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2016年3月 9日 (水)

【番外編】海の匂いのする野郎、火傷するほど熱い奴(げんき君・海フェスタ京都・なみのすけ・セラミー)

ちょっと前から、この一群が気になってました。いずれ劣らぬ錯塩なんですが。

千葉県長生郡白子町
白子町シンボルキャラクター
げんき君
げんき君

その昔長生郡の白潟町・関村・南白亀村(なばきむら)が新設合併し白子町となってから1995年2月で40周年、という記念で作ったキャラだから、既に20歳を超えたというご長寿です。確かに時代を反映してる気はする。
ああそうか、阪神淡路大震災直後の制定だったんだ。

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体は太陽と情熱の[赤]、髪の毛は九十九里浜の[大波]を表し、足の[黄色]は町の花ひまわり、[緑]は町の木の松を表現しています。
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足の黄色と緑ねえ・・・微視的過ぎるぜ(笑)。

「げんき君」なるネーミングのキャラクターも極めて多いですが、それはまたいずれゆるゆるっと。

このキャラを「やっちまった」状態なのがこれです。

京都府 舞鶴市・福知山市・綾部市・宮津市・京丹後市・与謝郡伊根町・同 与謝野町
海フェスタ京都 シンボルマーク
深川重一(大阪府)
海フェスタ京都

ほとんどシンボルマークというよりキャラクターですが、そこに触れた審査員コメントが馬鹿っぽい。

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[京]という文字、[海]、[笑顔]の3つの要素が元気溢れるイメージでうまく融合されています。そして、マーク全体が親しみやすいキャラクターにも見えるユニークなデザインに仕上がっているのも魅力的でした。「海フェスタ京都」を盛り上げるエネルギーをたくさん与えてくれる作品なのではないでしょうか。
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馬鹿はまだまだ。

(標語)
「海フェスタ 京都と結ぶ海の道」
小田中準一(千葉県)

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①地域が京都であること、②対象が海であること、そして、言葉としては直接表現されていませんが、実は③「陸の京都」の顔もうまく表現されており(「結ぶ」「道」という言葉が京都縦貫自動車道の全線開通を示唆している。)、「京都にも海があったんだ」「京都って南北に長い都市だなあ」という再発見に繋がることが期待されます。
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これまたよくわかんない・・・。「府」の話をしてたのにいつの間にか「市」のことになってる感じ。京都人にいかにもありがちな話ですわ、ほほ。てか、「海フェスタ京都」の標語で「京都と結ぶ海の道」って、おかし過ぎですやろ!
確かに京都市は北にすごく長く伸びていて、福井県まであと5kmのところまで迫ってるんですよね。意外にも左京区が。

京都府

京都市の行政区

一方、右京区もずんと北に回り込んで北区を取り囲む形になっているのは、2005年4月1日、北桑田郡京北町(けいほくちょう)が編入合併されたからです。
北区、いっそ改名しはったら?はんなり雅びに「紫野区」とかよろしおす。因みにそこら辺で言えば、嵯峨野は右京区、嵐山は西京区。も一つ蘊蓄を傾けると、Macに入ってるフォント「ヒラギノ」は北区柊野の地名に由来しています。

話を戻せば。「海フェスタ」とは、1986年から「海の祭典」として始まった全国持ち回りイベント(cf.【その49】)。京都の出番は第11回に当たり、2014.07.19〜08.03に開催された。↑のデザインが決定されたのは前年12月頃のようですが、着ぐるみになって活躍、なんてことは別になかったみたいです(だって「キャラクター」じゃないもん)。

実はこれ、千葉のげんき君にルーツを持つだけではない。大阪にも歳の近い先輩が。

大阪府
津波・高潮ステーション
マスコットキャラクター
なみのすけ
三巻保征(新潟県三条市)
なみのすけ

おわ・・・。津波や高潮からの防災を図るのに、そのデザインではちょっとまずい気がするんだが。

津波・高潮ステーションとは大阪市西区にある防災施設。啓発活動も行っていて、5年前(もうそれだけ経つとは信じ難い)の東日本大震災の後は来場者が大幅に増えた由。2013年3月頃にこのキャラを作ったのもその流れでしょう。
大阪府は実は多くの防潮堤や防潮扉によって守られている「海より低いまち」で、台風や津波の際に閉じられる防潮扉は、600ヵ所以上もあるそうです。

これは例の大阪府「いいデザイン100プロジェクト」に選ばれていて(cf.【その50】・2015.10.27「いはばしる バイクの臀の プレートの;D」);

〔118〕三巻保征
大阪府 津波・高潮ステーション マスコットキャラクター募集事業(なみのすけ)

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津波・高潮から街を守るために、正しい地震、津波発生のメカニズム、及びその対応や防災啓発のために役立つ施設として学べるステーションをイメージすべく、大きな[波]を頭に、その波を大きく手を広げ防ぐ様子を表現、恐ろしい津波高潮の知識を身に付けてもらおう、そんなイメージを子どもが見てもわかりやすいイメージで表現してみました。
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とある。自分自身を防ぐとは、自分自身が食べられちまう食材キャラよりも、もっと変です、やっぱり。
プロフィールはこう設定されている。

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〔前略〕

◆趣味 サーフィン
◆仕事 津波や台風がこないか、海をパトロールしているよ。
◆好きな場所 海の近くの高いところ。
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あの、台風がいつ来るかについては、日本の国には高精度の気象予報というものがありますんで、アンタは暴風下で波乗りしてニュース映像のバックに映り込んでたりさえしなければ結構。それより本当の有事には高台でのほほんとしとっちゃイカンのじゃないか?(不謹慎な発言かしら)

ここまでは[水]を乗っけた類似例ということになるんですが、[火]だって似てきちゃうんです。

佐賀県西松浦郡有田町
株式会社有田まちづくり公社(有田商工会議所内)
ジャパンエキスポ佐賀'96 世界・炎の博覧会 マスコットキャラクター → 有田焼創業400年 マスコットキャラクター
セラミー
セラミー

「有田焼創業400年」の節目は今年、2016年。てことで、1996年の地方博の時に作られたキャラクターを約20年ぶりに復活させたのが2013年4月。今回初めて着ぐるみも作ってもらったというのがこれまた時代を映している。有田町の特別住民票まで交付されて、熱い漢もグッと感じ入ったことでしょう。
しかし、[炎]をイメージした赤い髪が青い海系キャラとかぶるとは思いませなんだ。

結局、火と水は人間の永遠の憧れ。

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