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2015年5月 5日 (火)

【対決編】丸ブー艶競べ [6](小林市章・鏡野町章)

(承前)

鹿児島県の霧島市章を出したついでに、隣接するこのご当地の市章のことも。

宮崎県小林市
市章
平山陽一(43歳:鹿児島市:会社員)
〔2005年9月決定〕
小林市章(応募案)小林市章(最終版)

うおおお、そういうことであったか。棲み分け。南九州陣取り合戦ともタマの取り合いともいう(笑)。2006年3月の(旧)小林市と西諸県郡須木村(にしもろかたぐん すきそん)の新設合併に先立ち、前年9月に決定されたものです。
丸ブーは丸ブーだけど、何だかこなれのよくない感じだなあ。こうなるとデザイン補整をかけてもなかなか厳しいものがある。っと、ここはデザインの優劣を上から目線で論じるblogではなくってデザインの類似を上から目線で論じるblogでしたが。

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(デザインの趣旨)
英文頭文字KOBAYASHIの[K]&小林市民をモチーフにし、[2つの楕円]の輪は旧小林市と須木村を表現。新市の将来像、「霧島の麓に人・産業・歴史・自然が息吹き元気あふれる交流都市」であることを明瞭にシンプルにシンボライズしています。
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だから旧自治体のことは持ち出さんでええっつうのに、ああ(個人の意見です)。でも講評はもっと馬鹿っぽい(個人の意見・・・だけじゃないと思う)。

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(講評)
KOBAYASHIの[K]を柔らかな曲線でデザイン化している。左部分は[人]の形を模しており、人々の輪や優しさを感じ取ることができる。自然を表す[グリーン]を基調としているが、左上部の[赤い○]と、右下部の[ブルーの線]がアクセントとなっている。
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なぁーーんにも「講評」してないじゃん。

「K」による丸ブーなぞ、それこそ掃いて捨てるほどある(KやRの右下部分は書道の「払い」にも通じるから、日本人にはとっつきやすいんだろう)。事実、これを決定した際にもこんな経緯があった。

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(2005.09.29 第12回小林市・須木村合併協議会会議録 抜粋)

次に、この最終候補5作品につきまして、8月25日から9月16日までを委託期間といたしまして、類似商標等の調査を行い、調査に当たりましては、各種商標等のデータを数多く保有し、調査のノウハウにたけております株式会社ぎょうせいに委託いたしました。調査につきましては、地方公共団体等の標章、図形標章、日本国周知・著名商標、商標登録を受けることができない商標について、照合、調査を行い、その結果、作品番号1145番について、地方公共団体等の標章の照合、調査において、岡山県鏡野町の町章とやや類似するとの報告を受けました。
各作品の詳細な調査結果報告につきましては、お手元の市章図形調査報告書をごらんいただきたいと存じます。
この調査報告を受けまして、臨時的に第5回新市市章候補選定小委員会を9月21日に合併事務局で開催し、この1145番の作品を市章候補作品として合併協議会に提出するかどうかについて協議を行いました。協議の結果、やや類似は認められるものの、岡山県鏡野町への照会結果等を勘案し、最終候補作品とすることは問題ないと判断いたしました。したがいまして、本日は予定どおり5作品を最終候補作品として協議会に提出するところでございます。
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「1145番」ってのが、この日最終的に採用されちゃった平山作品なんですよね。はー、どこまでもこういうのがついて回る、この作家には。
因みに優秀賞とされた残りの4点は;

堀田(ほりた)芳文(鹿児島市)
辻井寿俊(兵庫県神戸市)
杜多利夫(兵庫県神戸市)
蓬 伸哉(兵庫県姫路市)

で、丸ブー華やかなりというか、なんでそんなに兵庫に片寄ったのよというか。

小林市章優秀賞

類似が指摘された町章はこれ。

岡山県苫田郡鏡野町(とまたぐん かがみのちょう)
町章
立志哲洋(東京都:会社員)
〔2005年7月発表〕
鏡野町章

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(鏡野町サイト)

鏡野町のイニシャル[K]をモチーフに、4つの面で合併前の4町村を表し、[青]は清流や澄んだ空気、青空を、[緑]は豊かな大地と自然を表しています。
太陽をイメージした[赤丸]は、人々の活力や歴史、文化、人と自然の交流を表し、躍動感ある元気な町を表徴した町章としました。
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やっぱりツル的にはテンション下がるなあ。
つまりよそで2ヵ月前に制定されたばかりのものと似ていたわけで、「そりゃ仕方ないでしょ」という声も聞こえてきそうではある。でも、そうじゃないでしょ。流行りの丸ブー(の魅力と限界と)を超えるものを生み出す使命を背負わされているのではないのかね。それはデザインする側も、選ぶ側も等しく。
けれど、この文章のうち「鏡野町」と「K」の計4文字を伏字にしただけで、ホントどこのご当地のことなのか全くわからなくなります。こういうのを「ありきたりの発想」という。

大抵の自治体章公募でもこのあたりは同様だから、ツルの言ってることは土台無理な話なんですかね。

(続く)

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