、いずれにせよ自家生産分だけでおせち料理の甘露煮ができるほどじゃありませんけど(^_^;)

2010年9月18日 (土)

地上庭園@下丸子の一大事:第二候補

第二候補はギンバイカ。こちらは地中海原産、フトモモ科Myrtus属。

ギンバイカ1

ギンバイカ2

は?フトモモ科?って感じですが、ユーカリ、グァバ、フェイジョア、クローブ、はてはギョリュウバイ、ブラシノキまで含むという科なんです、って言ってもあんましピンとこないか。なんかどれも、雄しべの目立つ花を咲かせる感じ。

雄しべがいっぱい!

このギンバイカもそうで、5弁の純白の円い花弁に雄しべが放射状にたくさん広がった小花を咲かせます。白玉の様なる蕾もいと可愛らし。ということはやはりウメの花に似てくるわけで、銀梅花の名もそこから来てるんですねきっと。
あ、色やサイズは違うけどビヨウヤナギ/美容柳or未央柳(オトギリソウ科)の花に似てるかもしれない。

ビヨウヤナギも雄しべがいっぱい!

第一候補のトキワマンサクとの対比で言えば、やはりやや濃い茂みを作り、刈り込みに耐える感じだけど、葉っぱはより小さくて艶やかな濃緑色の照り葉。

つやつや

葉の質感はアベリア/ハナゾノツクバネウツギにちょっと似ているかも、でももうちょっと力強い雰囲気で背も高くなる。アベリアみたいに年中ダラダラ咲きまくるなんて無節操なことはなくて(笑)花期は5〜6月、ちょっとトキワマンサクより遅い印象。
適度に目新しいという観点からは、トキワマンサクと同程度かなー。

もう一つ、この木は名前の多い木でもあります。
標準和名はギンバイカだと思うけど、ギンコウバイ/銀香梅、ギンコウボク/銀香木、イワイノキ/祝の木などとも呼ばれていて、このあたりはいわゆる園芸名というやつじゃないかと思う。
葉っぱに芳香(ちょっとユーカリぽい)があってハーブとしても扱われ、この場合はマートル・リーフと呼ばれたりする。
香りのゆえか、戦勝記念の冠や婚礼の飾りなどにも用いられてきた由。つまりはゲッケイジュに似た役どころなんでしょう。
上記の別名も、こういったところに着目したものだと思われます。

ハイネの詩によるシューマンの組曲「ミルテの花」はこの木のこと。ゲーテの「ウィルヘルム・マイステルの修行時代」の中の「ミニヨンの歌」にもミルテが歌われているし、アンデルセンの「即興詩人」にも出てくる、という具合。
こう見てくると、どうやらヨーロッパ文化の「南方への憧憬」を反映するイメージで親しまれてきた植物のようで。

ちなみにこれをテンニンカ/天人花としている場合もあるようだけど、標準的にはこの名前は近縁の別の植物Rhodomyrtusを指します。Rhodoは「赤」の意味ね。

これがテンニンカ

ギンバイカにケチをつけるとすれば、葉の香りは確かによいのに、花の香りにはちょっとクセがあるところ、強いものではないけれど。うーん、あえて言うなら正露丸のような・・・西洋の花嫁は正露丸の匂いのブーケを手にしているのだよ(苦)

寒さにはあまり強くなさそうだけど、都内なら大丈夫だろうと踏んでいる。実は近所に庭植えしてあるお宅があって、何の問題もなさげ。
懺悔すると、前に斑入り葉品種を育てたことがあったのだけど、初めての冬に枯らしちゃった・・・寒さというより根詰まりが原因だったようで、案外根張りのよい木なのかもしれない。空中庭園@下丸子の数少ない(?)失敗の一つです(T_T)

購入した時、だいぶ迷って斑入りのものにしたんだけど、これもプチ後悔した。この木の最大の魅力は、濃緑の葉に純白の花の対比という点にあるんですよ(力説)。斑入り葉ではこのコントラストがどうしても弱くなっちゃう。花どきのみならず年中楽しめる利点はあるけれど、でもギンバイカが斑入りである必然性もないだろう、と思えてきちゃうんです。
花どきの見事さが他の時期にも自ずと思い出される、そんな楽しみ方も園芸にはあるのではないかなと。
こういう心持ちって、微妙に日々の管理に影響してくるんだよねーー。(だから枯らしたと言いたいんかいオノレはっ)

花も葉も美しいというところからは、トキワマンサクよりむしろ一般受けはよいかもしれません。
それでも「第二」とする理由は、濃い照り葉という点で隣のサザンカとやや同系列ということがややひっかかるからです。葉の小さい分、変化はつくのでしょうが。

2010年9月13日 (月)

Nelumbo Diary #33 (2010 Final)

曇天下 夏が終わる

とうとう、今年の蓮の開花もこれで最後のようです。碧翠蓮。

確かによく咲いた。暑い暑い夏を涼やかに彩ってくれました。

・・・と情緒的に終わる、わけがない。昨年の最終開花日はいつだったのだろうと調べてみたら、2009年9月12日。1日しか違わなかったことであるよ(@_@)

まあ、誕生日を祝ってくれてるんだと思うことにしよう。

2010年9月12日 (日)

黄色い花2種、なれど

夏の終わりの陽気、という感じになってきつつある都内です、微妙にだけど。

ここへ来て昨日、睡蓮が一輪咲いちゃいました・・・しかも、今までの温帯性スイレンではなくって熱帯性、今年の新顔、初開花。友人からの頂き物なんですがね。

ホントに熱帯スイレンかぁ!?

