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2017年12月15日 (金)

もはや盡きせぬ無明の闇キャラ(その23:くまだ とまお)

【2018.03.04 追記】
「くまだ とまお」、やはり真正塩キャラたる旨2018年2月の写真週刊誌FRIDAYの記事に出ていました。詳しくは【2018.03.03「It's so FRIDAY, FRIDAY Chinatown」】・【2018.03.04「Oh It's a FRIDAY Night」】をご覧下さい。

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(承前)

限りなく真正塩キャラ嫌疑のかかるものはまだまだあれど、あと1点だけ斬っとこう。

北海道苫前郡苫前町
イメージキャラクター
くまだ とまお(とまおくん)
(作者不明)
くまだ とまお

これも塩キャラ判定して問題ないですよねえ??愛称とセットで公募されたもので、今年の2月26日、「苫前町凧あげ大会」でお披露目されている(プチ伏線)。

ご当地は「風のまち」を名乗っていて、道内最大級という町営の風力発電施設もあります。当然、居並ぶ[風車]がイチオシのみどころです。見方を変えると、一族的にはここんとこマイブームの盛りアイテム。

【その196】
高知県高岡郡梼原町
ご当地ナンバープレート
佐藤健二(大阪市)
〔2016年11月発表〕
梼原町ナンバープレート

[町章]入りのお洋服に[町名]入りのお帽子はDogmaどおり。従来よりやや小さめではあるけれど、[トマト]+[メロン]+[ホタテ]+[エビ](アマエビ(=ホッコクアカエビ)であろうか)を盛り付けたグルメな[ヒグマ]とくれば、次の真正塩キャラを思い出さざるを得ない。

【その112】
北海道常呂郡置戸町
地域キャラクター(ゆるキャラ)
(優秀賞)おけまるくん
塩崎歩美
〔2013年9月発表〕
おけまるくん

こちらはご当地ブランド「オケクラフト」の[ボウル]+[プレート]+[スプーン]に、[学校給食カレー]+[ヤーコン]+[アカエゾマツ]+[エゾムラサキツツジ]。
同じ道内ながらそこはでっかいどー北海道、苫前町と置戸町は180km離れていて(役場間距離)、でも似るものは似るんです。因みにこちらのデザインが発表されたのは置戸町の「馬力だすべえ祭」にて。ご当地的一大イベントで発表というのはよくあるパターンね。

しかし、ご当地ではヒグマに対して特別な感情があったらしい。この獣を町興しキャラに起用すること自体が大きな決断だったと思うんだわ。

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(Wikipedia)

三毛別羆害事件
1915年(大正4年)12月9日〜14日に、苫前町三毛別(さんけべつ、現在の地名は三渓)でヒグマが民家を襲撃した事件。ヒグマは最終的に射殺されたが、死者7名 負傷者3名の被害が発生し、日本獣害史上最悪の事件となった。
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1週間近くにわたって襲い続けたという、百年前の惨劇。その記憶からの脱却を図ったと思うわけ。
でもこれ、過去の悪夢とか田舎の話とか言ってられないですね。今年は京都市内で夏前からイノシシが出没した。6月13日、左京区の京都大学熊野寮に一匹迷い込み、猟友会の麻酔弾によって取り押さえられている。Twitterの熊野寮公式アカウントが当時の緊迫した気分を伝えます

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ただいま、寮内にイノシシが出没しています。
けっこうでかいです。寮の人はできるだけ外に出ないようにしましょう。近隣の住民の方も気をつけてください!
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内ゲバの殴り込みや警察のガサ入れなら慣れてる熊野寮生(必ずしも京大生とは限らぬが)も大仰天、前代未聞の椿事であった。

11月27日には左京区岡崎に現れた個体が平安神宮の国指定重要文化財の大極殿に入り込み、祈祷が行われる本殿の前を走り回ったというからこりゃまた豪いこっちゃです。その後、市街地ど真ん中の丸太町通を西へ4kmも猪突猛進、御所の前も駆け抜け(禁門の内を侵すことはさすがに憚ったらしい)、二条城の西のお濠に飛び込んで昇天している。

花のお江戸では只今お猿の大冒険中です。♂と見られるこのニホンザルは神奈川県の丹沢山系から迷い出たらしく、最初10月17日に平塚市で目撃された後厚木市に移動し、11月には大和市、横浜市、三浦市、三浦郡葉山町、鎌倉市、逗子市、横須賀市、藤沢市、綾瀬市など湘南中心に県内各地を周遊して、12月になると5日に神奈川県川崎市幸区下平間から多摩川を越えて東京都大田区蒲田に入り(∴多摩川大橋orガス橋を利用したものと思われます)、7日には港区の港南に現れたかと思えば翌朝には六本木のスペイン大使館の屋根で休息を取って、昼前には新宿御苑に入った。9日に豊島区に動いた後は東寄りに進路を変え、10日に文京区を経て葛飾区柴又に詣で、12日には江戸川区北小岩に向かい、13日には遂に江戸川を越えて(市川橋経由?)千葉県市川市に達し、14日船橋市、本日15日午後には習志野市、千葉市花見川区に現れたそうな。

旅程は約180km、なおも移動中というから、東京見物としゃれ込んだというより、左甚五郎の三猿でも見ようと信心篤く日光東照宮に詣でるつもりだったのが、ふと気が変わって犬吠埼の初日の出でも拝みたくなったのであろうよ
この10年ほど、大都市でのこういうケースも増えてるよなあ。

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【2017.12.31・2018.01.06 追記】
その後もこの猿くんはひたすらに東を目指し;

18〜19日には佐倉市
20日には八街市(やちまたし)
21日には山武市(さんむし)
(地理的には横芝光町も通ったはずであろう)
25日には匝瑳市(そうさし)
26〜29日には旭市まで来ている。後は銚子市を残すのみ、元旦には犬吠埼で太平洋の初日の出を見ることができるか、猿くん。

そして、年明けて2018年1月1日午前11時頃、遂に銚子市の宮原町ヤマト運輸付近で目撃された由。後は何処へ流れるのだろう・・・

♪名も知らぬ 遠き山より
 流れ去る 猿の身 一つ
 ふるさとの群れを 離れて
 汝はそも 街に幾月
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苫前町に戻ろう。
運営上、このキャラは使用料を「苫前町並びにキャラクターの知名度を向上させていくため、営利の使用を含め無料」としている。「くまモン」流です。でもやっぱり、どうにも遅かったんですよね、出足が。

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(2017.12.13 北海道新聞 抜粋)

苫前「とまお」初陣は全国333位 ゆるキャラGP 681体出場の中で

町のイメージキャラクター「とまお」が、11月に三重県桑名市で行われた「ゆるキャラグランプリ2017」に初挑戦、ご当地キャラクター部門で1377票を獲得し、全国333位となった。留萌管内ではトップとなったが、町は「来年はもっと上位を狙う」と雪辱を誓っている。

〔中略〕

町はグランプリ参戦を宣伝するポスターを作り、投票を呼び掛けたが、浸透しなかった。
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あらあら、〆が冷たいねえ(笑)。ま、しょうがないでしょうけど、でもね、初陣も何も、このGPはあともう2回しか残されてないんですよ(cf. 2017.11.20「一つの時代の終わり」)。せいぜいお気張りやす、このキャラで。カワイきゃいいんだろうから。

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