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2017年3月30日 (木)

【対決編】丸ブーtyphoon艶競べheart [34](三好市章・三次市章・みよし市章)

(承前)

前回からの流れで、似たよ〜〜なものをもう少し挙げてみる。シンプル系丸ブー、それ自体は一概に否むべきものでもないけれども、やっぱり気になるところはいろいろ目につくもので。

徳島県三好市
市章
三戸部謙吉(63歳:長野県上田市)
三好市章

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応募者の制作の趣旨
[m]の字と剣山・吉野川・祖谷渓谷などの地勢をモチーフに「自然が生き活き、人が輝く交流の郷」と未来を見つめ、協調し、飛躍発展する姿を表現。上部の[オレンジ色の円]は、その集中力をも表す。
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提案理由
色使いに斬新さが感じられ、全体的に躍動感を感じさせる作品である。三好市のイニシャル[M]を中央に配置し、その[M]と[オレンジの球]で人や鳥が連想され、生命を感じさせる。また、その生命が[ブルーの曲線]で描かれた水辺から飛び立つようなイメージから躍動感が感じられる作品である。
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審査コメントは十分に饒舌で過分に押しつけがましく、引き換えに想像力の翼はあまりに貧相(この色使いのどこが斬新なのだ?人と鳥と生命の比喩こそSuper Clicheではないか!)。工藤和久ではないにせよ、どこかで目にしたような気がすると思ったら・・・
市章候補選考委員会の委員長を務めたのは徳島県美術家協会 デザイン部会長の坂本三千一(みちかず)。前に;

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【2017.01.16「大御所の罪:その2 後段」】

坂本なんて吉野川市章と美馬市章の両方の審査に顔を出しているではないか!(他にもきっとあるに違いないわ。)
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と書いたことがあるけど、やっぱりまた出てきたか。2005.09.27の第17回三好西部合併協議会では、合併協メンバーによる最終投票に先立って2,000文字に余る長口舌を振るっている(中身は薄いので取り上げませんが)。徳島県美術家協会の問題は、徳島県ご当地公募界における特殊要因として考慮してやらねばなるまいて。

(最優秀賞)
三戸部謙吉(63歳:長野県上田市) 11票

(優秀賞)
山口尚興(たかおき)(30歳:広島市) 10票
川本 智(さとし)(50歳:長野県木曽郡大桑村) 8票
岩永光一(54歳:和歌山県橋本市) 6票
工藤和久(40歳:青森県弘前市) 4票

僅差の勝利だったんですねえ。上位○点による決選投票などは頭になかったようです。最下位ながら優秀賞に入った和久作品は、【2016.02.05「画像見たならなおも仰天」】で取り上げた訳ありのアレ。

三好市章 和久案

そうなるとこういうのも気になってくるわけで。

広島県三次市
市章
和宇慶(わうけ)文夫(54歳:沖縄市)
三次市章

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三次市の[M]をモチーフに元気なまちをデザインしました。住民が主人公となるまちづくりを表し、みんなで創るふるさとを表現しました。
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和宇慶の本業は版画家で、沖縄の芸能人を描いたシリーズで知られているらしい。
シンプルですっきりとしたデザインではある(応募案では色地と白抜きが逆だったようだが、「赤めのワインカラーに白抜きが一番目立つということ、きれいであるということで」、この形で発表された)。
しかしここも、一旦市章選考委員会で選んで2003.11.13の第15回三次市・双三郡・甲奴町合併協議会に報告までした後になって類似問題が浮上し、選考委で再協議をかけるというドタバタを演じている。平成大合併でも早いうちに入るだろうから、こうした問題への対応は後手後手に回りがちだったんですかね。

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第3回選考委員会
最終協議

最上位の市章候補作品について類似調査を行った結果、類似したマーク(県立びんご運動公園シンボルマーク)が判明したことに伴い再度検討を行い次の理由で変更しないこととした。

【理由】
□ 市章デザインがシンプルで優れていること。
□ 類似していると指摘された「県立びんご運動公園」のシンボルマークについては、広島県教育事業団との協議の結果、問題がないとの結論に至ったこと。
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「いいデザインだからよそと似ててもいい」という理屈は到底承服できない。やり逃げを許すことにつながるからです。結局は、類似を指摘された相手先と折衝してうまく折り合いをつけた、そんなところがポイントになったんであろうが。(県立びんご運動公園のシンボルマークは、調べてみたけれど見つかりません。)
繰り上げならまだしも、再公募なんてことにでもなれば面倒この上ないわけです。このケースではとりわけ、(旧)三次市、双三郡(ふたみぐん)の君田村・布野村(ふのそん)・作木村(さくぎそん)、吉舎町(きさちょう)・三良坂町(みらさかちょう)・三和町(みわちょう)、甲奴郡(こうぬぐん)の甲奴町の実に8市町村が新設合併したので、そんなことになりゃ面倒臭さもひとしおだったはず。

ついでのことに、名前が類似しているこの自治体も斬っておこう。

愛知県みよし市
市章
(作者不明)
みよし市章

もと西加茂郡三好町と言っていたところで、平成大合併時にはどことも組まず単独町制堅持の道を選んだ。しかし、その後周囲の自治体が続々市に変身してきたのを見て慌て出し、5年ほどして市制を敷いたというお茶目なところです。「三好市」とできなかったのは徳島県の三好市から反対を受けたから(-.-)y-~~~。やれやれ、お茶目というよりお転婆。
この市章は、だから町章時代から使い続けているもの。

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昭和34年2月に決まった町章を引き継いで市章としています。みよしの市(まち)がいつも平和であるようにとの願いをこめて、ひらがなの[み]の字を[円く]おさめる形でデザインされました。また、勤労と勤勉を大事にする気持ちを、[鎌]と[鋤]の形で表してもいます。
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さすがに時代を感じる。・・・なんかこれ、沖縄の家紋風だな。

【2009.03.21「継継継継 家紋夜話」】
安良城家紋章
安良城家紋章

和宇慶家紋章
和宇慶家紋章

和宇慶文夫の家がこの紋を使っているかどうかは定かでありませんがbleah

(続く)

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