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2012年2月11日 (土)

あ、今日は母親の命日だ。

1984年に亡くなったからいわば二十九回忌ってことになるわけか。はー。

母は俳句を詠んでいた。いわゆる現代俳句と呼ばれるもの。同人にも所属して結構熱心にやってて、句集も「邂逅」「花柊」の2冊ある(後者は遺句集ですが)。全国女流俳句大会だかなんだかで二席に入ったこともあったらしい。

母の句から一応代表句となっておりマスものをちょっとご紹介。


虹二重双生児のわれら誰から死ぬ

黒き凧見つけて天に歩み寄る


「虹二重」の句は作者が双子の姉妹(の姉)だったからこそできたわけですが、強い力を持った句ですよね。ちなみに片割れの妹の方(つまりツルから言えば叔母)は今も存命・・・この叔母はこの句のことがお好きではないんだけど。でも、先に死んだのがこの句を作った方でよかった気もします・・・・・・

「黒き凧」の句も、こちらまで一歩大きく歩み出してしまいそうなスケールを確かに感じさせる。
母の葬儀の際、会葬御礼の葉書にこの句を刷り込んだんですね。実は父が選んだのは虹二重の句だったので、それにツルも含めて子供たちが猛反対し(だって双子の片割れがどんな風に思うんよと)、じゃあそう言うなら他のをお前たちが選び出せってことで、超特急で句集の頁をめくってこの句に差し替えた次第。あれは焦ったなー、時間が限られてたし。ぴったりの句を選び出せたとは思いますが(手前味噌)。
その時長姉が「黒き凧の句は確か昔同人誌の俳句カレンダーにも選ばれてたと思うわ」と言い出した。へっ!?何それ?聞いたことないよそんなもん。どうやらある年、所属していた句誌で、同人たちの句を毎月一句ずつ入れて絵を添えた、葉書サイズのカレンダーを作ったことがあったらしい。
探したら、確かにありました!それがこれです↓

黒き凧

おお、新珠の歳の初めの1月やんけ!巻頭句状態。お正月らしく金地で華やかに。
1964年かー、東京オリンピックの年だ、ツルが知らんはずやわ(残念ながら生まれてっけど)。今年と同じく、辰年だったんですね。

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