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2011年4月 1日 (金)

蓮舫よ

あなたは一体、今、何をやっているのか。

当初「襟立て」が何かと話題になりましたね

あの時期に都内のコンビニやスーパーで物資払底の様子を視察した(3月17日(木))のは、千歩も譲ってまあ良しとしよう。だってあなたは「消費者及び食品安全担当相」なのだから。
ちなみにそれが百歩の譲歩では利かない理由は、その視察が被災地でも計画停電対象地でもない、東京都23区内(コンビニは千代田区のセブンイレブン、スーパーも江東区木場のイトーヨーカドー)だったからである。

ホラ、千代田区。

入閣当初から宿命のようについて回る「パフォーマンス大臣」というStigmaはあなたが一番意識しているだろう。それを拭い去ることなく、その立場に安住したままでの視察ではなかったか。だからこそ、時間の無駄以外の何物でもなかったと感じられるのではないか。

何に驚いているのやら

ツルは何も現地に行けばよかったと言っているのではない。

この視察が行われた3月17日(木)の午前中と言えば、すでに首都圏全体が完全に非常事態に入っていた時である。原発にせよ、停電にせよ、刻一刻と状況が移り変わる中で、政治あるいは行政にこの上なく高度な舵取りが求められていた時ではなかったか。
首都圏の物資不足も誰もが知るところとなっていた最中に、当該視察を行うことに、一体どのような意義があったのか。

消費者及び食品安全担当相にその時強く求められた責務は、当然予想される(首都圏の)買い占めによる一時的物資不足を、強制力をもってでも解消する手立てを講じることではなかったか。

消費者及び食品安全担当相としてのあなたにとって、「一刻の猶予もならない」とはこの意味においてでしかなかったのである。

しかし、それはまだいい。「政治家の現場視察」には、デメリットもあろうにせよ、メリットもあるはずだから。

やはりここでも問題になるのはタイミングのことだ。

あなたが、「内閣府特命担当大臣」として、行政刷新担当相(2010年6月任命)、消費者及び食品安全担当相(2011年1月任命)に加えて節電啓発等担当相に任命されたのが3月13日(日)。
東電管内で計画停電が開始されたのが14日(月)。
石原都知事と会談したのが14日(月)。
「国民の皆様へ」なる節電啓発メールが発信されたのが14日(月)〜16日(水)。
「不測の大規模停電」が予想されたのが18日(金)。

消費者及び食品安全担当相としての17日の視察はある意味絶妙なタイミングだったかも・・・(-_-;)これは皮肉です。

次にあなたが取り組んだ仕事は、セ・リーグ開幕問題。(それがなぜ節電「啓発」等担当相の職務なのかとは思うが。)

セ・リーグが、一旦、予定どおりの3月25日(金)開幕を決めたのが17日(木)。
監督官庁の文科省がナイター自粛を通達したのが18日(金)。
セ・リーグが「3月29日(火)開幕・4月5日(火)ナイター開始」に延期したのが19日(土)。
あなたが「ナイター開催に私は慎重意見」と表明したのが同じく19日(土)、と思ったらどうやら20日(日)。
「高木文科相に配慮を要請した」と表明したのが21日(月/祝)。
NPB(日本野球機構)等の報告に対して「29日開幕等の科学的根拠を示せ」等として突き返したのが22日(火)。
結局セ・リーグがパ・リーグと同日の4月12日(火)開幕としたのが24日(木)。

この問題では、プロ野球、なかんずくセ・リーグが槍玉に挙げられているが、ツルが注目しているのはそんな(正直、些末としか思えない)ことではない。

あなたが意見を表明する際に多用されたのが、記者会見よりむしろTwitterだったことである。
今回、全メディアの中でも特にTwitterが相当程度に有用であったことは決して否定しない。(阪神淡路大震災の時に「固定電話はダメだけど携帯電話は使えたよね」などと言っていたのがまさに隔世の感あり。)
しかし、その有用性はあくまで緊急情報、生活情報に関わるところで発揮されたのではないか。リアルタイムに流されていく情報として。

政治家が公人として、その責務に係る問題を「呟く」ということの是非が、ツルにはまだ理解・判断できていない。現時点では否定的。
ありきたりの「国政報告」とは違うのだ。ちなみに「蓮舫オフィシャルブログ」では、地震後の更新は、現在、22日(火)に1回のみ『現代ビジネス「蓮舫レポート」』と題して「不要不急の購買を控えて」とのお願いが記されている(節電啓発等担当相としての発言はなし)。

そして現在に至る。寒さもだいぶ緩み、プロ野球開幕問題もひとまず解決した今、節電啓発等担当相としてのあなたは、何の政策を実行/推進しているのか?

14日(月)の石原都知事との会談で得られた成果は何だったか。

和やかに始まった、かに見えたが

この会談で話題となったのは、会談そのものではなく、都知事が後に謝罪に追い込まれた、会談後の「天罰」発言だけである。
都知事に「スーパー堤防は必要だ、仕分けで切り捨てられてしまったが」と言われてあなたは「それは非科学的」と切り返したが、15分間の予定が実際には5分で終了してしまった。
そりゃそうでしょー。スパコン問題(「2番じゃどうしてだめなんですか?」)でもいささかの遺恨ある石原都知事との対決、いや「お願い」だからね。
このくだりは結局メディアからほとんど無視/黙殺された形となってしまった。啓発の効果、さらにナシ。

再度問う。「節電啓発等担当相」のあるべき姿とは何か?


あーーー、スッキリしたーーー
今日はApril Fool。(微笑)

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