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2017年10月28日 (土)

【対決編】丸ブー🌀艶競べ♥ [57](佐久市章・横手市章)

(承前)

 

丸ブーならではの「すごく変なカタチ」、もう一組いっとこう。

 

長野県佐久市
市章
竹原孝行(東京都多摩市)
佐久市章

 

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佐久の頭文字である[さ]をモチーフに[鳥]がはばたく姿を図案化したもので、豊かな未来を創造する佐久市のさらなる飛躍を表現しています。
市民一人ひとりが輝き、魅力ある力強いまちづくりへの願いが込められています
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2005年5月の決定。
これが、[さ]の字ぃいい?(疑いのマナザシ)
これが、[鳥]の形ぃいい??(驚きのマナコ)

 

まあ、ご当地10周年の節目のこんなものとの比較対照に遊んでみるのも一興。

 

【2015.03.27「十年に一度の逢瀬:1」】
長野県佐久市
新佐久市誕生10周年記念事業 ロゴマーク
重田律子
〔2014年7月決定〕
佐久市10周年

 

さる公募系BBSには次のような書き込みがあって、かなり驚かされた。

 

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434:2005/08/13 13:20
みなさんは最近決まった市町章デザインで
どこのが一番すきですか?

 

435:2005/08/13 17:55 ID:k+2IZ4FC
>434
佐久市かな。次点は亀山市
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【2016.02.05「画像見たならなおも仰天」】
三重県亀山市
市章
坂井秀行
〔2005年3月決定〕
亀山市章

 

うううむ。おいそれとは同意しかねるが。このやり取りにはもう少し続きがあるのだけれど、そこはまたいずれそのうち。

 

長野というと何と言っても山国、あるいは全国で最も「海なし県」のイメージが強いとこだと思うけど、中でも佐久市には「日本で海から一番離れた地点」がある。となるとハレの日の正餐なんてのは川魚の大きいのがメインディッシュになるんだろう。実際、ご当地は食用の「佐久鯉」が名物です。昆虫食の伝統も普通にあるはず、蝗とか蜂の子とか。

 

そうだ、信州の鯉といえば昔からわからないことが一つ。
学生時代、医学部の友人が長野を一人旅していて、バスの中で偶然知り合った地元のご夫婦と意気投合し、そのまんまお家に招かれて(笑)歓待を受けたということがあったそうな。で、「鯉の洗い」や「鯉こく」なんかも出てきたとか。ところが、である。夫人から年齢を聞かれて答えたところ、「あら、年下なのねえ」とやや落胆気味であった由。

実はこの友人の母君がやはり信州出身で、後日息子からこれを聞かされて、何を意味するのかピンと来たそうで。ご当地で、彼氏や彼女が相手の実家に行って鯉料理が出てくるというのは、親のお眼鏡に適ってその家の一員として認められた証、みたいなことがあるのだとか(通い婚とか、後朝の贈り物とかいったことの名残なのかも)。確かにそのお宅にも年頃の娘さんがおり、その婿にどうだってな思惑だった、でもそのあてが外れちゃったというわけ😅。

 

でもわからなかったのはここからです。信州でも婚礼そのものに鯉を出すことはないらしく、その友人や母君と「何で?」という話になったままだった。(因みにこの友人がその娘さんを嫁にしたなんてことはない。)

 

調べました、わかりました。

 

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近世以前はタイよりもコイのほうが上位とされ、かならず祝宴に用いられていたが、コイの腹びれは俗に「子留(ことどめ)のひれ」というため、子を産み出さずにとどめる不吉なものとして、婚礼にだけは用いられなかった。
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つまんねえ理屈であった・・・💧。

 

子供の頃家で錦鯉を飼っていて、♀個体が卵を沢山お腹に抱えたまま死んでしまうことがたまにあった。その道の達人に聞いてみると、コイは水草などに粘着性の卵を産み付けるので、そんな時はシュロ皮などを束ねて池に投げ込んでやらないと産卵できなくてダメ。そうした生態を昔の人も知っていたから上記の迷信も生じたんでしょうか。

 

話を戻して、佐久市章と対になるのはここ。

 

秋田県横手市
市章
田中博士(48歳:愛知県豊橋市)
横手市章

 

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横手市の[よ]と平鹿郡の[ひ]と横手市の頭文字[Y]をモチーフに、デザインし、実り、田園、清流を象徴する配色としました。さわやかで元気な人々のまち「豊かな自然・豊かな心・夢あふれる田園都市」をイメージしています。
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佐久市とほとんど同時、2005年6月の決定。似てます・・・よねえ?敢えて言えば、こっちの方がむしろ[鳥]感強いだろって程度で。自治体章の王者、田中博士にしてこうです😞💨。なんで「横手市」は2回出てくるのよ。無理くりこじつけるからでしょ。

 

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平成16年4月21日第5回横手平鹿合併協議会の「慣行の取扱いについて」の中で、市章等については新市において公募等により定めるものとして確認していたが、その後の合併期日の変更により、時間的な余裕ができたため、平成17年4月21日第4回横手平鹿8市町村合併協議会において、合併日に新市の市章が制定できるよう、市章デザインを募集し、合併協議会で採用作品を決定することについて確認した。
全国より応募のあった1,137点の中から、選定委員会において採用候補作品6点を選定し、平成17年6月23日第6回合併協議会で、会長を含む委員41名で投票を行った。その結果、最多得票を獲得した愛知県の田中博士さんの作品を、新「横手市」の市章デザイン採用作品と決定した。
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実は似た状況は佐久市章にもあり、倣って書き出してみると;

 

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平成16年8月2日第10回佐久市・臼田町・浅科村・望月町合併協議会の「慣行の取扱いについて」の中で、市章については新市において定めるものとして確認していたが、平成16年12月22日第13回佐久市・臼田町・浅科村・望月町合併協議会において、新市の発足を新市住民また対外的にアピールすることができるよう、市章デザインは公募とし、合併協議会で採用候補作品5点以内を選考の上、新市で採用作品を決定することについて確認した。
全国より応募のあった1,979点の中から、新「佐久市」市章選考委員会において採用候補作品5点を選定し、平成17年4月1日の(旧)佐久市・南佐久郡臼田町・北佐久郡望月町・同 浅科村の新設合併後、平成17年5月25日市章選定会議で東京都多摩市の竹原孝行さんの作品を、新「佐久市」の市章デザイン採用作品と決定した。
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となる。こちらもずんと早まった感じです。

 

そういうやっつけ仕事でもやれ1,000点だの2,000点だのの応募が集まった、夢のような公募バブルの時代。そんな時代はもう・・・、いや、また来るかもしれない、近いうちに。

 

(続く)

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