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2017年8月20日 (日)

【対決編】丸ブー艶競べ [47](大紀町章・多気町章・〈玉名市章〉・下野市章)

(承前)

何だかこのところ三重県づいちゃってますが。

いわゆる丸ブー自治体章も、当初はシンプルな「丸にブーメラン」が主流だったのが、すぐにネタ切れを起こして一気に複雑系の泥沼に突入していったわけです。デザインの要素が少ないから致し方ないところもあったろうけれども、平成大合併による新自治体章の需要がそれだけ爆発的だったということだとツルは理解している。右向け右でオーバーキャパになってたのね。
そうした複雑系丸ブーって、類似がどうのこうのより、ツッコミどころ、たんと豊富。概して「煮詰まっちゃったオーラ」を発散していると思う。

三重県度会郡大紀町(わたらいぐん たいきちょう)
町章
藤本辰広(熊本市)
大紀町章

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大紀町の[た]を図案化し、[赤色]は太陽を、[水色]は川や海を、[緑色]は山や里の自然豊かな情景を表しています。全体的には、そこに住む人々の躍動と町の繁栄を力強くシンボライズしました。
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「た」には絶対見えんってば(笑)。むしろ作者のイニシャル[F][T]の方がハッキリ見えますね、ツルの目には。ぞぞぞっ

(優秀作品賞)
北野公一(和歌山県田辺市)
林 左千夫(度会郡大宮町(現 大紀町))
奥野眞男(度会郡大宮町)
西村理江(度会郡大宮町)
大塚浩之(東京都狛江市)

そして北野がここにも!実はご当地一帯は、前回取り上げたところを含め、西から北牟婁郡紀北町、度会郡大紀町、度会郡南伊勢町と並んでいる。因みに、紀北町と大紀町の北には【丸ブー艶競べ [43]】の多気郡大台町(町章 by 飯尾 務)が接し、さらにその北東隣りは次に述べる多気郡多気町である。
ということはだ、大紀町章を獲ったのがもし北野なりせば、このガイダーは熊野灘沿いの一続きの地域で3自治体章トリプル採用というUnpredescented(多分)なDomino偉業を達成していたはずなんやね(正確には大紀町章決定の方が2004年10月頃で先ですが)。しかしやっすい前人未到やなー。

さらにはこの体たらく。

三重県多気郡多気町
町章
立志哲洋(東京都江東区)
多気町章

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カタカナの[タ]をモチーフにして、[キ]を組み合わせました。[緑]は豊かな大地や自然をあらわし、[オレンジ]は人々の活力や産業、歴史、文化をあらわしています。また、「自然と産業が調和し、心豊かなまち」をイメージしました。
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これまた「タ」と「キ」には見えんがな。そんなにイニシャルに固執する必要があったのかねえ。それだからデザインの完成度が落ちていくんじゃないの?「タキ」でも「タイキ」でも構わなかったでしょうに。

多気町と言われても正直ピンとこないけど、テレビドラマ「高校生レストラン」(2011年5〜7月)のモデルとなった相可(おうか)高校と、そのレストラン「まごの店」があるところです。

【2013.08.17「PNまつり 第2弾」】
三重県多気郡多気町
三重県立相可高等学校
シンボルマーク
こころ(大阪府)
相可高校

よほど丸ブーがお好きな土地柄とお見受けしました

≪そりゃ日本全国みんなそうだったんだよ

(優秀賞)
仲宗根 恒(沖縄県那覇市)
石川和市(愛知県名古屋市)
武岡俊夫(熊本市)
彦根 正(東京都町田市)

次点の中から厳選しますと、やはり彦根を挙げざるを得まい。

多気町章(彦根案)

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タキの[タ]の文字をモチーフに、[赤]の太陽と豊かな[緑]の森林、[紺]のラインで流れる川を示し、将来像をイメージした町の躍動感を表現しています。
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次のものとは似てるし。

【2014.10.16「丸ブー艶競べ [2a]」】
熊本県玉名市
市章
吉田賀津子
玉名市章

玉名市章が2005年4月11日〜5月10日募集で7月15日決定、多気町章は2005年6月1日〜7月15日募集の8月31日決定。合併による(新)玉名市の成立は2005年10月3日、従って多気町章選考に際して公的なデータベースで調べても玉名市章との類似はひっかかってこなかったわけだ。
両名の名誉のために申し添えますと、つまるところ、たまたま似ただけってことになるんだけどね(あんまし「名誉のため」にもなってないか)。

一方、この2つの公募に割って入った形となるのが、2005年5月9日〜6月22日募集で8月31日決定のこれ↓。

栃木県下野市
市章
彦根 正(東京都町田市)
下野市章

やっぱり舌打ちしたくなる。

同じ作者なのだから、多気町章優秀賞と似ているのは「たまたま」ではあり得ないことになると思いますが、何か?

≪そりゃ「似ている」の概念が違ってるんだよ

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下野市の[下]の文字をモチーフに、豊かな自然環境とともに健康で明るい都市の発展する姿を表現しています。中央の[赤]は新たな文化の創造と安全、安心な未来を象徴しています。
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「新たな文化の創造」!?これのどこが何かを新たに創り出そうとしていたのだろう。

(優秀賞)
大嶋 勝(栃木県宇都宮市)
井口やすひさ(東京都文京区)
杜多利香(兵庫県神戸市西区)
尾浦孝夫(神奈川県横浜市栄区)
上田隼人(京都市下京区)

でもこのことすら、今となってはあまり意味はあるまい。現在、「多気町章とか玉名市章とか下野市章ってお互い似てるよね」と気がつく閑人もあろうというだけのことなのだから。

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多気町章のような[盆踊り系丸ブー]、日本中にたーくさんできてるんですよねえ(今後も少々ぶった斬ります)。さぞや合併協議会では「[人間]が描けている!!」てなことで評判がよかったに違いない。けれど冷静になって考えてみれば、「丸ブー」が本来身上としていたはずのFuturisticな疾走感みたいなものはだんだん弱まっていったと感じます。

(続く)

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