« 【対決編】丸ブー🌀艶競べ♥ [14b](十日町市章候補・IPカルチャー) | トップページ | 【番外編】🌷花めかしたりや、✨きらめかしたりや(みずほ・きらめき回廊):ロゴマークの帖 »

2016年1月29日 (金)

【番外編】🌷花めかしたりや、✨きらめかしたりや(みずほ・きらめき回廊):愛称の帖

昨年大晦日の【PNまつり 第15弾】で、「かすていら」による東京都立川市「まち・こころ 花めかそう!キャンペーン」について書いた時、何かDejavuを感じていた。

 

-----
『花めかす』という言葉は、“はなやかに浮き立つ”、“はなやかに時めく”、“時節に合って栄える”といった縁起の良い言葉。
-----

 

ずっと気になってたんですが、これでした。

 

東京都西多摩郡瑞穂町
水・緑と観光を繋ぐ回廊計画
〔愛称〕
「みずほ・きらめき回廊」
濱口温男(高知市)

 

この公募の「愛称決定の理由」にこうあったんです。

 

-----
(3) 「きらめき」という言葉は、光り輝くという意味のほかに、平安時代から鎌倉時代にあらわされた説話集(今昔物語集、古今著聞集)で、使われている意味で、「華やかで人目をひく」「盛んにもてなす」といった意味があること。
-----

 

あー、そういうことですか。
2010年春にスタートした「まち・こころ 花めかそう!」に対して、このプロジェクトは2012年春から始まっており、公募で愛称とロゴマークが決定されたのは2014年3月。こちらははっきり「2020年 まちに“魅力”いっぱい!」と謳われているから、ご当地もやはりオリンピックを当て込んでいるんでしょう(そりゃ東京都内だし)。人寄せという意味において立川市と同趣旨の企画に、同趣旨のキーワードを紛れ込ませたんだな。てことは、「花めかそう」の方はうまくいってるということなんですね??(そんな認識なかったんですが m(__)m 😜)

 

作者の「意図」はこう書かれている。

 

-----
瑞穂町の地域の特徴である日光街道、狭山遺跡、五輪様の柿の木など多くのきらめく歴史的資源や狭山丘陵や狭山池、残堀川、さやま花多来里の郷などの水辺や緑のきらめく自然環境を象徴するイメージです。
-----

 

散りばめられたキーワードはもちろん制定側から出されていたガイダンスの受け売りで、これぞ必勝、鸚鵡返しの技です。
「花多来里の郷」は「かたくりのさと」と読むんだぜ。おっと「残堀川」は「ざんぼりがわ」でOK、そこんとこ夜露死苦、綺羅迷駆(`_´〆)!

 

今やカタクリ/Erythronium japonicumはフクジュソウ/Adonis ramosa (synonym: Adonis amurensis) やミスミソウ/スハマソウ/Hepatica nobilis (synonym: Adonis hepatica)(園芸名 雪割草)などを抑えて、Spring Ephemeralの女王といった風潮であります。ここだけの話、「花多来里の郷」がなんと「防衛省補助事業」になってる所以ですわ。(ただし、山野草園芸の世界ではこれとは逆の順番で品種化が進んでいて、雪割草なんて野生の小輪一重花から改良された千重咲き、万重咲きの大輪花が我が世の春である。)

 

この公募の「愛称決定の理由」、他のを見てもイロイロとイロイロです。

 

-----
(1) 住民等による投票の結果を参考にすると、作品番号1と2は、他の作品とは票差が、その2つの作品の票数の差は、大きくないこと。

 

(2) 文字のわかりやすさから、ひらがな表記の方が子どもから大人まで、親しみやすいこと。

 

(3) 〔上述〕

 

(4) 「きらめく」という言葉から、いままで町の風土が培ってきた「歴史」「文化」「自然」が「きらめく」といったように、今あるものを大切に未来に引き継いでいくという意味が連想できるので、この計画が目指す方向性に合っていること。
-----

