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2017年12月31日 (日)

もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その204:chutan)

(承前)

最終段階に至ってまたまた発見しちゃいました、ブタに続いては[ネズミ]です。ご当地キャラではなくて企業モノだしちょっと古めだけど、これがまた塩キャラマニアには堪えられない隠れた逸品なんすよ!

愛知県名古屋市中区
中日ビルタウン
イメージキャラクター
chutan
塩崎(大阪府)
chutan

かなりシンプル、盛り少な目。かつ、ほとんど完全にシンメトリーとは塩キャラDogma外。そこを補うというわけか、胴体より耳が大きいという突拍子もない頭でっかち、いや耳でっかち、素っ裸に[ボウタイ]のみのいささか刺激的なコスチュームとなっております。
ネズミが出没する「中日ビルタウン」とは、ご当地の繁華街、栄にある「中日ビル」の地下2階〜地上3階を占める商店街のこと。(何か?)

ペアキャラ状態になってるんだよねえ、これ↓と。

【その24】・2015.05.01【その24の2】
愛媛県四国中央市
マスコットキャラクター
しこちゅう → しこちゅ〜
塩崎歩美
しこちゅうしこちゅ〜

あおくんときいろちゃん。(わかるかな?)
「chutan」の発表は(東日本大震災発生後まもない)2011年6月頃、応募は128点あった。「しこちゅう」の発表は2013年1月、改名&デザイン補整&着ぐるみお披露目は同年10月だから、黄色い[ネズミ]は二匹目のドジョウ、二羽目のカモだったわけ。[口]の形なんかまるで一緒。
しこちゅうにリデザインがかかったのも、[川之江城]を盛った[ネズミ]の姿が、chutanの頭上に[円盤]みたいな謎の物体 ――ブリキのゴミバケツではない。ビルのてっぺんにある構造物で、昔はおしゃれな回転レストランだったとか―― が舞い降りた様子に似ている、それはマズいという判断からだったのかもしれない。

あ、そうか。前回の本編でも書いたとおり、[通せんぼ]ポーズの塩キャラはほとんどかあゆみ作となっているのだから、chutanも「塩崎あゆみ」名義で発表されたのかもしれないな(詳細不明)。

しかしこのchutanも、多分もう使われなくなるのだと思う。あと1年余りでこのビル自体が取り壊されてしまうからです。

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(2016.09.28)

中日新聞からのお知らせ

中日ビルの建て替えについて

株式会社中日新聞社(名古屋市中区三の丸一丁目6番1号、社長:小出宣昭)と中部日本ビルディング株式会社(名古屋市中区栄四丁目1番1号、社長:金森昭夫)は、2019年3月末をもって中部日本ビルディング(以下中日ビル)を閉館し、新ビルに建て替えることを決定いたしました。新ビルは2020年代半ばの完成を目指しています。
中日ビルは1966(昭和41)年4月の開館以来、半世紀にわたって多くの皆様のご愛顧を受けて営業してまいりました。一方、設備の老朽化が目立ち始めて十分な機能を発揮できていないのも事実です。耐震性能は、2006年に阪神大震災クラスの地震でもほぼ倒壊しない強度を目指して補強しましたが、東日本大震災後に公表された「南海トラフ巨大地震の被害想定」で名古屋市の最大震度が引き上げられ、対応を迫られています。以上を総合的に検討し、最新の機能を備えたビルへの建て替えを決めた次第です。
これに伴い、新聞社直営の「中日劇場」は2018年3月末で営業を終えることを決めました。新ビルでは本格的な劇場は設けませんが、文化発信につながる新たな施設をつくりたいと考えています。「栄中日文化センター」は、2018年秋に近隣に仮移転し、新ビルにてさらに内容を充実させて生まれ変わる予定です。
新ビル全体については、名古屋市のまちづくり基本方針「栄地区グランドビジョン」に沿いながら、栄活性化の一翼を担える再開発となるよう検討を進めています。用途や規模など詳細が固まり次第、あらためて発表いたします。

株式会社中日新聞社
中部日本ビルディング株式会社
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この商店街は2019年1月末でクローズ予定。
ああ、ここにもこうしてあの震災が影響しているのか。築50年超といえばそろそろビルとしての寿命も尽きてくるだろうし、ご当地では巨大地震へのさらなる備えが強く求められているはず。というより、日本に住んでいる限り、どこにいても地震からは逃れられない定めでしょう。

命あるもの、姿あるものはいつか皆死ぬ。All are mortal.
愚blogで取り上げた数々のご当地キャラの中でも、ブームが去って活動停止に追い込まれるものは増えていることと思う(乱立と過飽和の状態にあったことも事実だし)。費用に見合う効果が期待できないとなれば、とかく広告宣伝費とは削られやすいものである。
しかしそれにしても、10年に満たない活動期間って、ブランディングとしては短いような気がしますねえ、Contingency Planのあおりを食らった形とは言え。

無論、その一方で、先日取り上げた「いるまちゃん」「まっぴ〜」「タワラモトン」等のように、新しく生まれてくるキャラクターもある。すべからく、作るからには長く大事に使うべし。
でも、あくまで無難かつありきたりの塩キャラなんぞを公募で選んだということは、制定/運用側の熱意と思い入れのなさを表してもいよう。10年近く後に新しいビルが完成した際、chutanが復活することは望むべくもあるまいて。

(あと1回続いて、終了・・・)

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