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2017年12月16日 (土)

【対決編】丸ブー艶競べ [63](京丹後市章・京丹波町章)

(承前)

関西人以外にとって、「丹波」と「丹後」の違いはわかりにくいものだろうと思う。兵庫だか京都だかの日本海側でしょ、ってなあやふや感で。「丹波篠山」という言い方もある(ついでに言えば「但馬」も同様かも)。丹波国が兵庫県と京都府に分かれたために元々ややこしかったところへもってきて、平成大合併で一層複雑になっとるわけです。

〔兵庫県篠山市〕
1999.04.01 多紀郡の篠山町・今田町(こんだちょう)・丹南町・西紀町(にしきちょう)が新設合併

〔京都府京丹後市〕
2004.03.31 竹野郡の丹後町・網野町・弥栄町、中郡(なかぐん)の峰山町・大宮町、熊野郡の久美浜町が新設合併

〔兵庫県丹波市〕
2004.11.01 氷上郡(ひかみぐん)の氷上町・柏原町(かいばらちょう)・青垣町・春日町・山南町(さんなんちょう)・市島町が新設合併

〔京都府船井郡京丹波町〕
2005.10.11 丹波町・瑞穂町・和知町が新設合併

なお、但馬(たじま)地方とは、兵庫県北部の豊岡市・養父市(やぶし)・朝来市(あさごし)・美方郡の香美町(かみちょう)と新温泉町の辺りを指します(微伏線)。

この中から厳選しましてと。

京都府京丹後市
市章
安田照夫(東京都世田谷区)
京丹後市章(応募案)京丹後市章(最終版)

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京丹後の[丹]の字と京の山々・風をイメージ、デザインしました。
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いやぁ、元々[緑丸]やったんを[赤丸]に変えはったんやねえ。「丸ブー」のブーメランを「風」に喩えたものは多いけど、大概しょーもない結果を招いてる気がする。

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(2004.01.28 第16回峰山町・大宮町・網野町・丹後町・弥栄町・久美浜町合併協議会 会議録 抜粋)

事務局

〔中略〕

先週末、協議会の案内と併せて送付させていただきましたものが、補作・修正前のものであり、本日配布させていただきましたものが、修正後のものであります。

〔中略〕

木村学長さんからは、上平委員さんとも、推薦作品は、1番と4番の旨お聞きしておりますことを申し添えさせていただきます。
また、全国の自治体や関連分野の商標登録について、類似作品の有無を専門家である民間の特許事務所に調査依頼を行いました。その結果については、番号の1、2、4、5につきましては、いずれもごく近い商標登録・出願は見当たりませんでしたが、3の作品について、近いと思われる作品があったが、特許庁の基準に照らすと区別しうると思われるとのことでした。
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まずはここまで。ネタrichの予感がたっぷりです。当日配付の補整案は公表されていない。リデザインも任された審査委員長の京都工芸繊維大学学長 木村光佑(こうすけ)と、京都市美術館長 上平 貢(うえひら みつぎ)、有識者達のお気に召した4番には備考欄に「応募作品の天地を逆にして採用」なんてことがしゃらっと書いてあって仰天します。

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本日の選定方法でございますが、まず、当初の作品と補正のものも含めまして、それぞれのページの5作品の中から、本日出席委員全員により、1人1点、市章としてふさわしいと思われる作品を、第1次投票として無記名投票していただきたいと思います。
次に、この第1次投票で上位の得票を得た作品2点について、再度委員全員により、1人1点、無記名投票していただきたいと思います。こうして2回の投票を得て、最終的に最多得票を得た作品1点を採用作品として決定させていただきたいと考えております。
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結果、プチ番狂わせで2番と3番の決選投票となり、24票対23票で辛くも3番の安田案が逃げ切った。類似の観点から真っ白とは言えないものをわざわざ拾いにいったとは(そのことに対し合併協の討議は一切行われていない)。
でも当然、これでは終われなかった。

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次に、決定された作品について、入選作と補正されたものと、それぞれ枝番を振っておりますが、最終的にその中から1作品、その番号を先程と同様の方法で投票により、決定していただきたいと考えております。
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変なのー。正式な機関決定により「決定された作品」とは、原案と補整案のどちらだったことになるのだろう?そこら辺、未整理なまま突っ走っちゃったわけだ。
そもそも、補整まずありきならば公募の意義は薄れよう。「素人が出してくるんだからリデザインは必須だよね」というのも、実はプロの思い込みに過ぎないのではないか。[緑丸]を[赤丸]に変えるデメリットを、版画家の木村はどのように理解していたか。半玄人の落ちた陥穽。

(優秀賞)
梅田 厚(大阪市淀川区)
庄司義行(三重県四日市市)
小池惠雄(静岡県浜松市)
小池もとお(東京都文京区)

もっと覚えにくいのがこれだす。

京都府船井郡京丹波町
町章
井口やすひさ
京丹波町章

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京丹波町の[丹]の文字、人とその[輪]を基本とし、住民の交流・連携により、豊かな自然や風土、歴史を大切に受け継ぎながら、未来に向けて飛躍・発展する「京丹波町」の姿を表しています。
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あらたふと
 丹の字の先に
  阿弥陀仏
   ナンマンダブナンマンダブ

言っとくけどご当地のどこぞに大仏が鎮座ましましてたりするわけではない(京都府与謝郡伊根町には「丹後大仏」、兵庫県美方郡香美町には「但馬大仏」がある由だが)。
2005年7月頃に決定されたもので、[二重楕円]はその後も井口が繰り返し使ってきたアイテムだけど(cf. 2017.11.24「Dual Oval, Double-Crosser」)、はー、もういいっすよ(投げやり)。

で、さ。シンボルマーク類とは、一つには明確なイメージ形成のために作るものだろうけれど、京丹後市と京丹波町でその役割が果たされているとは言い難い。ツルもこの記事を書いてる間じゅう、どっちがどっちだか、毎回わからなくなったもん。

(続く)

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