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2011年9月28日 (水)

地上庭園番外編@ふつかいち その1(下)

ヒューケラ(ツボサンゴ)
ヒューケラ

明るい黄緑からダークな黒紫まで様々な葉色のものがあり、カラーリーフプランツとして人気上昇中。画像のダークレッドのはツルの栽培品です。ギボウシと人気を二分する勢いだけど、彩りが豊かなこと、常緑であることはギボウシにはないメリット。ちょっとかわいいピンク〜白系の小花も咲く。ユキノシタ科で、そう言われれば確かに葉の質感がユキノシタやダイモンジソウに似てるかな。ただし、その辺が好みの分かれるところかもしれません。
暑さに弱いと書いてあったりもしますが、育てていて特にそうは感じないんだけど・・・品種により強弱があるのかも。西日は好まないかもしれないですね。殖え方は緩やかです。

アジュガ(セイヨウジュウニヒトエ)
アジュガ アジュガ 花のアップ

グラウンドカバープランツとしてよく名前が挙がるようになりました。草丈は低め、斑入りのもある。春にシソ科らしい青紫〜紫の花を一面に咲かせます。十二単というのはちょっと名前負けな感じだけど(笑)。半日陰を好むようではあります。ランナーで殖えるタイプのはず。

タマシダ(ネフロレピス)
タマシダ

日本にも自生していて、ツデーシダ(TodayじゃなくてTeddyなんだそうな)とかボストンファーンなどもつまりはタマシダの品種。福岡県粕屋郡古賀町(今や古賀市ですっけ)の旧長姉邸にもあったね。丈夫で、在来種なら日当たりでも耐寒性にも特に問題ないと思う。
胞子植物たるシダ類は進化の系統樹の中では下位に属するわけだから、水や湿度の要求度合いが高いように思えるけど、案外乾燥に耐える種類もあって、さしずめタマシダあたりはその最右翼。「吊り忍」に仕立てて涼感を楽しむシノブなんかもそうでしょうな。
けど、諸々考慮してもこの植物の本質的な問題として残るのは、日陰の草としての「裏」の印象が強いシダをなんで「表」に植えるんだ、ってところだと思う。たとえば、いくら花がきれいでも、エントランス回りに八重咲きドクダミなんか植えるわけにはいかないっしょ(偏見?実は鉢栽培してんだけど)。それと同じ。もちろん、シダなんて花が咲かないからつまんない、って向きもあるでしょうしね。

ネモフィラ・インシグニス・ブルー
ネモフィラ ネモフィラ 花のアップ

ぶっちゃけ、これはかなりの変化球。だって一年草だし。それでも敢えて挙げる理由は花の美しさ。5月頃に咲く花はオオイヌノフグリを5弁にして5倍ぐらいに引き伸ばした感じ、カラーパターンもそっくりで、爽やかさ全開です。ハゼリソウ科なんて科があったのかよって感じの北米原産。英名Baby's Blue Eyes、こりゃ納得。軽い土を好み、酸性土と過湿と窒素多肥と移植とを嫌うってとこをクリアすれば、過保護にしないぐらいが丁度いいって具合で手はかからんらしい(をいをい)。サツキが酸性土を好むのとは反対だな・・・
ちなみにこの花の日本一の名所は茨城県ひたちなか市の国営ひたち海浜公園です。ここは日本一のスイセンの名所でもありますが(きっぱり断言)、ネモフィラも圧倒的。「空の青、海の青、花の青、三つの青にいちどきに包まれる」ってのが売りらしい、まだネモフィラ見に行ったことはないけど(今年は震災余波で一時休園してたらし、残念)。

ひたち海浜公園のネモフィラ

おそらく北海道は網走郡大空町東藻琴の芝桜公園あたりを意識してるだろうと思う。ちなみに、芝桜公園って最近各地に増えていて、紋別郡滝上町、栃木、群馬、秩父(@埼玉)、そして愛知にまでできているのだ。あのピンクにゃいささか食傷気味、そんな中で敢えてスカイブルーを選んだひたち海浜公園に一票。

今日はここまで。次回は樹ものからです・・・

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