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2017年12月11日 (月)

【覚え書き】東京五輪マスコット選考、2nd Stage Cleared!(四つ目の輪)(ジバニャン・Ponta・カツオにゃんこ)

(承前)

もう一つ、今回の報道で特徴的なのは、「類似」への言及が多いこと。むべなるかな。

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(2017.12.08 07:10 スポーツ報知)

〔中略〕

3案が発表されたのは午前10時45分頃。正午前には、早くも「似すぎ」「またパクリ?」などの文字がネット上に散見された。いずれも標的となったのは、「ウ」案だった。
キツネの顔に勾玉をデザインした五輪のマスコットは、「妖怪ウォッチ」に登場する地縛霊のネコ「ジバニャン」にソックリとの指摘が。顔の色や模様は違うものの、白目部分が黄色い真ん丸の目がジバニャンを連想させたと考えられる。
「妖怪ウォッチ」を制作する「レベルファイブ」の代表取締役社長兼CEOの日野晃博氏は、選定に関わる「マスコット審査会」のメンバーを務める。何らかの忖度があったと勘ぐる声もある中、日野氏は「ほかの審査員の皆さま同様、公平な立場で審査をしており、現在のマスコット3案にジバニャンなど妖怪ウォッチのキャラクターに似ている案は全くないと考えています。先入観にとらわれず、小学生投票の結果を楽しみにしていてください」とコメントした。
一方、タヌキがモチーフのパラリンピックのマスコットは、ポイントカードに描かれた「ポンタ」をイメージさせるとの意見が相次いだ。こちらも目の周辺に類似点が見られるが、カードの運営会社ロイヤリティマーケティングは「モチーフがタヌキなので似ていることもあると思います。ポンタはタヌキ仲間として応援しています」と“大人の対応”を見せた。

〔後略〕
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候補ウ オリンピックキャラ & ジバニャン 候補ウ パラリンピックキャラ & Ponta

ううう、おぢさんの貧弱な知識では、ジバニャンと言えば類似ネタはひとえにこのキャラだったのに

高知市
株式会社濱惣
キャラクター
カツオにゃんこ
カツオにゃんこ & ジバニャン

まさか今になってこれを取り上げようとは。
まさに新時代の胎動を感じるなあ・・・。否。選考には鳥嶋和彦も加わってるから、80年代少年ジャンプ風とも言えるんだ!(どれが?

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(2017.12.08 07:00 スポニチアネックス 抜粋)

〔前略〕

ネット上では早くも「あれに似てない?」と、3組と人気キャラクターの共通点をあげる書き込みで盛り上がっている。ウ案は「ジバニャンとポンタ感強すぎ」「こんのすけにしか見えない」などと1番人気だ。五輪がアニメ「妖怪ウォッチ」やゲーム「刀剣乱舞」、パラがコンビニ大手ローソンなどのキャラを思わせると話題を集めた。また、ア案には「このデジモン感がたまらない」と、ゲームやアニメが人気の「デジタルモンスター」の世界観と共通点があるとの声も。イ案には「左側(五輪)は手塚治虫で右(パラ)はポケモンな感じ」などの指摘があった。

〔後略〕
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あのさあ。有象無象のネット系メディアが、「ネットでは」と称して、一般の書き込みをコピペしてごく簡単なコメントをつけて記事にする、なんてのは愚blogを書くようになってからよく遭遇する(ツル自身も十分に心せねば)。裏付けの取れない内容を裏付けの取れないように書いちゃうというのは昔から二流三流の週刊誌にもある手法だろうけど、「ネット民の声」と言った途端にそれが免罪符となって「裏付け」すら問われなくなる感じなのはどういうもんですかね。しかもそれを(スポーツ紙とはいえ)新聞が安易に採り入れるとは。
ネット上の意見に目を配らなければ世の中の動きを見誤ってしまう、とか何とか宣うんだろうなあ。でもそれは往々にして短絡的かつ閉鎖的なものです。

締めは再び朝日。

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(2017.12.08 17:59 朝日新聞)

7日に公表された東京五輪・パラリンピックの大会公式マスコット最終候補3案について、インターネット上では早くも既存のキャラクターとの「類似性」を指摘する声が上がる。2年前、大会エンブレムの白紙撤回に追い込まれた大会組織委員会は、今回は万全の態勢を取った。「他人の知的財産権を侵害していないことを証明する調査は、すべて実施済みです」と主張している。
3案のデザインが公表されると、ネット上ではウ案を対象にこんな声が相次いだ。「妖怪ウォッチのジバニャンに似ている」「(ポイントサービスのキャラクター)『Ponta(ポンタ)』じゃん」
ウ案だけではない。「アはデジモン、イはポケモン」「アは(米国のアニメの)パワーパフガールズ」「イは手塚治虫のアニメキャラに似ている」など様々な声が上がる。
大会組織委員会の広報担当職員は「そうしたネット上の反応はもちろんチェックしています」としたうえで、「商標登録の確認を事前に行っており、『類似性はない』との太鼓判をもらっている」と話す。
組織委は2015年、一度は大々的に発表したエンブレムのデザインをわずか1カ月あまり後に白紙撤回に追い込まれた苦い経験を持つ。公募の形はとったが、応募の条件を著名なグラフィックデザインの賞を2回以上受賞した経験者に限定するなど閉鎖的な選考だった。審査会も存在はしたが、メディアにその存在を知らせることなく内々で進めていた。その反省も踏まえ、今回は「できる限り開かれた形をとった」。
ただ、審査過程で類似性を懸念する声が上がる一幕は、今回もあった。一般公募した2042作品を最終的に3作品に絞った10月13日、第6回のマスコット審査会の会合後、夏野 剛委員(慶大特別招聘教授)は「中には『ちょっと何かに似ているんじゃないかな』『ちょっと類似だよね』という感じがするものが、あります」と話していた。
審査会はその後、手を打った。12月1日の第7回会合後、林いづみ委員(弁護士)は「作者には、自身の作品が他人の知的財産権を侵害しないということを保証してもらっている」。3作品の作者に、制作過程を証明出来るような資料の提出を求め、「すべての作品にオリジナリティーがあると認定した」。また林委員は「商標権(ブランド)、意匠権(デザイン)の登録は、先に出願したものが優先される『先願主義』なので、先に登録されているものがないかどうかの調査を行った。国内外の商標調査をすべて終え、意匠権についても問題がないことを確認済みだ」と説明した。

〔後略〕
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アンタまで「ネット上デワの守」かいっ
これまた何だかねえ、な記事ですが(ツルに言わせりゃ審査会が「メディアにその存在を知らせる」必要などない。商標事前確認や作者保証はご当地公募や五輪エンブレム当初公募でも行われてきた手段であり、実効性のほどは知れない)、「類似」って、結局は見た目というより関係性や世界観ってことではないかしらん。今回3組とも似たり寄ったりと思えるのはそこだろう。これこそ、泣く子も黙る「コンセプト」っちゅうやつですかね

(続く)

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