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2016年1月27日 (水)

【対決編】丸ブー🌀艶競べ♥ [14a](みなべ町章・十日町市章・種子島開発総合センター)

(承前)

 

深入りしたくないなんてつべこべ言いながら、魅惑の自治体章ネタ、もひとつまいります。公募ガイダー村では有名なものだと思うんですけれど。

 

まずはこれから。

 

和歌山県日高郡みなべ町
町章
荊木眞一(和歌山県那賀郡(ながぐん)岩出町(現 岩出市))
みなべ町章(応募案)みなべ町章(最終版)

 

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清冽な水と緑をみなべ町名産の[梅の花]のフォルムにあしらった。
カラーは山の[グリーン]、海川の[ブルー]
又、1色でも映えるシンプルデザインとした。
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途中で補整されて、家紋等にある斜めタイプから正形タイプに変わってます。あ、そういや自治体名も「南部町 + 南部川村」→「みなべ町」の補整ですな。

 

これと対をなすのはこのご当地。

 

新潟県十日町市
市章
工藤和久(青森県弘前市)
十日町市章

 

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十日町市の[十]の字を基調に、豊かな自然の中で輝く十日町市民を象徴的に表現しました。[橙]は太陽、[緑]は大地、[水色]は清流で、自然に恵まれた十日町市をイメージしました。シンプルで親しみやすく、多くの人に長く愛されるデザインです。また、縮小、単色、白黒にも耐えられ、多用途な使い方が出来ます。
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ああ、またあのClicheだ。てか何から何までテンプレだ・・・。
ただし同市サイトに現在載っている説明はそこそこ違ってます

 

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市章は「十日町市」の[十]の字を温かみのある「人」のイメージにデザイン。明るい未来を照らす太陽、豊かな恵みをもたらす母なる大地、大地を潤す大河[信濃川]、そしてキャンバスは雪と未来を表し、豊かな自然の中で、新たな発展を目指す十日町市民の夢と希望を表現しています。
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どう言おうがダメなものはダメ😠✋、十日町市が背負い続ける十字架ってことです。「キャンバスは雪と未来を表し」に至ってはほとんど理解不能だし。現代美術の祭典、「大地の芸術祭 越後妻有(つまり)アートトリエンナーレ」開催地の名が泣くぞ。

 

ツルに言わせりゃ、こんなものが類似調査で挙がってこなかったなんてほんとにどうかしてると思う。いや、そもそもこんなものが別の作家から出されてくること自体が間違いでしょうよ。
それぞれの経過は次のとおり。

 

みなべ町章
2004.02.01〜03.31 募集
2004.05.31 図案決定
2004.07.22 リデザイン報告
2004.10.01 日高郡南部町・同 南部川村が新設合併

 

十日町市章
2004.08.05〜09.23 募集
2004.12.10〜21 全世帯アンケート
2004.12.24 決定
2005.04.01 (旧)十日町市・中魚沼郡川西町・同 中里村・東頸城郡松代町(ひがしくびきぐん まつだいまち)・同 松之山町が新設合併

 

ここからまず導かれることは(伏線)、「和久はみなべ町章のデザインを知った上で十日町市章に応募した可能性が高い」という点である。もう、ツッコミどころの宝石箱やぁー(古い?)

 

でも、これでは済まない。7年後の2011.08.01にはこんなものまで出現する。

 

鹿児島県西之表市
種子島開発総合センター 鉄砲館
シンボルマーク
堀江 豊(広島県廿日市市)
種子島開発総合センター

 

同市サイトには;

 

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「種子島の[T]を背景に火縄銃から飛び出す[玉]の造詣をモチーフに、全体のフォルムで明るい未来に向かって輝き・発展・飛翔する鉄砲館の姿をイメージしたデザイン」の作品です。
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とあるけれど、どう考えても「造形」だろうよ、あはははは。誰が間違えたのかしらんけど、あー、お腹痛い。(笑ってられる場合でもないが。)
因みに賞品は「シンボルマーク認定証」と「種子島開発総合センター招待券」のみで即ち「公募ランティア」状態、亦して応募総数19点。だから手を抜きやがったか・・・。

 

しかしね、RewardがなければSanctionもないだろうとガイダー村の住民が考えがちなのは、社会常識の欠如というもんですぜ。

 

いつもながらに後味悪いので、口直しに荊木の10年後のありようについても少し触れておこう。

 

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(2014.10.25 ニュース和歌山 抜粋)

 

荊木眞一さん会員最高金賞
二科展デザイン部「不条理」表現

 

美術作品の公募展「二科展」デザイン部の自由テーマ・ポスター部門で、海南市の荊木眞一さん(58)が会員最高金賞を受賞した。二科会の会員となって10年。女性をテーマにコラージュ作品を発表してきたが、今年は趣向を変えた。「今までも『面白い』と評価してもらいましたが、本当に人の心に訴えるデザインができているかとの思いがいつもありました。新しい挑戦が認められた」と喜びを隠さない。

 

Beef or Chicken?

 

受賞作は、[エビ]が飛び出す椀をかぶったウエートレスが、シーフードレストランにもかかわらず「ビーフ・オア・チキン?」と尋ねるポスター。
女性の顔は正面と横顔の合成で、ピカソの『泣く女』のように、平面の中で3次元を表現するキュビズムの手法を取り入れた。さらに、バックには日本らしい[唐草模様]と、アフリカの[バオバブの木]をあしらった。「異質なものが同じ平面上に存在する。世の中の不条理を表したかったのです」
同展には30年以上、作品を出し続けてきた。今回は特に、プロのデザイナーである審査員に「良いと思ってもらえる」ことを念頭に、インパクトを与えられるデザインを意識。さらに、制作する中で、「自分の原点に戻れた」と実感できたのも収穫となった。

 

〔後略〕
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うはー、デザインよりパロディっつうか、差別スレスレっつうか(記者子もそれを悟ったのか、記事に[黒人女性]の語は一度も出てこない)。こったらもんで「世の中の不条理」たら「人の心に訴える」たら「キュビズム」たら語れるてば、はーァ、まっことえれえもんでげすな。
・・・・・・二科展ね・・・・・・。(ナニが言いたい)

 

あんまり後味よくもならないか。

 

丸ブーの熱き想ひに触れもみで
寂しからずや道を説くツル

 

柔肌の熱き血潮に触れもみで
寂しからずや道を説く君
     晶子

 

(続く)

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