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2015年1月12日 (月)

もはや盡きせぬ無明の闇キャラ(その2:く〜みん)

【2018.05.19 追記】
↓からさらに1年ほどが経ち、「く〜みん」の作者、ひょんなことから柿沼朝子と判明しました。詳しくは【2018.05.19「闇を払う若者たちとの対話:Session A」】をご覧下さい。

 

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【2017.01.05 追記】
以下の記事を書いた2年後になって、「く〜みん」の作者は柿沼朝子/小山朝子であると判断するに至りました。従って、塩崎一族を作者と見なした以下の内容は誤りですm(._.)m。詳しくは【2016.12.31「「く〜みん」に関する誤り等について」】をご覧下さい。

 

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(承前)

 

作者がどうしても判明しない、でも姿はどう見ても塩キャラ。そんな作品のぶった斬り、新年も続けます。

 

この手のものって、当初発表時に作者名が伏せられてしまったら、永遠にそこは葬り去られてしまうだろう。それに、作成年代が古くなればなるほど、作者名の情報なんてネット上から失われてしまうはず(かと思うと、何十年も前の自治体章の作者の名前がサクッと出てたりするのも事実だけど)。「無明の闇」と名づける所以です。

 

♪あれも塩 これも塩
 たぶん塩 きっと塩

 

そんなキャラクター、第2弾はこれ。まだまだわかりやすいよね。

 

沖縄県島尻郡久米島町
久米島町観光協会
久米島ゆるキャラ
く〜みん(本名 球美久米子)
(作者不明)
く〜みん

 

ちょいとややこしいんだけど、本名が「球美久米子」なのは、ご当地の古称が「球美島」だったから。でもさあ、「久米島のく〜みん」なんだから「久米球美子」ぐらいでいいでしょうよ、普通にわかりやすく覚えやすく(笑)。

 

プラットフォームとされたご当地固有種[クメジマボタル]はゲンジボタルの祖先に当たる種らしい。

 

この種は久米島町の「町の動物」に指定されている。

 

国・都道府県・市区町村のシンボルとなると、「花」「木」「鳥」なんかが多いわけだけど、その次にくるのが「昆虫/虫」辺りではないだろうか。そうなるとやっぱり強いのはホタルじゃないかしらん。やっぱり「発光する」という特別な昆虫ではあるし、【その104】にも書いたとおり、環境保護のアイコン的存在だし。

 

沖縄県島尻郡久米島町 町の動物(クメジマボタル)
鹿児島県薩摩郡さつま町 町の昆虫
宮崎県小林市 市の昆虫
愛媛県西予市 市の昆虫
山口県下関市 下関市の虫
長野県上伊那郡辰野町 特別シンボル(ゲンジボタル)
神奈川県横浜市旭区 区の昆虫
東京都日野市 市の昆虫
福島県南相馬市 市の昆虫
福島県喜多方市 市の昆虫
秋田県雄勝郡(おがちぐん)東成瀬村 村の虫
青森市 市の昆虫

 

旧 京都府船井郡八木町(現 南丹市) 町の虫
旧 宮城県栗原郡金成町(かんなりちょう)(現 栗原市) 町の虫

 

蘊蓄はほどほどにしといて、ツルはあれに類似してるとしか思わないわけですよ(失笑)。

 

【PNまつり 第9弾】
香川県高松市
むれ源平石あかりロード 石あかりキャラクター
あかりちゃん
オリオン
あかりちゃん

 

あかりちゃんは2013年10月発表で、2012年12月発表のく〜みんよりよほど遅いみたいだけど、募集時期で考えると、く〜みんの2012年10月〜 vs あかりちゃんの2012年8〜11月と、ほとんど変わらなくなるんだよね。ほれ、前から言ってるでしょ、「時期が近けりゃデザインは似る」。
塩キャラでめったにない特徴として見て取れるのは、強い「左右対称性」だけです。

 

く〜みんには[久米島紬]ということも謳ってあって、ツルは「紬」より「絣」に見えるじゃん、微妙だよと思ったけど、これは久米島紬の基本の色と柄なんだそうで。

 

塩キャラおなじみの[ん系ネーム]は、しかし年が明けて1月26日の久米島桜まつりで発表されてるから、デザインの作者によるものではないはず(^_-)。
着ぐるみデビューは4月7日、イーフビーチ海開きの時で、「頭の色は青い[空]とエメラルドグリーンの[海]、白い[砂浜]をイメージ」なんていう、いかにも南国な御託もくっついた。

 

しかし、このキャラに対する一番のツッコミどころはこれです。

 

ツバキ 久米紅

 

髪に飾った花は「久米紅/くめくれない」なる[ツバキ]とされていて、これは八重咲きのご当地固有種(亜種?品種?)。一方で中国から伝わったという説もあるから、ヤブツバキ/Camellia japonicaではなくトウツバキ/Camellia reticulataあたりの系統かもしれない。クメジマツツジとともに町の花になってます。

 

しかしだよ、そんな蘊蓄より、まさかでしょう、このデザインではどう見たってハイビスカス/仏桑華ではないか。雌しべが長く抜きん出るのはツバキにはあり得ないこと。今まで見てきた限り、塩崎一族は植物関係にはかなり疎いと考えられるので(デザイナーとしてはかなり特異なことかと)、この点も本作品の作者を塩崎一族と比定する上での有力な根拠になると思う。初めからツバキのつもりでこう描いたか(失笑)、あるいは作者が苦し紛れに南国テンプレでハイビスカスをあしらったかしたものを、制定側が無理くりに久米紅と言い張っちゃったなんてこともありそうですけど。

 

― Inspired by「愛の水中花」松坂慶子(作詞 五木寛之:1979.07リリース)―

 

(続く)

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