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2011年5月 4日 (水)

鬼剪定@大輪八重緑萼

Bletilla Gardenに向けてひたすら除草に勤しまねばならんことはわかってるのですが。

裏庭の白梅が突拍子もなく伸びていたので急遽鬼剪定。ちなみに後ろの白いネットは、お隣が外壁の塗り替えをなさるとのことで張ってあるもの。(Beforeは撮りそびれました、スマソ)

横幅をちょい詰めました


長い枝では1m近く伸びてた・・・この木は裏庭にあるので、年末の植木屋さんの手入れの対象外だったんですよ。
それにしても、前回帰省はお正月、その前は昨年9月だったよなあ。その時なんで剪定しなかったんだろ?雨が降ったりしたのか、それとも除草に全精力を注ぎ込んでいたのか。

この梅こそ、福岡県山門郡山川町(現 みやま市山川町)にあるウメ専門の生産業者、その名も床しい「御座敷梅林 青輝園」で20年ほど前に買い求めた「大輪八重緑萼」3本のうちの1本なり。おっほん。残り2本は空中庭園@下丸子にて鉢栽培中です。

昔からウメがなんとなく好きだったのはひょっとしたら母親の影響(梅の図柄の食器なんか集めてたし)かもしれない。ツル家の家紋が梅鉢であることも微妙に関係してるかも。今でもサクラより好きです。

やっぱ早咲き一重の野梅性白梅が一番イイとは思うんだけどさ。香りも一等高いようだし。
一方で、子供の頃から、白梅には二つのタイプがあることも気づいてました。萼が赤茶色のものと、緑色のものと。前者が圧倒的多数で9割方はこちら、後者はたまーに見かける程度。でも、後者を見つけるとなんだか嬉しかった。離れて見ると、萼が緑のせいで白さが際立ち、全体がとても清らかな感じがして好きだったんですよね。

長じて、後者のタイプを「青軸性」と呼ぶことを知りました。欲しくなってウメの園芸書で調べたら、青軸性にもいろいろな品種があるとやら。この花の白さ清らかさを最大限に楽しむためには、敢えて一重ではなく八重をというわけで「大輪八重緑萼」に狙いを定めました。

で、ちゃんとしたところから買いたくて関東でも探してたんだけど、ウメってどうやら人気が凋落傾向にあるのかな、なかなかそんな専門業者が見つからない。ある時、山門郡に住む叔母にそんな話をしたら青輝園のことを教えてもらったわけ。灯台もと暗し。

ここ、すごいんですよ。花どきになると、いかにも農家って感じのおうちの座敷の中に、古木老木の大きな盆栽をたくさん並べて飾るんです。高さ2mほどのものもザラ。まさに「御座敷梅林」。こんなとこ、他にあるかしらん。一見の価値ありの超ローカル名所。
しかも、さすがはプロだと感じ入るのは、枝先に至るまで一輪一輪が実に力強く花開いているんですよね、鉢植えなのに。

まるで時代劇のセットのよう これぞ「御座敷梅林」

すぐに手紙を出したところ(時代を感じるね)、「大輪八重緑萼の親木はありますが、あまり出る品種ではないため現在お売りできる苗はありません。接ぎ木をするにも今は適期でないのでしばらくお待ち下さい」という丁寧な返信が帰ってきた。おおー、なんか感激。
で、結局1年後、帰省した時にもらい受けに行きましたよ。忘れもしない、暮れも押し詰まった12月30日だった。若山富三郎(若い人は知らないよね、昭和の名優です;勝新太郎のお兄さんでもある)を優しくしたような年配のご主人が出てきて応対してくれました。1,500円×3本、存外安かったのでちょっとびっくり。

この時に買った木がやっとここまで育ってきたわけです。強い剪定を繰り返してるせいか木がいまだに老成せず、なかなかしっかりした花が咲いてきませんが、まあ、ウメってそんなものでしょう。今からだよ、今から。

夜光る梅の蕾や貝の玉
      榎本其角

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