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2017年11月22日 (水)

【対決編】丸ブー艶競べ [58](白井市シンボルマーク・千曲市章・木曽町章・串本町章)

(承前)

子育てと尼崎とこの国について回る面倒なあれこれを適当なところで(十分過ぎるよ)適当に切り上げましてと。
再び魅惑の丸ブーステージです。まずは平成大合併に先立つこれから。

千葉県白井市(しろいし)
シンボルマーク
(作者不明)
白井市シンボルマーク

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ふるさと白井の広がる未来と地域の調和を象徴しています。[輪]の色の[青]は空と水を、[橙]は梨と大地と稲穂を、[緑]は森と田園を表現しています。

[青]
空、水を表す
澄んだ空、きれいな水
[橙]
梨、大地、稲穂を表す
梨の実、豊かな大地
[緑]
森、田園を表す
やすらぎの森の緑
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橙が梨??ちょっとよくわかりません(笑)、そんなに何度も繰り返されたって。知恵の輪みたいに絡めりゃそれっぽくなると思ったわけだ。右下に何かちょこんとついているのは、これがなんと市章(1981年11月制定)。ご当地は平成大合併を経ていないので、丸ブー市章を手に入れることができず、代わりに当世風なシンボルマークを別途用意したと見たんだけれど、実際には1999年12月の制定なので、大変な先見の明ありです。でも市章とシンボルマークの両立というやり方が一般化していなかったので、このように折衷したものと思われる。こういうコブつきデザイン、どっちかというと「汚し」だと思えるのでキライだけど。

これを先行事例としてww、4年ほど下ると大合併の時代に突入する。

長野県千曲市
市章
尾浦孝夫(神奈川県横浜市)
千曲市章

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デザインは、「共生と交流の和・[環]をイメージし、千曲市の[千]を表現」したもので、市の将来都市像である「千曲川に月や花が映える共生と交流の都市(まち)」実現への願いが込められている。
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ナンのことやら(冷笑)。何も考えずに[将来像鸚鵡返し]の技をかけたということね。知恵の輪感、より強力です。でも定めしこういうのを「縮小に耐えないデザイン」というのであろうよ。

≪もっと頭使えやオラァ

ご当地は更埴市(こうしょくし)と呼ばれていた市(全く親しみの湧かない地名だ)が、近隣の更級郡上山田町・埴科郡戸倉町(はにしなぐん とぐらまち)と新設合併した自治体。合成地名を廃したとも言えるわけ。

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(2004.01.24 信濃毎日新聞 抜粋;適宜アラビア数字に変換)

千曲市の市章選考委員会は二十三日、市役所更埴庁舎で開き、今月中旬まで十八歳以上の市民を対象に実施した市章アンケートの結果が報告された。最も多く投票があったのは、横浜市内の男性の作品。今後議会に報告した後、正式に決定、告示する。二月下旬にも、市章と市旗のお披露目をする予定だ。

〔中略〕

選考委員長の橋本光明・信大教育学部教授によると、「二十一世紀らしい斬新さがある」と高く評価された。
アンケートは、市内在住の十八歳以上約53,400人を対象に投票用はがきを配布。22.8%に当たる12,158人が投票した。1位の作品は4,792人から支持があり、2位とは109票差だった。
千曲市の市章は、合併に先立ち昨年六、七月に全国から公募。集まった1,800点余の中から、市職員二十人による事前選考で約300点に絞り込み、行政や議会代表と美術・教育関係者九人でつくる選考委員会が5点を選んで市民アンケートをしていた。
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「合併に先立ち」とはちょっと引っかかる表現。本公募は、市章募集 → 新設合併 → 市章決定という流れだった。つまりむしろ「合併に先立ち」決定に持ち込むことはしなかった、というところにニュースバリューがあるのじゃないの?
おそらく、2割超という回収率は高い方なんだろう。でも、投票された12,158票を分母に取ってみても、トップの尾浦作品(得票率 39.4%)と2位の作品(同 38.5%)の差は0.9ポイントしかなかったので、相当競り合った末の辛勝であった(この2点で4分の3を占めたのだから、残り3点を大きく引き離したとも言えるが)。

平成大合併の中では、千曲市成立は2003年9月だから早い方に入るだろうけれども、ピークの頃は何でもありだった。

長野県木曽郡木曽町
町章
水谷 勉(大阪府藤井寺市)
木曽町章(応募案)木曽町章(最終版)

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木曽町の[キ]をデザイン化しました。
[青]は、澄みきった空気と水、豊な自然を表します。
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「縮小に耐えないデザイン」その2。自覚があったのか、最終的にスリットを広げたようです(なぜ発表段階からそうしなかった?)。

ここは町章募集 → 町章決定 → 新設合併の順当無難なプロセスで、2005年8月決定。水谷も親子ガイダーなんだよね、いつかまた取り上げるつもりだけど。

2006年4月になるとこんなものが制定された。

和歌山県東牟婁郡(ひがしむろぐん)串本町
町章
中村善則(北海道札幌市:デザイナー)
串本町章

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[串]の字をモチーフに、[緑]で陸地、[青]で大海原、[オレンジ]で人の力を表現し、それらの組み合わせによって人と自然が生み出す力、未来へと向かって伸び行く姿を表現しています。
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トンガリ感がだんだん前面に出てきました(褒める意味合いではなくて)。性的な暗喩もあるようなないようなww。厨坊男子あたりがはやし立てそうです。

こちらは新設合併 → 町章募集 → 町章決定のパターンで、表彰は新町発足1周年の記念式典で行われている。えらい念入りに運んだもんやな(笑)。
因みに(旧)串本町は西牟婁郡に属していたのが、行政面・経済面で東牟婁郡や新宮市(元は東牟婁郡だった)との結びつきが強かったため、2005年4月に東牟婁郡古座町と新設合併した際に東牟婁郡に移ったそうな。そんなのもありなんだ。

(続く)

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