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2017年3月 7日 (火)

【番外編】大御所劇場 終幕:春にしてキャラを離れ――reprise(コッキーちゃん・スターウォッチング・ネットワーク)

(承前)

杜多利香はなぜご当地公募の世界から身を退いたのか?そこにも関わる問題かもしれないけれど、ツルは次の一連の作品を見て激しく驚き、いろいろ考えました。

大分県玖珠郡玖珠町(くすまち)
豊後森機関庫保存委員会
豊後森機関庫キャラクター
コッキーちゃん
杜多利香(兵庫県神戸市)
コッキーちゃん

えええsadsadsad。なんとまあ、塩味キっツぅーー。利香ちゃんがこんなの作ってたわけ??ガッカリしちゃうよなあ。

この機関庫は、旧国鉄久大本線の豊後森駅に付属していた施設。

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(Wikipedia 抜粋)

[蒸気機関車]には前後の区別があったため、方向転換のために大規模な扇形機関庫や転車台が必要であったが、ディーゼル機関車やディーゼルカーへの移行が進んだことにともない、1971年(昭和46年)に廃止された。
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その後、2001年に地元有志で結成された保存委員会の活動の結果、2006年に玖珠町が敷地込みでJR九州から買収し(10,200平方メートル@3,466万円)、2012年には国の登録有形文化財に指定されている。

そうした動きの中、キャラクターは2005年10月に発表されており、用途として「Tシャツやステッカー、その他いろいろな機関庫グッズ」と挙げられているので、この頃にはまだ着ぐるみも一般化していなかったであろうことがわかります。

どうでもいいけど、ツルの父方の祖父は国鉄の保線区員だったんだよね・・・。

もとい。なぜツルは驚いたか。何も杜多利香が錯塩丸出しのキャラを作っていたからというばかりではない。先立つ2004年7月に、既に次の作品が発表されていた。今度こそ塩辛の塩茹で塩揉み塩まみれ。

環境省・財団法人 日本環境協会
全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク) イメージキャラクター
杜多利香(兵庫県神戸市)
スターウォッチング・ネットワーク

うああ、杜多一族よ、お前もかdespairdash。上には上あり、かつリサイクルではないか。利香に対しては特に、公募ガイダーの中じゃ作風の幅が広くてこんなものが見つかるとは思っていなかっただけに、残念です。

〔イメージキャラクター部門〕
(環境大臣賞)
杜多利香

(佳作)
川本 智(長野県木曽郡大桑村)

(日本環境協会理事長賞)
森 加奈子(福岡県北九州市)

〔シンボルマーク部門〕
(環境大臣賞)
杜多利香

(佳作)
高見澤アカネ(埼玉県さいたま市)

(日本環境協会理事長賞)
森本寛子(京都府福知山市)

そう、利香は最高賞をダブルで獲得して完全制覇だったんだけど・・・。「日本環境協会理事長賞」は小学生〜高校生を対象としたものです。

で、このイベントですが、ざっくり言うと、夜空が(都市化で)明るいとか暗いとか、どの星がどのくらいの明るさで見えるとか見えんとか、そんなことをクラウド的に調べよう、といったプロジェクト。毎年夏冬2回実施され、参加者は年間1万人を超えてたそうな。

このRomanticチックな星空企画、その後はどうなったか。今や懐かしくさえある民主党政権下のアレで廃止されちゃいました。

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全国星空継続観察(スターウォッチング・ネットワーク)は、星空観察という身近な方法による大気環境の調査活動の実施を通じて、大気環境保全に関する国民の意識を高めることを目的として昭和63年度より実施し、事業仕分けにより廃止となった平成23年度以降は、多くの方々が主体的に参加する市民参画型の活動として事業が継続されてきました。
しかしながら、参加登録や観察結果の入力等を行っている環境省の全国星空継続観察調査システムの平成25年度以降の運営が困難な状況となり、平成25年3月末をもってシステムを休止することとなりました。
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あらら。
ツルは近視だったせいか、星見ることにはほとんど興味がないので、正直、「だから?」てな感じですけどね。

さらにこの2点の間には、これが割って入るshock

【2013.11.28「平成の世に 多き不訶思議」】
愛知県名古屋市東区
国土交通省 中部地方整備局 中部技術事務所
マスコットキャラクター
杜多利香
〔2004年12月発表〕
中部技術事務所

そして10年近く経っても、あの豹変変節ガイダーがまた!

【2016.03.09「海の匂いのする野郎、火傷するほど熱い奴」】
京都府舞鶴市ほか
海フェスタ京都 シンボルマーク
深川重一
〔2013年12月頃決定〕
海フェスタ京都

偶然?そんなことは信じません。

でもこの際、類似やリサイクルやパクりを問題視するよりも、だ。
新たに創り出すどれもがおんなじテイストになってしまう、何を描いても。時代の求めるものからも、少しずつ乖離が生じ始めている(自治体章やシンボルマーク全盛の頃とは違って)。自分自身の問題として、最低の作品をこれからも作り続けていくのか?
それは誇り高き杜多一族にとって耐え難い苦痛と屈辱だったのではないか。敵は己の内にある。だから、出ていったのではないか。違っているでしょうか?

しかし、結論づけるにはまだ早いだろう。杜多家には父親の利夫もいる。いずれまた相目見えずばなるまい。

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