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2018年7月 8日 (日)

もうやめようよ、ご当地キャラとか。(その216:とくぽん) Mission B

(承前)

で、さすがにまずいと思ってコンタクトをかけた(厳密には、かけさせた)んです、徳島大学と木更津市に。

前者からは次の回答だったという。

・作者に再度照会し、自作・未発表であることを確認した
・類似調査ではきさポンも対象となったが、弁理士は「区別可能」との判断であった
・よって大学ではきさポンの著作権等を侵害しているとの認識はない
・従って、採用/入賞を取り消す考えはない

常連ガイダーの場合、「作者への確認」が有効とは思えない(∵そこをすり抜けられるように制作自体が行われているのだから)けど、(一応は)誠実な回答だったということで。

後者はなしのつぶて、残念。

しょうがないので本公募の経緯を調べ上げてみると、何やらもやもやしたもたれ合いの世界が見えてきました・・・。
「Otsucle」サイトを運営しているのは「大学支援機構」。どんな団体かと思ったら、なんと所在地が徳島大学と同じ↓(@_@;)。

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名称
一般社団法人 大学支援機構
(Organization For People With Universities)

設立
平成28年10月3日

事業内容
・研究・教育・社会貢献などのためのクラウドファンディングサイトの運営
・企業や大学の課題解決のためのクラウドソーシングサイトの運営
・アカデミックネットショップ:大学の知識、知恵、技術の販売、地域の企業の販売支援など
・大学産業院と連携した稼ぐシステムの構築
・アカデミックプラットフォームによる大学運営支援

所在地
〒770-8501
徳島県徳島市新蔵町二丁目24番地

役員
理事長 小田威司
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カッコいいことを並べ立ててあっても、一気に胡散臭さ上昇。

ついでながら、サイト上では理事長が「佐野正孝」となっている箇所や、英文名が「Organization For and By Universities」となっている箇所があったりもした(いずれも旧い情報らしい。直させましたが)。
かと思うと「新規サービスの提供予定:安全保証輸出管理システムを共有します」なんて記事もあって┐( ̄ヘ ̄)┌、いうまでもなくこれは「安全保障輸出管理」が正しい(今もそのまんま)。
クラウドファンディング/クラウドソーシングのサイト運営者にして、その管理がきちんとできていない、キャラクターの類似調査云々以前に。

となれば本公募も、集合知をもって最適解を叩き出すはずのクラウドソーシングではなくて、ただのアウトソーシングではないのか。

機構設立時から追いかけてみますと。

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(2016.10.06 徳島新聞 抜粋)

徳島大が、インターネット上で資金を募るクラウドファンディングのサービスなどを学内外に提供する一般社団法人「大学支援機構」を設立した。学内や他大学研究者の研究費を募るほか、学外の人が地域の課題を解決するために資金集めをする際にも活用してもらう。

〔中略〕

代表理事には、学長補佐の佐野正孝氏が就任し、野地澄晴学長や高石喜久副学長ら同大役員を中心とした7人が理事に名を連ねた。

〔後略〕
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同学の役員(有志)等が資金を出し合ったんだそうです。各サイトにはそんな経緯は出てませんけど。
まずファンディングからスタートし、半年ほどしてソーシングが開始された。

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(2017.06.12 大学支援機構サイト)

クラウドソーシングのシステムが7月初旬にスタート予定です
現在、各大学、企業、自治体、各研究者からの課題(賞金または研究費付き)を募集しています。例えば、「学生の成績評価システムの改良法」「製品のデザイン募集」、「ロボットの性能向上について技術の募集」、研究の補助」など、ご提案を「問い合わせ」に投稿していただければ、こちらから連絡します。
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微妙に上から目線なpull戦術と曖昧さ。そしてtypoの多さ。

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(2017.06.20 大学支援機構サイト 抜粋)

2017年6月14日に、一般社団法人 国立大学協会の第1回通常総会が、東京の学士会館にて開催されました。この総会は全国の国立大学法人の学長が出席する総会です。

〔中略〕

総会の最後のほうで、徳島大学からの発言が許可され、一般社団法人 大学支援機構がおこなっている「おつくる」のクラウドファンディングについて紹介しました。その紹介の内容を下記に掲載します。総会後の情報交換会においては、良い反響がありました。

〔中略〕

これまて・、「おつくる」(Otsucle)て・は、7つのCFにチャレンシ・して、総額約1,000万円の資金調達に成功しています。予備的なフ・ロシ・ェクトを含めると、11件のCFて・約2,100万円の資金調達に成功しています。また・、小額て・すか・、CFにより資金調達か・可能て・す。右図は、その一部を紹介しています。学生か・ソーラーカーのコンテストに出場するための資金集めにおいては、当の教員か・予算を管理します。このフ・ロシ・ェクトにおいては、その後スホ・ンサーか・付いてくれるなと・、新たな展開も生し・ています。

〔中略〕

現在、国立大学法人は、運営費交付金の削減により、財政的に非常に厳しい状況になっています。このままて・は、日本の教育基盤か・失われ、科学技術の発展か・阻害されてしまう可能性か・あり、実際、その傾向か・すて・に顕著になっています。そこて・、各大学か・孤立的に奮闘するのて・はなく、共有て・きるものは共有して、まさにsharing economyにより、この危機を乗り越える必要か・あると感し・ています。大学の活動を支援するシステムとして、最初に「おつくる」を設置しました。これは、くらうと・(crowd)からの支援を受けるための、クラウト・への支援をするためのフ・ラットフォームて・、クラウト・ファンテ・ィンク・とクラウト・ソーシンク・と大学支援のためのネットショッフ・により構成されています。
共有していたた・けるシステムか・こ・さ・いましたら、お知らせいたた・けれは・幸いて・す。
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記事の後半、何故かANSIではなくunicodeテキストが用いてあって、閲覧デバイスにより(ガラ系携帯とか)文字の濁点・半濁点が表示されないんです。プレゼンのPDFからコピペしてきたのかねえ。にしても何故にひらがななのだ、一番のkeywordが
そしてやはり、自ら営業活動はやらないらしい。営利が絡むからわざわざ別の法人格まで作ったんでしょ?だったらもっと気合い入れて仕事取ってきなはれ。

(続く)

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