【加筆編】展ばした腕のその先に:下(八幡平市章応募作品)
【2018.01.31 加筆】
(承前)
最終的に、梅若小学校章の作者名は公表されなかったようです。けれどツルの第一印象では、「これ、和久やろ」。だってこうだもんね。
【2014.01.21「総合芸術家の作り方:Formula 1」】
三重県伊賀市
伊賀市立上野南中学校
校章
工藤和久
〔2011年8月発表・2012年4月開校〕
大分県日田市
水資源機構 大山ダム建設所
大山ダム水源地域ビジョン ロゴマーク
工藤和久
〔2013年1月発表・2013年4月ダム供用開始〕
全国防衛協会連合会
ロゴマーク
工藤和久
〔2009年3月決定〕
何と言っても、UmewakaとUenominamiでどちらもイニシャルは[U]。
待てよ、てことは、ツルの推測が正しければ、和久は梅若小と桜堤中の双方で採用されたということになって、改めてぞぞぞぞっの墨東奇譚、梅桜の帖。
もっともねえ。この手のデザインはいくらでも見つかるしねえ。
【2016.01.25「丸ブー🌀艶競べ♥ [13]」】
新潟県東蒲原郡阿賀町
町章
加藤雅丈
〔2004年12月決定〕
下に展ばせばこうだし。
石川県鳳珠郡能登町
町章
(作者不明)
〔2004年10月頃発表〕 →
能登町章なんか、地元小中学生対象の募集である。「次世代のキラキラした目で新しいものを」なんて簡単には信じないぞ、ツルは。結局、ごくありふれたデザインじゃないかよ(苦言)。
それに、こんなのも思い出すなあ。
岩手県八幡平市
市章(応募作品0119)
〔2005年6月決定〕
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「八幡」の[八]をモチーフに人が大きな農(黄色部)を抱きかかえている様子を表現。[赤色]は燦々と輝く太陽を象徴すると共に「八幡平市」の活力を象徴。[緑色]は緑豊かな自然を象徴すると共に「八幡平市」の繁栄を象徴。[青色]は清く流れる川の流れを象徴すると共に「八幡平市」の明るい未来への希望を象徴。[黄色]は豊かな大地と実りを象徴すると共に「八幡平市」の躍進・発展を象徴。
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あらまあ、原色を全部使っちゃったんですかい。自治体のシンボルとしてはいささかお下品ですよ。さして長くもない文章の中に「象徴」という単語が8回も出てくるのも極めてお寒い。実は何も象徴していないってことになるんだよ。
岩手県八幡平市
市章(応募作品0140)
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八幡平市の[八]の字を数字の[8]、そして頭文字の[H]を組み合わせ図案化した。[緑]の部分はH、[白い]部分が8。Hの文字の意味の中には、Humanism(人間性を大切にし)、Happiness(幸せに)、Hope(希望をもてる)、Home Town(故郷の町)という意味合いも持たせたい。
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こりゃまた一体何なんですかね?コンセプト、というより文体が全く違っているから0119とは別人なんでしょうが(0140の直前には同じ文体の作品が10点以上並んでいる🌀)。そもそも「はちまんたい」なのになんで「ヒューマニズム」とか「ホープ」とか「ホームタウン」とかまで持ち出すのだ。『歯舞群島の「H」は北方領土の「ほ」です』って言うようなのと変わりゃしねえ(今は「歯舞諸島」とは呼ばないんですよ)。
こういうのを読むとさすがに「(ちゃんとした)日本語で書け」と言いたくなる。『「は」の文字の意味の中には、「はつらつ」、「はりあい」、「はばたき」、「はれやか」という意味合いも持たせたい』ぐらいに(適当っすが)。
でも、後からいくらでも付け足せる理屈なんてものじゃ、やっぱりダメなんだと思います。
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