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2013年12月31日 (火)

もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その74:さんぎたん・ものつくり大学)

(承前)

もう一つ、この秋の今井弘実スタイル最新モードを。ってもう冬だわ。とにかく年を越えないうちに。

山形市
山形県立産業技術短期大学校
マスコットキャラクター
さんぎたん
今井弘実(大阪府:自営業)
さんぎたん

こっ、これは・・・。[USA系]と言おうか、[へのへのもへじ系]とも異なる[象形文字系]と言うべきか。一応Unidentified Small Animalということにしておきます。イニシャル[山]をモチーフに、[レンチ]を手に技術向上を目指し、ものづくりを担う若者の姿なんだとか。盛りアイテムが極少であるのは取り敢えずまあよかろう。創立20周年記念でこの9月に決定したものです。

問題は愛称だす。当然「山形県立産業技術短期大学校」→「山技短」→「さんぎたん」と思うじゃないですか、部外者としては。[山]デザインだし、塩崎Dogmaにもよく沿った[ん系ネーム]だし(デザインと愛称のワンセット募集だった模様)。ああいや、これは大胆な発想の転換によって略称を愛称にまで昇華させたcleverな力業って言わにゃいかんか。「ものづくり」にも必要なセンスですねっ(^_^)。でも、話はそんな簡単なことでもなさげ。

「産業技術短期大学校」とは、職業能力開発促進法(旧 職業訓練法)に基づく「職業能力開発短期大学校」に属し、厚生労働省の所管するいわゆる省庁大学校。高度技能者の養成を目的としてるわけです。この「産業技術短期大学校」の名のつくところは全国に5校ある(他は岩手県立・茨城県立・神奈川県立・山梨県立)。ご当地のが一番歴史が古いようですが。

山形県立の学園祭は「産技短祭」。一方、岩手県立もその通称/略称を「産技短」としてるんですね。山梨県立だって、どう転んでも「さんぎたん」になる(^^)。
うーん、じゃあ山形県立産技短の[山]型キャラクターの愛称の意味するところは、「山技短」なのか「産技短」なのか。ひょっとしたらこれって「広域地名」的な僣称ではないのかね(笑)。これは岩手県立産技短へのツッコミでもありますが。

・・・あたしゃまたてっきり「山魏胆」か「参議丹」ってな漢方薬のことかと思ったよ、ってツル代婆さんが。

この問題を解決するには、5校全部の共通キャラクターにしちゃえばいいんですよ。何だったら兵庫県尼崎市にある「産業技術短期大学/College of Industrial Technology」を仲間入りさせてもよろしい。紛らわしい名前だけど、ここは「鉄」が強みだそうな。日本鉄鋼連盟によって設立された一般私立短期大学です。とは言え、これも趣旨は似ているでしょうし。

もっとややこしいこと言いましょうか。この「山形県立産業技術短期大学校/Yamagata College of Industry and Technology」のほかに、山形県長井市には私立の「山形工科短期大学校/Yamagata Institute of Technology」という職業能力開発短期大学校だってある。こちらは「木」に特化しているようです。ああ混乱してきた。ワンパターンなのはキャラクターだけではないっすね(笑)。

しかしですよ。そうした高等教育機関が、ものづくり思想のステレオタイプな解釈よろしく、「わかりやすさ」だけでキャラを選ぶってのもどうかと思うんすけど。山形県立産技短のアドミッション・ポリシーを読んでも、「レンチ片手に」が当てはまりそうなところはごく僅かです。そこはやっぱり、地元の工業高校とか他の産技短とかとは違う立場があるはずだろう。あるいは理念や将来像と、あるいは実態と、かけ離れとりゃせんのかね、学生諸君よ。

この塩キャラには謹んでこの塩ロゴを合わせましょう。

埼玉県行田市
ものつくり大学
ロゴタイプ
塩崎アユミ(グラフィックデザイナー)
ものつくり大学

山形県立産技短よりちょっと歴史浅いけど、開学10周年を記念して、2009年11月にロゴマーク(by 工藤和久)とともに決定されたものです。因みにここも私立大学、ちょっと意外。

「ものづくり大学」じゃありませんよ、「ものつくり大学/Institute of Technologists」ですよ。哲学者(か?)の梅原 猛先生(本学の総長でもあった)がおつけになった校名ですよ。ものづくりの合間に「柿本人麻呂水刑死説」の講義を受けたりしたのかしら。英文名称なんて、あのピーター・ドラッカー博士に命名いただいたんですよ(マジ)、ありがたや。因みに当初予定では「国際技能工芸大学」という名称が考えられていた。
あっ!「ものつくり」って、「ものをつくること」じゃなく「ものをつくる人」のことだったんですね。「Technologists」だもん。清音なのもそういう使い分けか。

しかし、へー(・o・)、アユたんったらこんなとこでまで(失礼)小銭稼ぎを。シンプル過ぎてコメントのしようもございません・・・けどね。

 賞 金 5 万 出 し て
 こ ん な の か よ

ああ言っちゃった。本学の学生にパソコンで作らせりゃ10分の1で10分でできたかもしれないっす(こらこら(゚゚;)\(--;))。

・・・2013年をこんな風に〆ちゃってよいのかしら・・・

----------

超地味かつ底意地の悪い愚blogをご覧いただいている皆様、本年もどうもありがとうございました。「もうやめようよ」とはいいながら、あと半年ぐらいは書くことになりそうです、ネタの在庫はまだまだありますので(^-^;。その後はまた元の園芸blogに戻るもんねーだ。

皆様、よいお年を!

(新年も続きます)

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