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2015年12月27日 (日)

【対決編】丸ブー🌀艶競べ♥ [11](南部町章・南部町章・南部町章)

(承前)

 

日頃馬車馬のように書きまくってる愚blogですが(結構大変なのよ、誰に命じられたわけでもないけれど)、クリスマスも過ぎたことだし、ちょっぴり冬休み気分を味わいたく、今回はさらりと軽くまいります。

 

前回【艶競べ】[10]で、全国の「山形村」が次々減っちゃった、てな話を少し書きましたが、今度は逆の観点から。平成大合併で名前がかぶることになった3つの自治体についてです。

 

山梨県南巨摩郡南部町(なんぶちょう)
町章
山梨県南部町章

 

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南部町の頭文字[N]をモチーフに、曲線で造形された右上に伸びる「N」の文字は、全体に躍動感が溢れ、未来に飛躍する南部町を表現している。
また、清流や渓谷を表した[青色]、山々や竹林、お茶を表した[緑色]、紅葉や火祭りを表した[赤色]の三色で構成された「N」の文字は、町内の多彩な風景と新町の将来像である「水と緑が溢れるふれあい豊かなまちづくり」に相応しいイメージを表現している。
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作者がわからないのがまっこと残念です(^_-)。新町章の公募自体が詳細不明なんだけど、2003年3月1日に(旧)南部町と富沢町が新設合併した後で、2004年1月になって制定されている。制定時期が早目の割には複雑系のデザインですな(^_-)。ま、[N]あしらいは当然のことだったんだろう。

 

時系列で次に来るのはこの南部町↓。

 

鳥取県西伯郡南部町(なんぶちょう)
町章
安部喜明(福岡県)
鳥取県南部町章

 

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南部町の[南]をモチーフに、町民がハートフルな気持ちを抱き、心豊かな町を表現。
[オレンジ]は太陽・柿、[ピンク]は豊かな気持ち・安心感・[桜]、[青]は澄みきった空・緑水湖を表しています。
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南なんですかこれはっ!オレンジが柿を表すとは何なんですかっ!!
こうしたものを選んだ時点で即、他の入賞者ひいては応募者全般にさぞ常連ガイダーがひしめいていたことだろうと推測はつくわけですよ。

 

(優秀作品)
江口敏和(広島県)
合田さち男(岡山県)
工藤和久(青森県)
宝谷隆博(福岡県)

 

ほらねやっぱり。

 

この公募は、2004年10月1日の西伯町・会見町(あいみちょう)の新設合併をまたいで、同年7〜9月に募集、11月に住民アンケート → 決定と進んだもの。旧2自治体には「南部」の文字は入ってなかったんです。ということはおそらく新しい町名に関してもいろいろやったんでしょう。既存の「南部町」↑↓にもお伺いを立てたのかな。

 

次に来るのは青森の南部町です。

 

青森県三戸郡南部町(なんぶちょう)
町章
高橋正樹(34歳:三戸郡福地村(現 南部町):有限会社タカハシデザイン)
青森県南部町章(応募案) 青森県南部町章(最終版)

 

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南部町の自慢である、緑あふれる[名久井岳]と[馬淵川]の清らかな流れをモチーフとしたデザインです。[ふたつの赤い円]は、豊かな農産物の実りを表すとともに、人と自然の調和により発展する町の将来像を象徴しています。
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「まぶち」ではなく「まべち」と読みます。3つの南部町の中でここだけは住民限定募集だったので、こりゃ眉に唾して色眼鏡でかからねばと思いきや、めっきりまともです。むしろ記憶に残る印象は一番強いかもしれない([赤丸]が自ずとサクランボやリンゴを連想させるってアドバンテージはあるだろうけど)。高橋は地元の看板屋さん。

 

(優秀賞)
太田 廣(南部町)
馬場重克(福地村)
中谷允亮(南部町)
下井田妙子(福地村)

 

こちらは、2006年の元日付で南部町(なんぶまち)・名川町(ながわまち)・福地村が新設合併して南部町(なんぶちょう)となるより前、2005年9月に選定している。タイミングとしては、純然たる「丸ブー」や上掲のような「イニシャル系丸ブー」だったトレンドが、「風景画風丸ブー」に傾斜しつつあった頃、ということになりそうです。
読み方を「まち」から「ちょう」に変えた理由はよくわかりません。

 

前にも書いたけど、ご当地は山梨南部町にルーツを持つ土地柄。でも愚blog的にわぁ、青森の南部町って言えば真正塩キャラをダブルで擁する驚異のご当地ではないか(cf.「剣ちゃん」by あゆ美 in 2010 @【その14】・「なべまる」by 榮一 in 2014 @【その89】)。

 

思うに、町章公募では全国のガイダー軍団の襲来がなかった分、テンプレやパクりやリサイクルの問題にはあまりかかずらわされなくて済んだのじゃないかしらん(べ、別に同じ青森の工藤和久のことを当てこすってるワケぢゃありませんよww)。
後年のキャラ公募に至って全国募集したところが、かえってテンプレ度合い増しちゃったという(笑)(笑)。

 

ついでに脱線すると、この福地村こそ、ニンニク界の最高貴品、あの「福地ホワイト六片」の発祥の地ですよん(cf. 2015.10.01「極熱の薬草の忍辱」)。

 

(続く)

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