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2017年12月29日 (金)

【落穂拾いの帖】大御所厳選!Countdown, 2!!(福島植樹祭・石割メイちゃん・信州大学全学教育機構)

(承前)

カウントダウン、取り上げたい作家はあと2人いる。高柳順子と小柴雅樹。
本当のところ、この2人のことはあまり書きたくない気もする。ご当地公募界の最後の良心と信じているから。(それを裏切られたくないんだよ。)

まずは小柴から。

福島県
第69回全国植樹祭 シンボルマーク
小柴雅樹(52歳:兵庫県宍粟市)
福島植樹祭

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(審査会講評)
「緑豊かなふるさとの再生」と「親子で植樹する」というイメージが、デフォルメされた福島県の[地形]により、シンプルに表現されている作品です。
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あぁ、確かにこの脱力した感じは小柴のテイストだ。でも本人の文章が読みたかったなあ。シンプルにしてダイレクトに響いてくるあの文章が。

イベントは2018年6月10日に開催されるもので、天皇皇后両陛下を迎えて挙行されることになっている。でも開催日がなかなか決まらなかったのは(会期まで1年を切った2017年8月になって発表された。6月開催自体、かなり遅い方である)、例の生前退位問題絡みなのかしらん。

シンボルマークは2015年第4四半期に募集されて2016年6月に決定され、2017年2月に表彰式が行われるという長期戦だった。同時にテーマとポスターもそれぞれ公募されている。

(優秀賞)
梅村元彦
井口やすひさ

(入選)
佐藤千春
草野敬一
高木茂則
高原結子
會田 耀

〔大会テーマ〕
稲田昭子(69歳:長野県飯山市)
「育てよう 希望の森を いのちの森を」

〔大会ポスター原画〕
葛西由佳(郡山女子大学付属高等学校2年)

福島県で48年ぶりの開催となるこの大会は;

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東日本大震災及び原子力災害で甚大な被害を受けた本県が緑豊かなふるさとの再生を進めていく上での大きなシンボルとなるものです。
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と位置づけられており、確かに、特別な意義を持つものであろう。
でもそう考えると、梅村や井口の次点作品がどんなものであったか、そこで「特別な意義」はどう認識されたのか、怖いもの見たさで知りたい気がする。因みに点数制限はなかったので、登美子や貴子や千鶴子の名義は用いられなかったはず。(甘い!?)

式典会場は南相馬市の海岸防災林。そうか高柳の「のまたん」も活躍するのだろうか(cf. 2013.02.22「三島宿、ひともとの柳いと高きぞありける:その6」)。
「開催理念」にも;

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○県民参加の森林(もり)づくり活動を推進します。
○本県の復興・発展を加速する原動力とします。
○海岸防災林の復旧・再生や放射性物質の影響を受けた森林の再生を目指します。
○県内外の多くの方が参加できるようにします。
○国内外からの支援に対する感謝と復興に向かって強く歩み続ける福島の姿を広く発信します。
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とあるのが、皮肉にも本大会の特異性を浮き彫りにする。デザインにも力こぶがたんと入りそうなところを、小柴はちょっと外してきたわけです。

募集時のサイト記載には;

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第69回全国植樹祭のマスコットとして、着ぐるみや普及啓発グッズ等に活用した場合にコミュニケーションが図れる作品であるか
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シンボルマークの愛称については、シンボルマークが決定後に公募する予定です。
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などとあって、キャラクターとの区別が事実上なくなっていたのは以前も指摘したとおり(cf.【その52】・【その122】)。でもそうした植樹祭の慣例に再度風穴を開けたわけだ、この「シンボルマーク」は。これじゃさすがに着ぐるみは作れないっすよねぇ(いいんかいな)。

さりとは言え、[双葉]は小柴のお気に入りアイテムのようで、歴代の双葉モノを並べると次のとおり。

岩手県盛岡市
盛岡市環境部ウェブサイトキャラクター
石割メイちゃん
小柴雅樹(兵庫県宍粟市:デザイナー)
石割メイちゃん

2012年10月に開設された「ecoもりおか」サイトのキャラクター。同サイトも当然、空間放射線量マップの公開等を行っている。

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石割桜の[花崗岩]をモチーフに,石を割り突き破る[双葉]で環境に対する強い意志(石)を,左右にのびる[緑のライン]で良好な環境を未来の世代に引き継ぐ願いをデザインしました。
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「石割桜」とは、盛岡地方裁判所の構内にある名物の桜で、樹齢360年になるというエドヒガン(ソメイヨシノの片親となった種である)の木。文字どおり巨石がカパッと割れたところから生え出ている。つまりはその桜の360年前の姿を描いたわけだ

(優秀賞)
池田克也(埼玉県狭山市:グラフィックデザイナー)
駒井 瞭(大阪府東大阪市:グラフィックデザイナー)
堀江 豊(広島県廿日市:グラフィックデザイナー)
中本竹識(福岡県北九州市:グラフィックデザイナー)
川村 楓(盛岡市:上田小学校6年)
水野一真(盛岡市:飯岡中学校1年)

(愛称)
菊池礼子(盛岡市)

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「石割」は石割桜のイメージということで。「メイ」は「芽生」という漢字から。
カタカナ名だけより,「石割」という名字をつけることによって,キャラクター画との覚えやすさを狙い,また,強い意志(石)を表すインパクトを与えられると思い命名しました。
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女の子とは思わなんだが。

長野県松本市
信州大学全学教育機構(SGE)
シンボルマーク&ロゴタイプ
(佳作賞)
小柴雅樹(兵庫県)
信州大学全学教育機構 シンボルマーク

信州大学全学教育機構 ロゴタイプ

こちらは2009年9月、エイイチと次点を分け合った作品である(cf.【その152】)。採用されたのは石坂 実(長野県)。

ま、都度都度作者が考えたことは見てとれるから、これはこれでアリだと思うんだけど(小柴にゃ甘いな、やっぱ)。

(続く)

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