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2017年1月 1日 (日)

もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その175:あわおドリ)

(承前)

明けましておめでとうございます。

新しい年の初回はやはり本編からまいりましょう。酉年だからそれらしく、でもちょっと変わり種。

徳島市
全国競輪場外車券売場 サテライト徳島
マスコットキャラクター
あわおドリ(仮)
塩崎螢一(大阪府)
あわおドリ

「塩崎螢一」(≧∇≦)(≧∇≦)sign03いやー、「榮」に代えて「螢」を使ってくるとは予想外、ここはツルの完敗。この期に及んでそんな手があろうとはsign03

 聲にあらはれ 鳴く蟲よりも
  言はで螢の 身を焦がす

「滝沢 卓」どころじゃありません。かくなる上は安 起瑩(cf. 2016.07.29「丸ブーtyphoon艶競べheart [21]」)の「瑩」あたりも使ってみてはいかがかしら(読みは「ヨンイチ」ね)。「勞一」も深い味わいがあって大変よろしい。「エイイチ」にこだわるなら「塋」「營」もあるぞ。

≪その情熱をどこか他のところに使わんかい≫

≪お前もな≫

のっけから暴走しましたが、落ち着きましてと。

サテライト徳島とは、ご当地に2013年にオープンしたKEIRINの場外車券売場のこと。徳島市・小松島市(こまつしまし)にまたがる徳島小松島港(旧 小松島港)に作られた人工島、マリンピア沖洲(おきのす)の中にある。ここが2周年記念でキャラを制定したわけ。

あー、なんか似たのあったぜよ。そうそうこれこれ。

【2015.10.03「無明の闇」】
大阪市北区
ボートピア梅田
マスコットキャラクター
うめぼー&うめぴー
(作者不明)
うめぼー うめぴー

こっちは競艇の場外舟券売場ね。

「あわおドリ(仮)」は競輪選手っぽく[スパッツ]らしきものをはいてるけど、[菅笠]かぶって[地名]を入れてこの名前を背負ったからには、当然「阿波踊り」がモチーフと思いがち。しかし100%そうとも言い切れない(正月早々下ネタに走るのは自制しますが)。

徳島県では「阿波尾鶏」というcoldsweats01ネーミングで地鶏の新品種を1990年から売り出していて、「阿波牛」「阿波ポーク」と並び阿波畜産三ブランドの一角を占めております。そんなことも勘案されたのではないかと思う次第。
因みに、尻尾が長いことで知られた観賞用の「尾長鶏」は高知県の産で、「阿波尾鶏」とは関係なさげ(最近は累代の近親繁殖の結果か、1mほどにしか尾が伸びなくなっているらしい)。

ええと、それでだ。このキャラ、2015.01.04〜03.31に丸々3ヵ月かけて募集され(*)、04.26の共同通信社杯GⅡ初日に現地投票もやった上で05.16に発表されてるんですが、その後がはっきりしない。愛称が最終的にどうなったのかもそうだけど、このキャラクターの活用されている様子が見受けられない。

(* 当初は03.09を期限としていたものの、03.01になって「好評につき」happy02期間延長が入っている。むろん真実は集まりが悪いと焦ったのでしょうが、最終的には230点のエントリーがあった。こうしたご当地公募の一般的傾向として、締切直前、極論すれば締切当日になってドドッと応募が殺到するようだけれども、そこを制定側が認識していなかったことを窺わせる。てことは、広告代理店なんかも入れてなかったんですかね。となると、今後の活用策も自分達だけで考えていくんでしょうか。)

公営ギャンブルと言えば地方自治体の赤字の象徴みたいなものでしょ、ご当地の実態は知らないけど。
競輪場そのものは徳島市にはなくてお隣の小松島市にある。場外売場を徳島市側に作ったことで、小松島市 vs 徳島市の損得勘定はどうなったんですかね(そんなこと、キャラとは関係ないか。いえいえ、小松島競輪のマスコットキャラクターはタヌキの「ポンスター」、これまた菅笠乗せ)。顧客カニバるライバル関係で。

(続く)

