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2011年9月27日 (火)

地上庭園番外編@ふつかいち 序

お盆に博多に帰省した時初めて知ったのだけど、ツルの長姉も、自分の住んでるマンションの管理組合の理事長になってました・・・いよっ、理事長姉弟(+_+)
しかも、ツルの住まうマンション@下丸子(66戸)に比べ、3倍近い180戸以上!話を聞いてると、えらく大変な仕事みたい。ツル、ちょっと反省です。

福岡市郊外、筑紫野市二日市(ふつかいち)にあるそのマンションで、この夏(?)、アプローチに沿って植え込んであるサツキが一部枯れちゃったそうな。
そこで、頼りになる(?)弟、園芸ヲタクのツルにお尋ねが。「放っておくわけにもいかないし、次に何植えたらいい?」

うーん、サツキがこの時季突然枯れるなんて水やりの不備以外のナニがあろうって感じはいたしますが、まあそれは措いといてと。(あ?まさか、最近被害が増えているという、コガネムシ類の幼虫の仕業ではあるまいな?)

まずは画像送ってもらったらこんな具合↓

手前に覗いてるサツキが奥まで植わってたわけ

枯れた部分は5m×0.5mぐらい、ということは十数本ってとこだろか。二、三日であっという間に枯れちゃったらしい。背後に並んでいるのはカイヅカイブキ、高さは2メートル弱とみた。

やっぱり、サツキを補植するってのは避けるのが無難だろうなあ。ツツジ科には(にも)嫌地現象があって、サツキの後にサツキを植えてもあまりうまくいかないはず。それに、ツツジ科はいずれも根が極めて細かいので、乾燥にはそもそも強くなさげ・・・街路樹とか公園樹として植えられているツツジなんかも真夏に茶色く立ち枯れちゃってるのをよく目にするし(>_<)

姉が第一に挙げた候補はご存知アイビーあたり。次に話題に上ったのは、玉ツゲとか、あるいはハマヒサカキとか。

玉ツゲ ハマヒサカキ

ううーん、ちょっと待ちなはれ!ひと捻りとは言わぬまでも、せめて四分の三捻りぐらいは入れようじゃないか。

在りし日の景色を思い浮かべてみた・・・
丈高いカイヅカイブキで西陽から守られて繁みを作り、時季が来れば紅い花をつけて人々の目を楽しませていたはず。
そうなると、後に植えるのはやはり蔦や柘植じゃ物足りないのじゃないか。てか、「枯れたサツキの代わりに植えた」のでしかないという印象が住人の心には長く残るでしょうよ。CS度すなわちCustomer Satisfactionの問題。何か新しいものがそこに生まれるものではない気がする。つまんねー、というより、せっかくのチャンスなのにもったいないという感じ。

ちなみに、蔦あるいはアイビーと呼ばれる植物には2つの科があり、ウコギ科キヅタ/Hedera属と、ブドウ科ツタ/Parthenocissus属。
前者のキヅタは常緑性で別名フユヅタ。ウコギ科の代表選手といえばヤツデで、キヅタの花も確かにちょっと似ています。対して後者のツタは落葉性で別名ナツヅタ、秋にきれいに紅葉するのはこちらです。こちらはいかにもブドウの仲間らしい花実がつき、巻きひげや吸盤もあります。
♪「蔦の絡ま〜るチャペ〜ルで祈り〜を捧〜げた日〜」ってのはどっちでしょうかねえ。ツル的には後者のイメージなんだけど。♪「枯れ葉の〜散る〜ま〜ど〜べ〜」だしね。(いずれにせよ時代感古過ぎの暗過ぎっ)。
園芸上は、Hedera helixを中心とする前者の方が品種も多くてよく用いられているはず。

また、玉ツゲというのは、イヌツゲなるモチノキ科の植物の変種、マメイヌツゲ(マメツゲ)の玉仕立て品のこと。で、柘植ってのも蔦同様、このモチノキ科のイヌツゲと、ツゲ科のツゲ−将棋の駒や櫛の材料なんかにする、いわゆる本柘植−と、二つの植物を意味し得るんです、ややこしい。園芸上はマメツゲ・イヌツゲの方が多用されてると思いますが・・・。密生する濃緑色の小さな葉が反り返って丸く膨らんだ感じになるのがマメツゲの特徴ですね。葉っぱがもっと浅緑でまばらにつく感じなのがツゲ。ぶっちゃけ前者の方が美観を呈する。

とまあ、こんな蘊蓄垂れてると、サカキとヒサカキとハマヒサカキの異同なんかまで面倒見なきゃいけなくなりそうで、いつまで経っても本題に入らない。で、ここいらは軽くスルーしてと。

姉貴曰く「陽当たりは極めて良い」と。てっきりマンション建物の南か西に位置してるんだろうと思ったら、詳しく聞いてみると、どうやらなんと北側らしい。このマンション、背が高かった記憶があるんだけどな・・・
また、前提として、マンションには管理人さんがいるわけだから水やりの管理は(まあ)できる、年に1〜2回の業者による剪定は入る、ぐらいのことは想定(or 期待)。

そうこうして、姉貴とのDiscussionを踏まえ、Merit/Demeritそれぞれ考えに入れて検討した結果は次回より展開いたします、乞うご期待。

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