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2015年9月18日 (金)

【緊急投下】わたしはそうは思わない(東京五輪エンブレム):1

2020年東京五輪エンブレムにまつわる諸問題、注意深くwatchしてきましたが、書くにはまだ少し早いとツルは考えていた。頭の中をまとめるのに時間が必要だと思ったからです。
しかし、このところあまりにひどい。目に余る。作者に対するヒステリックなバッシングがです。で、敢えて燃え盛る炎の中に栗を拾いに出かけます。

以下の文章は「佐野研二郎を叩いている人を叩く」(i.e. not necessarily equal to「佐野研二郎を擁護する」)含意で書いていますので、そのおつもりでお読み下さい。いつもとはノリが違います(^^;。

2020年 東京オリンピック・パラリンピック
エンブレム
佐野研二郎(42歳:デザイナー/アートディレクター)
東京五輪エンブレム

2015.07.24に発表されたこのデザインを初めて目にした時、ツルは「あ、やられた」と思った。蒔絵を施した漆器を意識した ―とツルは理解した― 配色にです(だったら、[T]をモチーフにしたというこのフォルムでは東京五輪じゃなくて津軽五輪か高岡五輪になっちゃいそうではあるが)。2011.11.30発表の島峰 藍による招致ロゴがひたすら鮮やかで華やかな色彩で目を奪ったのに対し、極力抑えた色遣いのシンプルな和のデザインで勝負してきた、そんな風に受け取った。島峰エンブレムが上方の「艶」であるならば、佐野エンブレムは江戸前の「粋」かと。Vivid vs Chic。

2020年 東京オリンピック・パラリンピック
招致ロゴ → 招致エンブレム
島峰 藍(女子美術大学4年 → 東京藝術大学大学院 → 株式会社電通テック)
東京五輪招致ロゴ 東京五輪招致エンブレム

だから、「好きか、嫌いか」で言えば、ツルは「どちらかと言えば好き」と「どちらでもない」の中間。現在ネット上に百出している意見のうちMinorityとなっている佐野擁護派においても、好悪に関しては「嫌い」傾向が優勢のようなのと、そこは異なります。少なくとも、「陰気」とは全く感じなかった。
ハイ、ツルは基本「黒」を利かせたデザインが好きっす。錦鯉でも、白地に紅・黒の大正三色(さんけ)より、黒地に紅・白の昭和三色の方がお気に入りだった。(家で飼っていましたの、上級国民だったものですから、ほほ。)
あ、来年の年賀状、黒をメインに赤金銀で作ろうっと

8月に盗作騒ぎが大きくなり、デザインの推移が公表された後もその思いは変わらない。原案のままだったら当たり前過ぎてつまらなかったろうし(だったらそもそも選ぶ価値ねえか)、修正案だったら動きを制限していると感じるし。

デザインの推移

しかし、執拗なバッシングは止むことがなく、むしろあらゆる方向へ広がっていった。「盗作」の問題を除いても、曰く;

(1)選考過程が密室的である(からこんな葬式みたいなダサいのが選ばれるしパクりも排除できなかった)
(2)公募といいつつ高過ぎる資格制限をつけた(のは若い才能の締め出しである)
(3)公募で選んでおきながら事後的に補整をかけた(のはアンフェアだ)
(4)桜の花輪の招致エンブレムの方が日本らしくてよかった(からそのまま使うべきだ)

etc.etc...

(続く)

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