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コメント

遅ればせながらあけましておめでとうございます

一昨年制定、昨年きぐるみ発表された茨城県利根町の「とねりん」を調べていたのですが、藤岡市の72才男性ってだれかな? と思いましたこちらにコメントさせていただきました。

http://www.town.tone.ibaraki.jp/data/doc/1445911320_doc_1_0.pdf

今年もよろしくお願いします

こりんごさま

あけましておめでとうございます。さもないブログにわざわざ賀詞を賜り恐縮です( ̄▽ ̄;)。

お尋ねの「とねりん」のこと、えー、存じませんでした・・・。他ならぬこりんごさまからのご下問ですから気合いを入れて調べてみたんですが、選考過程を含め、どこにも情報は出てないようですね。で、以下いろいろ推理もしてみたんですけど、お手上げ状態ですm(._.)m。

見た目はおいといて、「群馬県」「高齢」「デザイナー」で真っ先に思い浮かんだのは井口やすひさのことでした。
でも、井口については日本タイポグラフィ協会サイト等に終戦の年1945年生まれと出てますから、2015年時点では70歳だったはずで、2歳ほどズレます(笑)。居住地も藤岡市ではなく高崎市。愚blogでは住所情報にもあまり重きを(というより信用を)置いていませんし、もちろん引っ越したということだって考えられないではないけれど、井口は昨年11月、イオンモール高崎キャラクター公募の採用時にも「高崎市箕郷町」となってます。因みに、愚blogで「藤岡市」という言葉を使ったことはついぞなく、そこで思い当たるところも残念ながらありませんが・・・。
けど一方、高崎市って藤岡市のお隣りなんですね!加えて甘楽町や榛東村にも隣接!(八谷早希子のことを言っているのではありません。井口もそれぞれのキャラ公募に応募してますから。;cf. 2016.01.07「妻を娶らば才長けて 毒を食らわば皿までも」)
でも結局、「とねりん」に添えられた作者コメントを読んでも「井口臭」はありませんし(そこはイオンモール高崎キャラのテンプレコメントと比べてみるとハッキリしますww)、手描きと覚しき塗りムラも認められるので、パソコンを利用しているという井口の作品ではないんでしょう。

ビジュアル面で気づくのは、胴〜足の極端な縦長デフォルメです。横方向に圧縮をかけた感じ。その点では兵庫県三木市「かんべえくん」あたりが近いかと思いますが(cf. 2015.02.09「猫も杓子も踊った後は ―― その1」)、作者の菊澤こゆりは女性ですし、大阪でデザイン事務所を経営しているそうなので、これまた関係なさげです。

ついでに、塩崎一族作品ではないのかという点も念のため検討してみましたが、ツルがいつも基準に置いている1999.11.11の日本工業新聞記事(cf. 2013.10.06【その58】)によれば「1995.07.01で満54歳」ですから、この公募の募集が締め切られた2015.02.27の時点で既に74歳、発表時の10月では75歳となって、やっぱり微妙にズレます。

ううむう。つまるところ、いろんなガイダーの作品を見よう見まねした錯塩キャラかいなというのが現在の結論ですが、でも、どっかの公募の次点あたりで見たような既視感も消せないんですよねえ・・・。

あっ、末筆になりましたが、本年もよろしくお願いいたします!

こりんごさま

例の「とねりん」関連、相変わらずご回答になってはいないのですが、やっと一つ思い出しました。

とねりんって、青森県北津軽郡中泊町のキャラクター「イカりん」に、微妙に似ているんですよね、フォルムも愛称も。2015年10月頃発表のとねりんよりも早く、2014年7月に選ばれたものです。
作者は里見節子氏、愚blogでも何回か取り上げたことのある公募ガイダーです。ただ、住所は群馬県藤岡市ではなく一貫して大阪府泉佐野市となっていますし、女性ですし、年齢ももう少し若くて60代後半のはずですので、とねりんの作者=里見氏とは考えにくいとは思いますが。
でも、いかりん → とねりんの影響は認められるように思うのですよね。それと、里見氏も基本的に手描き派のようなので、そこのところも気になったりはします。

では「群馬県藤岡市の男性デザイナー(72)」氏のオリジナリティはどこにあるんでしょうという感じですが、半素人衆でも表層をなぞって応募してくるということは昔からあったわけですから、つまりはそのプレーヤーの顔ぶれが変わってきたというだけのことなのかもしれません。

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