青い色のを期待してたんやけど、これまた黄色でしたぁ・・・それはいいや。でも温帯性のと見分けがつかない・・・
しかもまた花弁に傷みが・・・きれいじゃないわぁ。くそう、スリップスめ。

水深のある容器がなくて、水面下わずか3センチに鉢土の表面がきてるって感じの劣悪な栽培環境を強いていたのですが、そこをちょちょいと改善したら早速咲いた次第。でも撮影のタイミングを少々逸しちゃった。

うーん、来年はマジメに青花熱帯スイレンいっちゃおうかしら。今、青い花ってここにはないしね。

そしてもう一つの黄色い花、ゼフィランサス・シトリナも久しぶりにまとまって咲いてきました(明日咲きそうな蕾もありっす)。

ゼフィランサス@空中庭園@下丸子

前回の集団開花が7月29日の降雨の5日後の8月3日、今回が9月8日の台風の4日後の12日。雨後にばっちり咲きだすのはレイン・リリーの名に恥じず、です。
ここんとこずーっと咲いていなかったのは、雨がずーっと降っていなかったから。どんなに水やりをたっぷりしたって咲くわけじゃないのに、雨が一旦降るとこれですけん。気温やら気圧やらも関係しているのでしょう。ここぞとばかりに蕾を持ち上げた感じ。

これでバイオテロ再開っす!マンションのエントランスにジャックしたやつも咲いてます(^^)

ゼフィランサス@地上庭園@下丸子

2010年9月 8日 (水)

台風の日の朝焼け

昨夜はちょっと缶酎ハイなんか呑んだらまんま寝入っちゃって、起きたらもう朝でした・・・酒のせいで異常に早く目が覚めちゃった。

外を見たらまだ日の出前、今日は久しぶりに雲が多いなと思っているうちにどんどん空が茜色に染まり始めたので、急いで撮影。

午前5時07分
午前5時07分の空

午前5時09分
午前5時09分の空

午前5時26分
午前5時26分の空

嵐の前の燃えるような朝焼け。たった20分の間にこれだけ姿を変えてゆきます、Wonderful!黎明シリーズ、第2弾(やったね)!!
早起きは三文の得、怪我の功名なれど。

今日は関東辺りも台風が通過するとか。午後の降水確率は70%になってます!多分8月初め以来、ずっと降っていないので、さぞ恵みの雨となることでしょう。暑さもきっと一段階するはずだ。(そしてゼフィランサスも久しぶりの雨に蕾を持ち上げてくるはず)

てか、5時50分、もう降りだしたじゃん!!

2010年9月 7日 (火)

地上庭園@下丸子の一大事:第一候補

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そんなこんなを心楽しく妄想しつつ、今心に引っかかっている樹種は・・・
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総合的に勘案すると、二つほど候補があるんですよね。いずれも常緑樹の中から、一応。

まず第一候補はトキワマンサク。中国南部原産。
トキワマンサクちゅうても知らんわいっちゅう人の方が多いでしょう。こんな花です↓

トキワマンサク(白花)

時々街中でも見かけますよ、新しめの住宅の垣根とか。最近増えてきてます。

いわゆる、花らしい花ではない系、だろう。でもそこが極めて現代的。
早春に黄色い花を咲かせるマンサクとは異なり、花期は5月。
赤花もあるけど(その中にも緑葉と赤葉とあるけど)、ここはシンプルにすっきりと白花でいきたい。淡ーい黄緑がかった白の花です。そばに赤いサザンカとピンクの八重ツバキがあるのも考慮、咲く季節は違えど、一応。

白花アップ 赤花アップ

葉っぱはサザンカぐらいの大きさ、でも照り葉じゃない。葉色もやや浅め。わりに濃いブッシュを作る。育てたことはないけど、強剪定に耐える印象。

ケチをつけるとすれば、葉に微妙に産毛が生えたような感じなので、そこが好みが分かれるかもしれないな。

ちなみに、マンサク/Hamamelis属かと思いきや、トキワマンサク/Loropetalum属というのがあるそうで。

トキワマンサクと言えば必ず思い出すのは、小石川植物園にあるみごとな大木のことです。
たまたま行った時、見上げるような大木に雪が降り積もったかのように白い花が群れ咲いていて、何かと思ったらトキワマンサクだったのですごくびっくりした。普通、群植して生垣に仕立てたぐらいのものしか目にしないので。

小石川のトキワマンサクの大木 でかっ!

