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2013年1月 1日 (火)

もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その19:クロタン&マメタン・あずたん・しいたん)

(承前)

あらたまの としたちかへる あしたより
 またるるものは うくひすのこゑ
     (源氏物語 若菜上)

あけましておめでとうございます。
愚blog「空中庭園@下丸子」、今年もどうぞよろしくお願いいたします。

さて、新春一発目の塩キャラ斬りは、おせち料理に欠かせない食材から爼上に載せてまいります。
どうでもいいけどツルはお正月の黒豆を煮くのが上手でして・・・(えへん)。だ・か・ら。

兵庫県篠山市
丹波篠山黒まめ検定イメージキャラクター
クロタン・マメタン
塩崎栄一(グラフィックデザイナー)
クロタン&マメタン

[丹波黒大豆]そのものをプラットフォーム化したところが塩キャラにしては冒険的!(か?)
2007年11月に報道されてるから、同じモチーフで作られた【その8】の筑前町「ちくちゃん」や【その17】の京丹波町「味夢くん」よりも早いんですけどね。塩キャラにも時折見られる[ペアキャラ]で、真っ黒なまんまじゃナンだというわけか[枝豆]と市の花[ササユリ]を加え、[鉛筆]で試験イメージを出してるんですな。久しぶりに[ン系ネーム]です。
でもこのササユリ、リアル過ぎて塩崎一族とはタッチが違うような気がする。選考側で描き加えたのかも。そもそもササユリの花らしくない。色が淡紅色じゃないし、弁の反り具合なんかもちょっとクドいし。どうせわかるまいとばかりに、近縁のテッポウユリから描き起こしたものかもしれません。

「丹波黒大豆」は京都府の京丹波町でも使われてるアイテムだし、一体兵庫と京都のどっちの専売特許なんだ!!ってことになるわけだけど。丹波篠山ってのはもともと兵庫県と京都府にまたがる地域なので、このお豆にも兵庫産と京都産とがあっていいんです。

2008年6月から始まったこの「丹波篠山黒まめ検定」、「筆記試験の上位20名が実技試験に進める」、つまり実際に栽培を体験できたり、先立って過去4回行われていた「チャレンジ検定」の問題を篠山市の「丹波ささやま黒まめ課」で閲覧できたりと、それなりにユニークな企画ではあったようなんですがね。
いかんせん、2009年の第2回で応募が半分以下に落ち込んでしまい、2010年からは休止になっちゃった。黒豆騒動、こっちが赤面。「丹波ささやま黒まめ課」も「丹波篠山黒まめ係」に格下げです(いずれにせよなげーよ)。2005年辺りから急速に盛り上がった各地の同種イベントも多かれ少なかれ同じ運命を辿っている由。
キャラの定着どころではない、「もうやめようよ、ご当地検定とか。」です、マジで。

次のキャラクターは上記といわば双子(三つ子か)的な関係に立つのだと思う。時期もほぼ同じですし、愛称も[ん]つながりですし。

兵庫県
丹波大納言小豆マスコットキャラクター
(佳作)あずたん
塩崎栄一
あずたん

こちらは兵庫県のキャラクターです。幸い、最優秀賞「丹波のあずきー」by 栗山照州(福岡市)は今もお亡くなりにはなっていない様子。
これも丹波地方の名産品、和菓子には欠かせない小豆の最高グレード[大納言小豆]がプラットフォーム。「豆」キャラってこう料理するしかないんですかね、「かぶりモノ系」以外だと。高く掲げたのは[おはぎ]か[ぼた餅]でしょう。鉢巻きは[豆絞り]にして( ̄ー ̄)ってとこかな。

丹波黒豆にせよ大納言小豆にせよ、あるいは丹波栗にせよ、どうして丹波の農産物ってあんなに粒がでかいんでしょうね。ツルは京都に住み始めた頃、秋に八百屋に並んだ栗を見て、あまりの見事さに博多の実家まで送ったことがあったもん。

