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2017年12月19日 (火)

【落穂拾いの帖】大御所厳選!Countdown, 10!!(Ruizaちゃん・メイちゃん・海都くん・てんこくん)

【前口上】

さて、5年以上斬ってきた塩崎デザインもネタがさすがに尽きてきて、残すところほんの数点になりました。
そこで、ファイナルカウントダウンの意味合いも込めまして、これまで取り上げそびれた大御所ガイダー作品に(一応)最後の殴り込みをかけてまいります。いずれ劣らぬ「テンプレは俺に任せろ!」の常連陣から厳選し、さてどなたを爼上に載せましょうかの。

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終わりの始まりはまずこの作家ね、やっぱり。

長野県北佐久郡軽井沢町
キャラクター
Ruizaちゃん
工藤和久(青森県)
(愛称)星崎 遼(軽井沢町)
Ruizaちゃん(応募案)Ruizaちゃん(最終版)

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軽井沢町の豊かな山々を基調とした明るく、元気なキャラクター。
頭には[浅間山]と軽井沢町の町花[サクラソウ]、体には清流と風をイメージ(腹巻き?)しました。
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別荘地のキャラにしては泥臭いとツルは思ってたんですが、それでもデザイン補整で多少かわいさUPしたんだな(笑)。もともと、キャラクター系では多少の泥臭さが工藤の売りだったのかもしれないが(そこが「ダサイナー」と揶揄された理由の一端でもあろう)。
2009.07.01デザイン決定、応募案の黄色い輪(渦巻き?)が何を表していたのかはわかりません。腹巻き模様がこの流れ↓を汲んだものであることはわかるんだけど。

【2016.01.27「丸ブー艶競べ [14]」】
新潟県十日町市
市章
工藤和久
〔2004.12.24決定〕
十日町市章

ジモティ星崎のネーミングコンセプトはこう。

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軽井沢の自然環境に関する特徴をすべて持っているキャラクターであり、浅間山や町花のサクラソウにちなんだ名前も考えましたが、全国的にキャッチーで「軽井沢」をすぐに連想させてくれる名前をと思い、「軽井沢の妖精」、「軽井沢の分身」をイメージし、「かるいざわ」の真ん中3文字をいただいて命名。
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ほほう。これ、実は和久デザインへのアンチテーゼになっていたのか!「かるいざわ」から「カール」とかではなくて「ルイザ」を叩き出したのは出色だけど、残念、とても女の子には見えませんな。

「(省略された)地名」+「ちゃん」つながりでもう1点、このガイダーから。

群馬県邑楽郡(おうらぐん)明和町
オリジナルキャラクター
メイちゃん
信貴正明(新潟県燕市)
メイちゃん

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名産の[梨]や利根川の水、緑の大地や自然豊かな様子をイメージしており、町の花[菊]を手に元気に未来へ躍動する様が描かれています。
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まさにRuizaちゃんが発表された当日の2009.07.01から09.10にかけて募集されており、町民投票を経て2010.01に「広報めいわ」紙上で発表されている。信貴一族のキャラクター作品というのは大体このタイプなので、いわゆる自治体章濫造時代とご当地キャラ全盛時代とのブリッジ的な立ち位置にあった作家かと思えます。着ぐるみ化もあまり意識しなくて済んでたというか。
そして2年後、2011年の年末には明和町社協が「キクちゃん」by 房本正美を制定(cf.【その15】)。房本は塩崎一族の別名義と見られるものです。斯くして全国西でも東でも塩崎肥大が進んでいった歴史ということでもあろうなあ。

古くは2001年4月頃、次のようなものも作られていた。

長崎県壱岐郡芦辺町(現 壱岐市)
原の辻遺跡保存等協議会(芦辺町教育委員会内)
原の辻遺跡マスコットキャラクター
 ↓
壱岐市立一支国(いきこく)博物館
キャラクター
海都(かいと)くん
信貴正明(しんぎ まさあき)(38歳:新潟県燕市:グラフィックデザイナー)
(愛称)
川口祐太(16歳:長崎県壱岐郡郷ノ浦町(現 壱岐市))
海都くん

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海原をイメージした[波]の[冠]をいただき、未来へ向かって[船]を漕ぎ出す一支国の若き王の姿を制作。海を越えて古代交易の拠点として栄えた一支国の王都の若き王というイメージで描いている。
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無論、正しくは「しぎ」です。図柄は何やらコレ↓に受け継がれた感じ。

兵庫県高砂市
株式会社シールズ
兵庫・播磨ブログポータルサイト「てんこもり」
マスコットキャラクター
(候補作品④)てんこくん
てんこくん

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歴史浪漫の播磨人を基調とした、明るく・元気なキャラクターです。
手には鉛筆を持ち、情報を自由に書き込みすることをイメージしました。
シンプルで・親しみやすく・多くの人に愛されるデザインです。
また、縮小・単色・白黒にも耐えられ、多用途な使い方ができます。
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、これって工藤和久ですよねえ?2007年7月人気投票(cf. 2016.05.19〜22「公募ガイダーの甘えと傲り」)。

原の辻遺跡のキャラ公募も、相当変である。「壱岐島内外の学識経験者等12名の審査委員により選定」として;

〔シンボルマーク&マスコットキャラクター〕
審査委員長 種田和夫(壱岐郡美術協会)

〔キャッチコピー〕
審査委員長 篠田幹夫(元電通九州営業開発部長)

てなところまで呼んできてこうなった↓。

〔シンボルマーク〕
(最優秀賞)
田原嗣晴(たはら つぐはる)(38歳:長崎市:グラフィックデザイナー)

〔マスコットキャラクター〕
(最優秀賞)
海都(かいと)くん
信貴正明

(優秀賞)
はるのちゃん
金津 博(かねづ ひろし)(56歳:新潟県上越市:自営業)

ここでも読み方間違ってっし。

(無名)→ とんぼ玉くん
藤井美樹(ふじい みき)(23歳:静岡県浜松市:会社員)

(佳作)
つじまるくん
下田真由美(しもだ まゆみ)(29歳:長崎県島原市:デザイナー)
(愛称)
早川美基夫(50歳:福岡県大野城市)

〔キャッチコピー〕
「時間(とき)と海風(かぜ)の交差点 「原の辻遺跡」」
中尾浩子(なかお ひろこ)(31歳:長崎市:会社員)

(優秀賞)
「いにしえの海上王都 「原の辻遺跡」」
栗山照州(くりやま てるくに)(33歳:福岡市:家事手伝い)

もちろん、正しくは「てるくに」・・・あ、合ってるかw。「家事手伝い」って、大昔のミスコンみたい(爆)。

「年旧る(ふる)王都 光降る現在(いま) 「原の辻遺跡」」
山口真一(やまぐち しんいち)(38歳:長野市:地方公務員)

で、上記のとおりキャラ入賞は計4点あったわけですが、結局、全てが採用されてるのだ(@_@)。愛称の決定プロセスがまたややこしくって・・・

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(2001.09.24 長崎新聞 抜粋)

壱岐にある国特別史跡「原の辻遺跡」のマスコットキャラクターの愛称を募集しています。キャラクターは(1)一支国の若い王(2)稲をもつ少女(3)弥生土器を背負ったヤドカリの3種類。
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(3)は佳作の下田作品。つまり、格上の優秀賞の藤井作品は愛称公募にかけられていない。これ、この時まではなぜだかこのトリオでいこうと考えていたことを意味します(; ̄Д ̄)。それがいつしか藤井作品も加わっちゃった感じ。いかなる仔細ありしや?

(続く)

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