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2013年11月19日 (火)

【番外編】志とは裏腹に Part 1-b(阿蘇草原再生・放牧畜産基準認証)

(承前)

立志による阿蘇草原再生と作者不明の放牧畜産、発表されたのは前者が2009年の3月16日、後者が4月20日。どうやって立志は事前に後者のデザインを知り得たのだろう?ひょっとすると時系列の把握に誤りがあるのか?それともまさか、後者も立志作品だったのだろうか?!

よくよく調べてみると、8月の第9回阿蘇草原再生協議会の資料に次のような一節があるのを見つけた。

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登録出願の準備を進めています

商標登録は、任意団体である(法人格を持たない)阿蘇草原再生協議会としては出願することはできないため、環境省が出願します。現在、協議会事務局が商標登録の出願手続きの準備を進めていますが、その過程で、第8回協議会で最優秀賞に選定されたロゴマークと似かよったマークが商標登録に出願されていることがわかりました。

登録するマークについて改めて選定が必要

今回の類似の度合いは登録が可能な範囲と思われますが、ロゴマークは「一見して人の目を引く」、「他の商品等と区別ができる」といったことに活用する意味があります。
また、先行出願者は畜産関連団体であり、似かよったイメージのマークを使った場合、見た人が混乱することも考えられます。
以上から、選定されたマークでは登録しないこととし、優秀賞2作品の中から改めて選定したうえで、出願手続きに入ります。

先行して出願手続きが行われているロゴマーク

●出願人:
社団法人日本草地畜産種子協会
H21年2月23日出願

〔中略〕

(備考)
H20.10/1〜11/10 公募、最優秀賞 立志哲洋氏
-----

そうか、そういうことだったのか!!同じ作者だったとは!!立志は類似作品を同時期の別の公募にも出していた。「まさか」が実際に起こってたんですねsad。商標登録の先願権は放牧畜産の側にあったから、発表は先だったとは言え阿蘇草原再生も諦めざるを得なかったんだ。

上掲資料の「登録出願の準備を進めています」という見出しはかなり不自然ですね。だって「先日選んだ作品では登録しない」という内容なのだから。
本文の文言にも巧妙なトリックが隠されていて、「最優秀賞を取り消した」とは一言も言っていない、「選定されたマークでは登録しないこととし」とあるだけで。「今回の類似の度合いは登録が可能な範囲と思われます」とも書いてあるから、むしろ取り消さなかったことを窺わせる。
となるとだ、「野草紙使用の表彰状」だの「副賞の商品券5万円分」だのの返還請求も行われなかったのであろーか(下世話、butひょっとしたら税金)。

かくして仕切り直しとなったこの公募、優秀賞4点のうち最上位をすんなり採用するかと思いきや、上位2点で改めて決選投票をやった結果、2席だった作品が逆転を決め、採用の栄誉に輝いた次第。やれやれ、手間取らせやがって。要らぬ費用もどれだけかかったと思ってるんだよ、つまらぬ自己パクりのために。

いや待て、実はそうではなかったのかもしれぬ。阿蘇草原再生協議会もそんなに甘ちゃんではなくって;

「最優秀賞を取り消さないことにすれば、今度の採用作品のために新しい予算をつけたりしなくてよいではないかよのぅ」

てなことを考えたこすからい小役人がいたんじゃないの(*_*)。かくして新ロゴの作者には表彰状も商品券も贈られなかった、とかさ(@_@)。とすれば驚嘆すべきことです、可哀そうなは外された方ぢゃなく、選ばれた方でござい。
そうなりゃ一方、類似ロゴを重複応募した立志は双方から報酬を得たことになる。ツルに言わせりゃ不当利得です。ああ、妄想が広がっていく、天使が消えていく。

おかしいのは、この後のデザイン補整については記載が整っていること。なんだか、読んでてひやひやしますけど(笑)。

阿蘇草原再生(新version応募案)阿蘇草原再生(新version最終版)

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阿蘇の草原のイメージを強調するため、

(1)「双葉」→「ススキ」に持ち替え

ロゴを見やすくするため、

(2)英文字→削除

の変更を加え、「阿蘇草原再生ロゴマーク」としました。
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でも、この騒動、まだ後に尾を引いた。2010年3月10日に開催された第10回阿蘇草原再生協議会では、「阿蘇草原再生ロゴマーク使用規則」の次の条項を削除している。

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(商標権)
第3条 ロゴマークは、環境省が商標登録を受け、商標権者となり、その使用に係る権限を協議会に付与する。
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改正理由が大仰天です。

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ロゴマークの商標登録を中止したため。
現状では、登録は環境省名義以外に考えられないが、その場合、国の財産となり、いかなる利用に際しても使用料が発生し、構成員による積極的な活用が難しくなることがその理由。
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はぁ!?!?何だよそのグダグダは!馬鹿じゃあるまいか。事務方は何をしていたのだ。
だいたい、商標登録しないんなら、繰上げも必要なかったんじゃないのかねと茶々を入れてみる(爆)。

全く、里山の自然を保全するとも世界遺産登録を狙うとも、大変かこつですたい。

(続く)

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