ほんとに美しい木で、一旦伸び上がって樹冠を形成した枝がなだらかに枝垂れながら下りてきて、ゆったりと広がっている。しかも、枝の内側に入るといい具合に空間ができていて、テーブルと椅子を持ち出して木漏れ陽のもと午後のお茶でも楽しみたくなる、そんな優美さです。

枝垂れて木漏れ陽が 座って時を過ごすのにいい空間が

生垣やマンションの植栽ぐらいの狭いスペースじゃここまで仕立てるのはとても無理だけど、少しでもあの美しさを再現できればと思います。

2010年9月 5日 (日)

イランイラン;花の中の花

イランイランの花が見ごろ、香りごろ。

蒼穹シリーズNo.15(a) 蒼穹シリーズNo.15(b)

例によって例のごとく今日も狂おしいまでの青空、で蒼穹シリーズ、No.15認定っす!

黄色い花は(スイレンもそうだけど)色が出しづらくて・・・なので、実際にはこの2つの画像の中間ぐらいの色合い、ツルのディスプレイでは。地味めのクリーム黄という感じ。

どうも、昨年より花が大きいだけじゃなく、香りもすこーし違ってきている気がするなー。今年の方が好き。

イランイランの香りって、花の終わりがけ、こんな風に緑から黄色に変わってきたころが最も香気が高いとされていて、これで作ったレイなども萎れかけて見栄えが悪くなったあたりがむしろよく香る。
若い花はちょっとビニールっぽいような香りで一癖あるんだけど、やがて熟成が加わって芳香を醸し出してく、そんな感じ。
昨年はその最後のところが十分出し切れてなかったんだな。

2010年9月 3日 (金)

地上庭園@下丸子の一大事、またつづき。

楽しい妄想はまだまだ続きます。

落葉樹でもいいのなら、選択肢は一気に広がる。

まずはナツツバキ、ヒメシャラ、エゴノキあたり。今どきのライト感覚の雑木林てな雰囲気の代表選手。日本産のものだけど、最近多用されてます。これらの樹種の場合、他の木が隣接していることは空中湿度の確保につながり、プラスに働くのじゃないか。

落葉性のマグノリア類、すなわちモクレン、コブシも、大きくなるけど捨て難い。特にここはいわゆる「○イ○ンズマンション色」した建物なので、ハクモクレンの白い花なんか映えることでしょう。

ついでに言えば、常緑性のマグノリア、つまりタイサンボクあたりも心惹かれるものはあるのだけれど、なんぼなんでも立派になりすぎそうで−−−
あ!バナナの香りの花が咲くオガタマノキあたりもよいかも!しっかし変化球やなー(笑)

春先、葉に先駆けて花の咲く、いわゆる花木/カボクと呼ばれる一群も、一本あればそりゃあ華やぎますよ。
その中じゃ、比較的横張りしなさそうなのはカイドウかなー。女性的な美しさという点ではバラ科の花木の中でもピカイチ!「海棠の雨に悩める如く」ってアレですね。でもやっぱ、日当たりや広さの点で無理だろうなぁ。あまり行儀のよい木ではなさそうだし。
それに、ツバキとサザンカがすでにあるので、冬〜春に花期が集中しすぎるのももったいない感じ。

花じゃなくて葉や実の美しいものだと、そうだなー、カラーリーフプランツつっても、まさか今どきキンマサキじゃあるまい。黒葉や赤葉、銅葉の樹種はちょっと印象が強すぎるだろうし、できれば黄斑よか白斑だろうなあ(斑入り植物、案外弱いな俺って)。
マユミやツリバナあたりの赤い実も微妙によろしいかも。

まあ、今のサンゴジュだって常にまる禿げなんだから、ほとんど落葉樹じゃないかって気もしてますが(-_-;)
ちなみにサンゴジュを食い荒らしまくってる輩はウリハムシ様の甲虫であることが判明。調べてみたらその名も「サンゴジュハムシ」なる種類がいた!コイツに違いあるまい!

そんなこんなを心楽しく妄想しつつ、今心に引っかかっている樹種は・・・

To be Continued, Again...

2010年9月 2日 (木)

Nelumbo Diary #31, 32

ちょっと大きめが#31 ちょっと小さめが#32

また今日も暑いです。
また今日もダブルで咲きました。
いずれも小舞妃蓮。暑いせいか、ほんとによく咲き続くもんです。

でも、ほんの少しずつ、だけど確実に、花弁数が減ってきてはいる感じ。昼間の熱暑は変わらないけれど、夜風が少しずつ涼しさを増してきているのと同じ。
朱夏、衰えを見せつつあり。

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