 

こういうの読むと、思わずツッコミたくなりますねえ(笑)。
(4)の、「きらめく」→「未来に引き継いでいく」というロジックはどう見ても破綻してるでしょ、てなことも上から目線で教えてやりたいすが、一番気になるのは(1)です。意味がわかんない(何か言葉が抜けてるようだけど、発表された原文ママ)。調べてみると、「やっぱり感」が漂う。

 

投票結果を得票順に並べ直すとこうなる;

 

1位:作品番号2「みずほ水と緑の夢回廊」
246票(うち町内在住/在勤/在学者 109票)

 

2位:作品番号1「みずほ・きらめき回廊」
228票(90票)

 

3位:作品番号3「ぐるっと瑞穂」
150票(59票)

 

4位:作品番号5「みつけて・みんなの・みずほ」
141票(70票)

 

5位:作品番号4「きらめく瑞穂 ぐるっと瑞穂」
135票(47票)

 

ああ、ガサツなところが多過ぎ。あのさー、事前審査でつぶしとかなきゃいけない問題でしょ、作品番号3と4の重複なんて。
(2)を挙げるくらいならなぜ4位の作品番号5を採用しなかったのだ、という気もするけど、そこは「第4次瑞穂町長期総合計画将来都市像」に「みらいに ずっと ほこれるまち」という冠付けの名文句があるので、そことぶつかり合うわけにはいかなかったんです(多分)。
それから、投票対象を「町内在住/在勤/在学者」以外にまで拡げる必然性はあったのかね。人気投票なんて、対象を増やせば増やすほど不正の働く余地も増える。ゆるキャラグランプリでも知れること。

 

つまりは、「きらめき」の言葉の放つ光芒に目が眩んだのでしょう。
しかしだよ、(1)は「一番人気ではなく二番人気のネタを選びましたよ悪しからず」ということを、それとはわからぬよう婉曲ぅうに書いたものだったわけで。「投票結果では作品番号2がトップだったが、」という言葉を故意に削って発表したのではないかということに思い至ります。「若手職員のプロジェクトチーム」の仕事にしては随分老獪かつ狡猾。だんだん出来レースの色合いも帯びてくる。

 

一方、逆転された「作品番号2」なんですが、これがまた・・・。

 

(優秀賞)
「みずほ・水と緑の夢回廊」
小寺光雄(愛知県名古屋市)

 

-----
瑞穂町の水と緑の回廊計画から大きな夢が生まれます。
-----

 

ツルはこの作者名を見ただけでアレルギーが出るし、制作意図の一際なmeaninglessnessにも絶句ですが、それはもうこのガイダーにいつものことだから(cf. 2013.12.21〜23「光輝く夢と未来へ」)、今回はthrough。
最終的に「・」が追加されとりますね。重箱の隅をつつくようですが、これとて最優秀賞に都合よく合わせたものではないか。(1)にほの見える「どっちだって変わりゃしないからいいでしょ」な言い分を正当化するためにイジられた印象。

 

ツッコミどころは「愛称」に限らず「ロゴマーク」にもあるんですが、まずはここまで。

 

(続く)

« 【対決編】丸ブー🌀艶競べ♥ [14b](十日町市章候補・IPカルチャー) | トップページ | 【番外編】🌷花めかしたりや、✨きらめかしたりや(みずほ・きらめき回廊):ロゴマークの帖 »

Visual界:キャラクター/シンボル/ロゴ」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

« 【対決編】丸ブー🌀艶競べ♥ [14b](十日町市章候補・IPカルチャー) | トップページ | 【番外編】🌷花めかしたりや、✨きらめかしたりや(みずほ・きらめき回廊):ロゴマークの帖 »

2021年4月
        1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30  

最近のトラックバック

無料ブログはココログ
サイト内検索
ココログ最強検索 by 暴想