【対決編】丸ブー🌀艶競べ♥ [61](豊後大野市章・栗東市シンボルマーク・鶴ヶ島市イメージマーク)
(承前)
「今年中に終了します」と言っちゃった以上、年越しなんてカッコ悪いことにはしたくないんですが、「艶競べ」の方もまだいろいろ気になるネタがあるんですよねえ。そろそろカウントダウンに入ってきとりますが、リキ入れてハイペースでいかなきゃ間に合わないや。
数多の丸ブーが妍を競う中、今度はちょっと珍しい「ふくよか系」を見てまいります。(誉めてるんじゃないけど。)
大分県豊後大野市
市章
彦根 正(東京都)
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豊後大野市の豊後と大野の頭文字(英字)の[BとO]を組み合せ、豊かな自然と文化を未来へと継承し、発展するまちの姿を表現しています。[赤]い中央の[太陽]は、健康で文化の香るまちの輝く希望を、[青]の[大野川]の流れは、人々の協働・共創の和を象徴しています。
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今風に言えばマツコ・デラックス的風貌。2005年3月合併&市制施行で同年8月市章制定、当時既にナンシー関(本名 関 直美:1962.07.07〜2002.06.12)は他界していた。
彦根の文章を読んでいつも思うのは、言葉を盛り過ぎて(あるいは省き過ぎて?)logicが掴みにくいということ。でもそこを深追いすると、またぞろ「もう何か、理解力が足りないのか、大いなる勘違いをしてますね。」などときーきー言われかねないので、上記の作者コメントがわかりやすくかつ意味深いものであるか否かは読者諸賢の判断に委ねることとしましょう。
まっ、大抵の一般人(^_-)は一目見て「豊後の[ぶ]の濁点はどこへ行ったの?」って突っ込むぐらいのもんじゃないですかね。
これと似通ったテイストを持つのがこれ。
滋賀県栗東市
シンボルマーク
(作者不明)
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[グリーン]と[ブルー]は、市民憲章の前文である「緑と文化のまち」や豊かな自然環境を表現しています。[レッド]は、栗東市民の生き生きとした活動や栗東市の発展を象徴しています。
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これは渡辺直美というより柳原可奈子であろう。
実は、ご当地はこの四半世紀で非常な発展を遂げたところで、2001年10月に単独で市制を敷いている(もう「馬(とマッシュルーム)のまち」だけでは語れないのよ)。その時作ったのがこのシンボルマークで、だから豊後大野市より先輩格です。
・・・おん!?もしも豊後大野市が栗東市に攻め入って占領したならば、割と簡単に後者の市旗を前者の市旗に作り直せそうだ、十字軍みたいに知恵者がいればねww(cf. 2016.12.27「国家権力の消長!」)。
因みに栗東市の市章は別にあり、1961年9月に町章として制定されたものを継続使用している。当時建設中だった名神高速道路の栗東インターチェンジがモチーフというんだけど、見ると仰天しますぜ。およそ自治体章らしくないので。むしろ昭和の下請け機械メーカーって感じです。
まーなー。ふくよかっちゃあ聞こえもいいけど、ぶくぶくした水ぶくれ感もあるにはあるわけで。
でぶ専と思われても困るので、スリ筋くんも取り上げておこう。
埼玉県鶴ヶ島市
イメージマーク
(作者不明)
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鶴ヶ島市のイメージコンセプトをシンボル化したマークで、活力と飛躍、参加と強調、伝統と文化などを意味しています。モチーフは市名の[鶴]、市民、交流の拠点となるジャンクションで、「躍動する生活文化都市」へ向けて、飛翔する姿を表しているよ。
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おお、痩躯[鶴]の如し、名は体を表す。されど[赤丸]は永遠に😁。
制定の詳細は不明だけど、現在、同市サイトのキッズページのみに掲載されている。おそらく、市制20周年辺りの時に作って(1991年9月単独市制施行)、一定期間が過ぎて(何らかの理由で😅)使用を終了した、でもキッズコーナーからは下げそびれているといったことではないかと推測。
市章はあの最長老ガイダー椿本僖一による1965年6月製の鶴の家紋風マークね(cf. 2014.07.10「Four Decades in Life!」)。
・・・って、これ見て思い浮かぶ痩せ型のタレントがおらんわ・・・、Mr.オクレぐらいしか。これもテレビ見なくなったせいかね。
(続く)
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