黒豆が「クロタン」「マメタン」、小豆が「あずたん」ならば、椎茸も推して知るべし。

三重県四日市市
ユーユー・カイカン
(運営:リプロ株式会社)
しいたけキャラクター
しいたん
塩崎えいいち(66歳:デザイナー)
しいたん

ほら、[ん]ですよ、[ん系ネーム]。これも[シイタケ]そのものをプラットフォームにして、[ハート]は無農薬・安心を表現しているそうな。けど[No.1ポーズ]には特段の意味はなさそう。やけにシンプルな仕上がりのせいか、やたら説明的な文字要素が目につくって感じです。[市名]が書き込まれているのが不思議なんだよね、一私企業のキャラクターなのに。
そもそもこのキャラクター自体謎の多い存在ではある。いろいろ読み込んでみても「しいたけキャラクター」なのか「無農薬菌床しいたけキャラクター」なのか「よかいちよっかいちしいたけキャラクター」なのか、よくわかりません。「よかいちよっかいち」というキャッチコピー自体だって実体がよくわからない。

ただ、このリプロという会社の「地域活性化推進室」なる部門と何らかの関係がありそうです。
そう、これこそ塩ピーへの突撃インタビューを敢行した伝説の会社だす!(くちなしさま、情報ありがとうございました)

同社の運営する「ユーユー・カイカン」は、いわゆるスーパー温泉というかスパリゾート施設であるのは間違いないんですが、何やら営業内容が手広げ。大衆演劇(今やスパ施設は大衆演劇の大切な活動拠点なんです)をはじめ、青果市・鮮魚市・フリーマーケットから各種教室までいろいろ。これらの事業活動を通じてご当地を元気に、ということらしいんです。
で、2010年4月から無農薬菌床シイタケの栽培にも取り組み始めた、これが障害者の就労支援でもあるという次第。別途「ユーユーハウス株式会社」という会社を設立してやってるぐらいだから、ちゃんとした事業マインドがあってのことなんでしょう。「三重県や四日市市は障害者の雇用率が全国的にも低い。地域全体で住み心地のいい町にしていきたい」とコメントされているし、同推進室のページを見るとこの辺りのことが結構ガチで書いてある。ツルは活性化ってキャラ作りなんかより要はこういうことなのかなって風に思ったんですがね、つまり肯定的に。

車に乗って大阪まで出かけ(しかも家族連れで)、インタビューを取ってきたのはここの室長さん。全国各地でフットサルに関わってこられた方のようで、現在は地元チームの監督もされてる様子。アナタの方がよっぽど「アウトドア」かつアクティブ!ですがな(笑)↓

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(2010.12.06)
塩崎さんに会ってきましたよ

よかいち よっかいち椎茸キャラクター公募の大賞に輝いた大阪在住の塩崎さんに直接大賞のご報告と副賞の受け渡しをと思い妻と娘(0才)をカメラマンとして同行させ行ってまいりました。
副賞は、5万円としいたけ1kgとユーユーカイカンの入泉券をご用意しました。
高速道路を乗り継ぎ、サービスエリアで食いあさり、大阪につくときにはお腹をパンパンにし、いよいよ塩崎さんのご自宅の前に
扉あけるとそこには、娘さんと塩崎さんの姿が、早速表彰式に・・・。
諸事情により、塩崎さんのお顔は出せません・・・ので、私の顔でご勘弁ください。
塩崎さんは、とても若々しく、アウトドアな感じの優しい方でした。
塩崎さんありがとうございました。弊社社長にはきちんと報告できましたので!!
四日市方面に起こしの際は、是非お立ち寄りくださいね!!
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おっ、「塩崎家の娘」がっ(一瞬)!?まさよかあゆみかは知らねども(笑)

締めもお正月らしく、百人一首から。

天津風雲の通ひ路吹き閉ぢよ
 乙女の姿しばし止めむ
     僧正遍昭

(続く)

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