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2017年7月10日 (月)

clubdiamond通算1500回(^O^)報恩企画spadeheart【特別編】感謝感激雨霰!梅雨に激アツPNまつり!! 第20弾(はりまいのちの電話)

(承前)

ペンネームを自在に操る謎の一族の実体に迫ろうとするこのSubseriesも、とうとう手持ち最後のネタになったようです。

兵庫県姫路市
社会福祉法人 はりまいのちの電話
ロゴマーク
(優秀賞)神無月(大阪府)
はりまいのちの電話

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悩みおおき現在社会……ひとりで悩まないで、ダイヤルしてほしい……こんな思いで制作しました。
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全体のフォルムは「M」、と言いたいところなんだけどそりゃ別にイニシャルでも何でもないし、だったら「ハート」の形です、みたいなことになるんですかね。どうせなら同じ播磨の兵庫県三木市にでも出せばよろしかったのに。(あ、既にどこぞのマ行のまちの社協あたりの使い回しってこともあり得るのかsmile
報酬が「賞状、副賞」だけとされたにもかかわらず、応募総数100名・150点というのは健闘したと言えるだろう(下駄履かせて概数にしてあるのじゃないかという疑いも残るけど)。ガイダー連もてんこ盛りです。

(最優秀賞)
宮川ヒロミ(長野県)

(優秀賞)
金津 博(新潟県)
森 マリエ(兵庫県)
濱口温男(高知県)
神無月(大阪府)
鬼丸邦宏(福岡県)
片岡志都子(岡山県)
三巻保征(新潟県)
小中雅子(島根県)

で、核心は「神無月」が塩崎一族か否かという点。多分に女性性を意識したと思われるPNのイメージからして、ツルはまず直感的に前者だと思ったわけですが。

≪えー?住所が大阪ってだけじゃないの??≫

いいえ。そこがポイントなわけじゃない。もっとはっきりした理由づけがあるんですよ。

まず第一に、手先の[二又]の描き方が一族独特のもの。例えば。

【その186】
滋賀県長浜市
子育てを応援するまち長浜 ロゴマーク
塩崎榮一
〔2015年3月発表〕
子育てを応援するまち長浜

他にもたくさんこの作例はある。

第二に、2番目の「……」のところで省略された語句は、「ものです。」であろうと思われるわけです。
これまた一例を引くと。

【その158】
近畿6府県 共同募金会
第66回赤い羽根共同募金 2012年記念バッジ
福添ゆういち(大阪府:グラフィックデザイナー)
〔2012年8月発表〕

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〔前略〕私達が平和で安定した生活を送れることは有難い。少しでも、恵まれない方々を心から応援したいものです。
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ああ、他人行儀。
でも決定的なのはこれ↓ですな。

【その158】
近畿6府県 共同募金会
第67回赤い羽根共同募金 2013年記念バッジ
佐藤優子(大阪府)
〔2013年7月発表〕

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[赤い羽根]の思いを手から手へ・・・。
今年も助け合いの思いを全国へ伝えたい・・・。
こんな思いで制作しました。
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最後の一文が全く同じ。どんな思いであんなこんなを制作しましたかなんて、そりゃ永遠にわかりゃしませんが。

第三に、作者の年齢層が窺い知れる、今どき世の中に存在しない(であろう)[ダイヤル式黒電話]ってか。
でも実は、全入賞者のほとんどがこのアイテムを用いていて、これに頼らなかったのは「電話の電波も悩んでいる気持ちも一緒に乗せて」としてデザインした岡山の片岡しかいない。因みに2015年12月の発表ですが、30年ぐらい時計の針を逆に回した感じ(こりゃまたアナクロな表現やな)。

結局、スマホや携帯電話はおろか、プッシュホンやコードレス電話機でも「電話」というもののビジュアルイメージは稀薄になってきているのだと気づかされます。いや、本当は音声通話による電話というコミュニケーション自体が廃れつつあるとも言えると思うのだけれども・・・

この翌年になると、次のような報道がされていた。

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(2016.07.27 神戸新聞)

心の悩み相談に電話で応じる社会福祉法人「はりまいのちの電話」(事務局・姫路市本町)が、相談員不足に陥っている。相談件数は年間延べ7千件を超え、この10年で2倍近くになったが、高齢化などでボランティア相談員は減少。近年は核家族化や少子化を反映し、「孤独」に悩む人も多いといい、同法人は相談員を増やすため、30日に同市内で初めて説明会を開く。
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いろいろ意外な話が並んでますなー。電話相談、増えてるんだ。「核家族化」はより的確には「非婚化」だろうし、「少子化」と「孤独」に明確な関連があるかどうかにも疑いはあるだろう。しかし本質は人間関係が全般的に稀薄になってきているところにあると愚考しますが、どうでしょうかね。

こうした状況であれば、ロゴマーク制定の目的も、単に社会の認知度を上げるというより、むしろ相談員不足の解消というところに重きを置いていたのではないかと思えてくる。
でも一番驚いたのは、20167月になるまでその手の説明会を開いたことがなかったという点です。法人運営の問題として、PR下手の印象は免れない。そんな状況下で先にロゴマーク公募をしちゃったわけ?なんか、違和感。

(続かない、多分)

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