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2017年12月18日 (月)

もうやめようよ、ご当地キャラとか。(Derivative Five:海津市・柴田町 ナンバープレート)

(承前)

cf.
2015.04.27〜30【もうやめようよ、ご当地キャラとか。(Derivative One〜Three)】
2017.08.22【もうやめようよ、ご当地キャラとか。(Derivative Four)】

自動車用のデザインナンバープレートの制定に向けたニュースを見聞きするようになってから、どうも原付バイク用のそれは動きが止まってきたように思える。ここらで今一度塩キャラ利用のケースをまとめとこうと思ったのだけれど、日本経済研究所のサイトもなかなか更新してくれないし(苦笑)、今のところそのような新作は2点しか発見できていません(また見つけたら追記するかな)。

〔2018.01.15交付開始〕
岐阜県海津市
ご当地ナンバープレート
宮内美歌(17歳:岐阜県立海津明誠高等学校3年)
海津市ナンバープレート
(かいづっち by 塩崎歩美:2014.03.20デザイン決定:2015.02.24愛称決定:【その95】・2015.03.19【その95の2】)

そうです、塩崎歩美のモラルに問題ありと議会で名指しで批判されて、キャラクター愛称がなかなか決まらなかったあのご当地です。アンタもここまで苦労したねえ、かいづっち。(でもアンタを2体も描き込む必要はなかったんじゃない?)

原付バイクのナンバープレートの場合、どうやら地元高校とタイアップして制作するのがde facto standardになりつつあるみたい。若い感覚を期待して、ということなんでしょうけど。(でもバイク通学なんかは不許可の高校の方が多いんじゃない?)

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(2017.11.08 岐阜新聞 抜粋)

〔前略〕

導入に当たり、市はデザインを同校に依頼。希望した生徒から21作品が集まり、8月に松永清彦市長らが審査した。
宮内さんは、市のマスコットキャラクター「かいづっち」とともに海津、平田、南濃旧3町の特徴をデザイン。[千代保稲荷神社]、[海津温泉]、[南濃みかん]を描き、背景には[養老山地]と[木曽三川]をあしらった。所属する電算部の活動時間を作品制作に充て、約1カ月かけて仕上げた。

〔後略〕
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ふっ。プレート上の盛りアイテムは「かいづっち」そのものとだいぶかぶってるよなあ。【その95】にこう書いたもんね。

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平田町の千代保(ちよぼ)稲荷神社を表す[キツネ]、南濃町の[ミカン]、海津町の[イチゴ]+[メロン]+[展望タワー]、そして[木曽三川]、[市章](by 神保米雄)とバランスよく盛り付けたわけ(笑)。[サクラ]が具体的にどこのものを指すのかはわかりません(市の花は「ミカンの花」だし)。
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意外と新しい感覚は取り入れられていない。意外と狡猾かもしれない。

(優秀賞)
安達なぎさ(17歳:同校3年)
安田悠華(18歳:同校3年)
菱田 萌(17歳:同校2年)
伊藤真生(16歳:同校2年)
伊藤華那(16歳:同校1年)

あの、同校は男女共学です。男どもはどうしたんじゃあ(真生ちゃんも女子だよ)

〔2018.01.18交付開始〕
宮城県柴田郡柴田町
ご当地ナンバープレート
柴田町ナンバープレート
(はなみちゃん by 塩崎まさよ:2011.11.30デザイン発表:2012.06愛称発表:【その90】)

こちらも海津市同様、先月発表されたもの。でも、11月6日、海津市役所に6人の女子高生が賑やかに集まって市長から表彰を受けたと同じ日に、こちらではごく地味にサイト掲載されただけのようです。公募かどうかもよくわかりません。

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頭を整理しておくと、自動車用のデザインナンバープレートには大別して2種類がある。一つは従来から存在するナンバープレートを図案入りにするもので、これを「地方版図柄入りナンバー」という。もう一つは、今までになかった新しい地域分けのナンバーを作り出し、これに図案を加えるもので、「ご当地図柄入りナンバー」と呼ぶらしい。紛らわしいですねえ。

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(2017.11.07 Response 抜粋)

ラグビーワールドカップ、東京オリンピック・パラリンピックに加えて、特別仕様のナンバープレートがまた1つ増える。今度は地域の魅力を発信する地方版図柄入りナンバープレートだ。
対象となる全国116地域から募集を募っていたが、申込のあった41地域での導入が今月決まった。関東では世田谷、杉並、中部では豊田、近畿は、滋賀、京都、奈良全域など。今後12月までに、導入地域を象徴する風景や、観光名所などを盛り込んだデザインを国土交通省に申請地域が提案し、国交省は来年10月の交付を目指す。

〔中略〕

さらに、“ご当地”図柄入りナンバープレートも地域による応募を2018年3月まで受け付けている。これは前述の116地域にはない新たな名称の地域(ご当地)を募集。ご当地ナンバーの申請と図柄入りナンバープレートをセットで“ご当地”図柄入りナンバープレートを導入するというものだ。
この募集をきっかけに、ご当地の要件が、登録予定台数が10万台から複数の自治体が連携して5万台に緩和されたほか、ご当地にする名称が、それなりの知名度があることという条件が加わった。

地方版図柄入りナンバープレートに乗り遅れた地域は、“ご当地”図柄入りナンバープレートはいかがだろうか。こちらの交付は2020年度を予定する。
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でも、笛吹けどあんまり踊らず。前者の41/116って、わずか1/3ってことだよね。後者の募集は、2006年度・2014年度に続いて今回が3度目で、中には導入を目論みながら住民アンケートの結果により断念するところも出てきている(神奈川県の「横須賀」や、群馬・栃木二県にまたがる「渡良瀬」など)。
さらには、「滋賀」のように自分のところの職員にデザインさせたり、茨城県の「土浦」のように地元の学校に依頼したり(対象地域内にある東京藝術大学取手キャンパスに白羽の矢が立った)、「京都」のようにプロの団体に依頼したり(「日本図案家協会等」というのがいかにも京都らしい)といったケースもあるようです。∴ご当地公募における大きな流れになりつつあるとは言えない気がするのだけど。

もう一つ、自動車用では原付バイク用と異なり、最終的に国土交通省がお墨付きを与えることになっている。ツルがウォッチしている限り、視認性をいささか犠牲にした案も散見されるようだから、ダメ出し食らうところも出てくるんじゃないですかね。

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