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2018年6月 3日 (日)

【解明編】闇を払う若者たちとの対話:Session D(ながの子ども・子育て応援県民会議)

(承前)

学生くんたちが調べた中には、こんな錯塩モノもあったそうで。

長野県
ながの子ども・子育て応援県民会議(現 長野県将来世代応援県民会議)
シンボルマーク
ながの子ども・子育て応援県民会議 シンボルマーク

ロゴマーク
ながの子ども・子育て応援県民会議 ロゴマーク

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長野をアルファベットで「na・ga・no」と表記し、明るく優しい笑顔で、男性・女性・祖父母世代などみんなで子育てに取組んでいくことを表現するとともに、様々なスタイルの子育てを様々な方法でサポートする取組みをイメージし、一般の方々にも親しみやすく認知されるデザインとする。また、色々な媒体や使用方法に柔軟に対応できるよう、シンボルマークとロゴマークの2つのパタ−ンを提案する。
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???一部、ご趣旨がわかりかねます。

公募ではなく、2009年、長野県デザイン振興協会に依頼してコンペを実施したもので、前年に発足した同県民会議の構成団体による投票で1位となった作品だそうです。実際の作者名も勤務先も聞いたけど(地場の一般企業のプロダクト系デザイナーらしい)、さすがに伏せとこうか。学生くんたちのお立場もあろうし。

これもマークの存在自体は知っていた。もともとは「シンボルマーク」のみを制定するものだったことも。だから、この作者が「様々な媒体や使用方法に柔軟に対応できるよう」に2つのデザインで(つまり「ロゴマーク」まで作って)応募したと言ってるのはちょっと腑に落ちませんでしたがね。「なぜ2つ存在しなければならないのか」、「なぜ作者は1つに絞れなかったのか」、そこは学生諸君とも真剣に話し合いましたが、根本のところはやはり理解できませんでした。

で、だ。
2008年8月に立ち上げられたこのプロジェクトは、10年経って2017年6月、「長野県青少年育成県民会議」(1970年6月設立)と統合され「長野県将来世代応援県民会議」となった。

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両県民会議の統合により、長野県の将来を担う子どもや若者(「将来世代」)を、幼少期から青年期まで切れ目のなく、オール信州で応援していきます。
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というのがその意図するところですが、これが地方行政の後退でないのかどうかはまあ、歴史が証明してくれるんでしょう。(思えば長野県は平成大合併の実施が最も少なかったところでもある。)

でもこれらのマーク類は新しい県民会議に継承されて今後も生き残るのだそうです。シンボルマークは、2016年4月から展開されているこの全国共通マーク↓と組み合わせて;

【2017.11.14「「子育て」の苦労いろいろ:ご苦労」】
内閣府
子育て支援パスポート事業
ロゴマーク
子育て支援パスポート

「ながの子育て家庭優待パスポート」に;

ながの子育て家庭優待パスポート1ながの子育て家庭優待パスポート2

一方ロゴマークは、長野県が2017年から提唱している「いい育児の日」(毎年11月19日)のPR用に、という棲み分けらしい。

いい育児の日

そこら辺も学生くんたちはリサーチなすった由(なかなかやりよるわい)。

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お互い冗談半分に、「ツルさん、今年の学祭にゲストとして来て下さいよ」「あー、塩崎一族、いや塩崎父娘とのガチ対談とか組んでくれたらタダでも行きます」「ヴォー、夢の企画っ!!」「Feasibility、ほぼゼロでしょ」てな会話を交わしましたとさ

今回、主に二十歳前後の若い美術系学生たちといろいろ話してみて意外だったのは、「塩キャラ的なるもの」に対する彼らの想像以上の冷淡さ。突き詰めて聞いてみると、「ハンコ絵だし」とかいうより「だってこんなの描こうとは思わないし」、ということみたい。アニメ的三白眼キャラの方が魅力的に映るんですかね、それとも地域興しというものに幻想を感じてないんですかね。ツルが感じてきたところとはまたもちろん違うものではあるけれど、これも時代を反映した生の声なんでしょう。

後はもう、一般人のおじさんとして言えることはただ、リサイクルやパクりを当たり前と思うようにはならないでねということでしたとさ。クリエイター/創り出す者の責任として。
ツルが会った学生くんたちは、「平面デザイン志向の子」だけでなく、ファイン系とかインスタレーション/映像系とか身体表現系とかいろいろだったんですが、愚blogのどの記事が印象に残ったか聞いてみたところが、半ば意外、半ば案の定、塩崎一族やら井口一族やら工藤一族やらのところではなく、【攻撃 vs 防御編】に集中してました。特に、【(7) 夜は若く、アナタも若かった。】や【(8) 通り過ぎる風がアナタの若さを奪い去る】あたりに。あ、それと【ある北のローカルガイダーの来し方】も、やっぱり。
だからその辺は伝わっているんだろうと思いたいです。

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