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2015年4月13日 (月)

【番外編】十年に一度の逢瀬:5(大竹市60周年・ガッツくん&ピースくん・コイちゃん・大竹市シンボルマーク)

(承前)

60周年モノ、数も多いしツッコミどころも沢山あるしで(^O^)、もう少し続けます。

広島県大竹市
60周年 PRロゴマーク
〔2013年8月発表〕
大竹市60周年

60周年 PRキャッチコピー
「大好き おおたけ 笑顔♪元気いつまでも」

派っ手ーーー、ひたすら[ハート]だらけ。子どもの頃の色覚検査を思い出すわ。

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(2013.08.29 中国新聞 抜粋)

デザインは市職員から募集した。ロゴは[ハート]マーク60個を使って数字の[60]を表現、第5次市総合計画のキャラクターを配している。
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ほぼ同時期発表の横浜市青葉区20周年ロゴ(2013年6月)と同様、純然たる公募ではなかったことになる。費用かけてまで公募に及ばずってことでしょ。周年モノってやっぱり地位低いのね。60周年記念日は2014年9月1日です。

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このロゴマークの中にはある「文字」が隠されています。ヒントは、漢字2文字です。
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60個のハートの中の異形piece2個 ...いや3個。わかりやすっ(笑)。

実はこのロゴマークとキャッチコピー、複雑なる時間的多重構造を有している。すごくめんどくさいんですよねえ(笑)。
まず、描き込まれた、のじゃなくて描き添えられたキャラはこれ。

広島県大竹市
第五次大竹市総合計画(わがまちプラン)
イメージキャラクター
ガッツくん&ピースくん
ガッツくん ピースくん

キャッチフレーズ
「笑顔・元気 かがやく大竹」

こうしたペアキャラで全く同じ顔、見分けは[ガッツポーズ]と[ピースサイン]だけ、というのはすごく珍しいと思う。妙てけれんな魚みたいなやつは何?ってのは後ほど。

2011年6月に策定され市内全戸に配られた同計画の冊子には、裏表紙にこのキャラがあしらわれている。しかし、それ以上の詳細は不明です。正確な制定時期も、公募だったかどうかもわかりません。
一方、キャッチフレーズに関する経緯はこの冊子に詳しい。

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表紙の『笑顔・元気 かがやく大竹』は,第五次大竹市総合計画のまちづくりのテーマである「住みたい,住んでよかったと感じるまち」を達成した時に,本市が発信しているであろうまちのイメージ(将来像)です。
これは,平成20(2008)年に「夢のある未来の大竹」と題して中学生からキャッチフレーズを募集し,特選となった栗谷中学校3年生(当時)の藤本由貴さんの作品「笑顔・元気 輝け大竹!」を基に作成したものです。

《キャッチフレーズ「笑顔・元気 輝け大竹!」に対する思い》
小さい子からお年寄りまで,様々な人が触れ合い,みんなが毎日笑っていられる明るく活発な大竹になってほしい。
また,みんなが美化などを考えて美しい大竹にし,人々にやさしいまちになってほしい。
そして一人ひとりが輝く大竹市が生まれると良いと思う。
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ほーん。ってことは、「住みたい,住んでよかったと感じるまち」が達成できなかった暁には、「笑顔・元気 かがやく大竹」にもなれないってことだね、あー、うぜえ
つまりは2008年に公募で決まったものに、繰り返しバリエーションをかけながら2013年まで使ってきているということですか。

もっと錯綜するんだけど、2014年には、これらの諸々とは別に次のキャラクターが発表されている。

広島県大竹市
市制施行60周年記念 職員協働事業
“おおたけ”PRキャラクター
コイちゃん
(作者不明)
〔2014年11月発表〕
コイちゃん

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大竹の伝統文化である手漉き和紙の[鯉のぼり]をモチーフに生まれました。いまも昔もこれからも、みなに大竹が愛されますように。
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はあ、そういうわけで[鯉]こだわりでしたか。因みに優秀賞に入った「おたけちゃん」はテンプレ図柄からして明らかに中本竹識作です。(ほんとはもっと仰天するネタがあるんだけど、それはまた回を改めて(^_-)。)

うーん、なんでこう次々作るんだろう?何がしたいんだろう?そして、「職員協働」って、なぁに?まさか、これまで職員の間で募集したなんてことではあるまいな。だったら単なる悪ノリだよ

この公募でもっと不可解なのは、市民投票の際に;

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これまで、大竹市で作ってきたキャラクターもエントリーします。
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とされていたことで、候補10点の中にはこれ↓が入っていた。

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6 ガッツ&ピースくん
市のシンボルマークと市章をモチーフに、笑顔(ピース)と元気(ガッツ)で輝いている市の未来をイメージしてつくりました。
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けど現役キャラが優秀賞にすら入らなかったという番狂わせ
もう、頭が混乱してくる。募集時には、「大竹市をPRするのに適した、大竹市を愛する心が伝わるような特徴を備えた、想像上の生き物」をデザインせよということだったのに。コイちゃんもガッツくん&ピースくんも、もっぱら作者の想像力によるImaginary Beingであるとまでは言い難い。

結局、現在までのところ同市サイトを見ても、最優秀賞を獲ったコイちゃんが活躍している形跡はありません。どういうことっすか?60周年のほとぼりが冷めてから登場ってこと?

さらに言えば、ここで「市のシンボルマーク」とされているのがあの妙てけれんな魚のことなのかしらと思ったら、ホントにそうでした(@_@)。

広島県大竹市
シンボルマーク
(作者不明)
〔1994年9月制定〕
大竹市シンボルマーク

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(同市キッズページ)

シンボルマークは、大竹市の伝統工芸である、手すき和紙を使用した工芸品[こいのぼり]をモチーフにして、OTAKEの頭文字[O]と組み合わせたものです。元気で明るい3色の色分けにより、未来の都市像「活力、快適、感動都市おおたけ」を表現しています。
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明示されていないけど、制定時期からして50周年記念物なんだろう。しかしそうなると一層、なぜ「コイちゃん」を今回改めて作ったのかという疑問が湧いてきます。既存キャラ/ロゴに不満があったってことかしら。でもさあ、どれも微妙にテイストが似通ってんだよねえ(笑)。
そしてもう一つ、キャッチコピーまでどうしてこんなにいろいろ作ってるの?垂れ流しはマイナスの効果しか生まないよ。

しっかしああ、疲れましたわ。

(続く)

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