【加筆編】未来へと噴き出す血潮:上(八尾市ロゴ候補・京都市地域コミュニティ活性化)
(承前)
稲沢市と同時期に行われていた同種同類の公募で目を剥いたのがこれ。
大阪府八尾市
八尾市シティプロモーション推進ロゴマーク
(市民投票対象作品 No.3)
(作者不明)
あー、駒井 瞭だ、「誰も真似ない」と評されるところの。他の作者ではあり得ない。
【2014.10.05「配達されない三通の手紙:四通目 第三葉」】
愛知県半田市
はんだスポーツの日 シンボルマーク
ハルスくん
駒井 瞭
〔2013年6月デザイン決定・2015年7月愛称決定〕
この↑公募の際には、こんな風に囀ずられてたんですよね。
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208:2013/07/10
瞭君キターーーーーーーーーーー
[URL]
すごいよ瞭君
すごいよ瞭君
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すごいよ瞭君
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209:2013/07/12
>>208
股間からナニがそそり立ってますけど、
公序良俗
大丈夫ですか?
210:2013/07/12
採用作品の傾向と対策で、採用作品をちょっと真似てみることはあるけど
瞭君の作品は誰も真似ないところがすごい
211:2013/07/13
こんなもん真似てどーすんだよwww
真似ようなんて思うお前の頭どーかしてるんじゃね?
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ううむ、屹立男根競べ、八尾の勝ち(って、採用されてないけど)。
こちらは市制70周年記念(平成大合併は経験していない)で2017年7〜8月に募集したもの。候補3点を対象に市民投票が12月15日〜2018年1月15日に行われ、2月7日に結果発表されたばかり。当初は2017年12月下旬頃発表予定となっていて、成り行きに注目してたんですが、結局稲沢市と同様に越年し、愚blogでぶった斬る機会も逸してしまった次第。(つまり投票プロセスは途中から咬まされたことになる。これがいやしくも「八尾市総合戦略審議会」のやったことというから驚きです。)
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希望の[太陽]輝く高安山、大阪平野、大和・長瀬・玉串川を背景に協働、共生の市民(男女)、八尾空港、河内音頭のふるさと、なごみあい、ささえあい、たすけあいのあい(愛)を心緩やかな[ハート]として、自然、歴史、文化、産業、観光誇る人もの情報を国の内外に魅力発信するシティプロモーション「まちは人 やおは人」の明るく元気な姿を広く親しみ愛されるように少しキャラクター的にデザインした。
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ううう、ワンセンテンス、190文字近く。やっぱり文章はクドくてわかりにくいぜ。一方、デザインの類似は大変わかりやすいですな。げんなりするほどの既視感、赤一色で[指から血飛沫]は駒井の一つ覚え。
【2014.10.05「配達されない三通の手紙:四通目 第三葉」】
兵庫県高砂市
市制施行60周年 記念シンボルマーク
(入選)
駒井 瞭
〔2013年10月決定〕
フォルムはこれ↓とも微妙に似通っている。
東京都日野市
日野市ユニバーサルデザインまちづくり推進協議会
ユニバーサルデザインロゴマーク
駒井 瞭
〔2016年3月制定 → 同年7月取消し〕
過去の自作との類似で取り消されたアレです(ツルのチクりによるものですがね;cf. 2016.07.09「アナタのマチのUDってなぁに?: Last Coup」)。
あの時ツルは同協議会に宛ててこう書き送った。
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(2016.06.16 メール抜粋)
今般の件につきましても、多治見市との酷似は極端な例であるにせよ、なにがしか類似する氏のデザインは、他にもネット上複数見つけ出すことができるように感じております。今後につきましても、貴市と同様のケースが立場を変えて生じない保証もまたありません。
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あながち杞憂でもなかったようです。
駒井の血飛沫Double Faceはまだまだある・・・。色違い&足つきだけど、2014年3月発表のこれとかさ↓。
京都市
地域コミュニティ活性化ロゴマーク
(優秀賞)
駒井 瞭(78歳:大阪府東大阪市)
うおっ、八尾以上の巨根だぜ馬もお辞儀
。
品位と厳正を重んずる(時折忘れますが)愚blogらしく、襟を正しまして。
〔一般枠(高校生以上)〕
(最優秀賞)
小西克将(41歳:京都市伏見区)
(優秀賞)
駒井 瞭
(佳作①)
盛(もり) 秀雄(59歳:青森市)
(佳作②)
小池友基(ゆうき)(28歳:群馬県高崎市)
〔未来枠(小中学生)〕
〔省略〕
老いも若きも京の都の活性化に寄って集って大童、である。だんだん頭痛がしてきた。
八尾市に戻って、もう一つだけツッコミを。
この公募では、「市民投票」といいながらも、「投票資格」は;
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八尾を応援したい人。(※市内に在住・在勤・在学、年齢等は問いません。)
なお、投票は1人1票とします。
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とされていた。八尾市総合戦略審議会、ユルさ全開。人気投票を全国区とするの愚は減ってきていると思うのだけれど。
(最優秀賞:作品No.2)
今津博明(八尾市) 681票(56.75%)
(優秀賞:作品No.1)
松岡英男(山形市) 345票(28.75%)
駒井は174票(14.50%)。合計ピッタリ1,200票、1位から3位までほぼ半分ずつの得票数、かつジモティ採用に落ち着いたところにまたヒンヤリします。
どうも、八尾市と稲沢市の公募は双子の関係に立つような気がする。どちらも周年記念だからとか、取り上げた作品が旧作の使い回し/剽窃だからとかいう意味じゃなくてですね。
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八尾市では、人口減少社会の中にあっても、若い世代も含めた多くの人が、住んでみたい、住み続けたいと思えるまちとなるための取り組みの一つとして、市内外へ八尾市の持つ魅力を積極的に発信する、シティプロモーションを推進していくこととしています。
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本市では名古屋圏における存在感向上を目指し、「市民が将来もずっと暮らし続けるまち」、「名古屋で働く人が暮らしの場として憧れるまち」を目指し、市民や企業、団体、行政が連携してまちづくりに取り組んでいきます。
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明示的か否かの違いはあるにせよ、来るべき人口大減少の時代を意識していると感じられる。大都市の衛星都市として発展し、今のところ人口も微減にとどまる両市にしてこうです。今後の自治体周年モノの公募ではこんなテイストが増えてくるんだろうなあ。でも、ガイダー側はそこをまだほとんど意識してないように思えますが・・・。
(続く)
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