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2013年1月20日 (日)

超初歩的うちなーぐち

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愛称の「クックル」はうちなーぐちで「こころ」を意味する[くくる]からきていた。
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琉球語って、基本的に母音が弱勢に流れて「アエイオウ」が「アイウ」になる、そして「キ」は「チ」に置き換わる。

「くくる」← 心
「うちなー」← 沖縄
「くーぶ」← 昆布
「そーみん」← 素麺
「じゅーしー」← 雑炊(ものはちょっと違いますが)
「くーすー」← 古酒(3年以上寝かせた泡盛)
「こーれーぐーす」← 高麗胡椒
「じーまみー豆腐」← 地豆豆腐

こーれーぐーすは、泡盛に島唐辛子を漬け込んだもの。唐辛子のことを「胡椒」と呼ぶ習慣は九州にもあって、大分の「柚子胡椒」は柚子と青い唐辛子/Chilli Pepper(赤唐辛子のもあります)と塩から作られ、胡椒/Pepperは使われていない。これに麹(糀?)が加わると新潟の「かんずり/寒摺り」、ざっくり言えば。いずれも「なんにでも入れていい」的万能系卓上調味料。

じーまみー豆腐は、いわば琉風胡麻豆腐ってな一品ですね。胡麻豆腐や胡桃豆腐が胡麻/胡桃と葛粉から作られるのと同様に、地豆とサツマイモ澱粉が原料で、いずれも原則として大豆の豆腐は入っていない。豆使わないのかと思ったらやっぱり使うんや(笑)。
地豆とはつまりピーナツ。花は普通に枝の上で咲くのに、その後花柄がするすると伸びて土に潜り、地中で実を結ぶことからつけられた名前。「落花生」と同じ感覚でしょう。因みにツルの母親なんかは殻つきのピーナツのことを「俵豆」って呼んでましたっけ。

前回取り上げた「ちんすこう」も、「金楚〓」あるいは「珍楚〓」が語源らしい。「〓」は「米羔」を1文字にしたもので「コウ」と読む。中華系スイーツでよく目にする漢字ですな。

ア、食いもんばっかだ

「やちむん」は「焼き物」のこと、「がんばれ」の意味の「ちばりよー」はおそらく「気張れよ」だろう。「かりゆし」の語源は「嘉例、佳し」ということだし、Thank youの意の「にふぇーでーびる」は「二拝で侍る」、「いちゃりばちょーでー」なら「出で合えば(みな)兄弟」の互助精神を表した言葉。

この辺りさえ覚えておけば、アナタもお近くの沖縄料理店で彼女に物識り顔ができるわよ

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