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2018年8月15日 (水)

【VSOP編】組市松紋パズルの「柳川さげもん」への実践的応用 あるいは おめでた三題噺(雛祭り、改元、東京五輪)

cf.
2018.02.06〜12「オリンピック/パラリンピックエンブレムの組市松紋のパズルを作ってみた(上段〜下段)」

野老朝雄による組市松紋デザインの菱形パズル、取り敢えずスチレンボードで自作してみたわけだけど、その後、どういった展開が可能なのか自分なりにいろいろ考えていた。

材質については、スチレンボードではやはり軽量すぎるし堅牢でないし、かと言って金属ではやや重々しい感もある。無難なところでは木製ならば積み木みたいで手触りがいいだろうとは思う。けれど、このデザインはその本質からすれば、白色部分はあくまで白または無色(ないしは「無」の色という意味での漆黒)たるべきもののはず。木の地肌では少々個性があり過ぎ、かといってそこを白く塗ったりしてしまっては意味がない。結局プラスチック製とするか、碁石みたいな質感のものも悪くなさそう。蛤の貝殻てことかいな(どんだけコストがかかることやら)。那智黒という手もあるわけだ(同上)。

一方、藍色部分は無地が必須というわけでもあるまい。某Fine Art系の友人と話していた時には、螺鈿の青貝とか七宝とかが挙がった(螺鈿となると、「白色部分」はやはり漆の黒でということになりますか)。
クリスタルレジンを使って、その中心に透明な青いフィルムを挟み込む、なんてのも面白いかも。透き通ったCandyとかCandleとか、あるいはガラス風鈴に近いイメージで。となると「枠」の底の土台も透明にすることが必要だろう。【東京五輪】はオリンピックが2020.07.24〜08.09、お盆を挟んでパラリンピックが08.25〜09.06、まさに猛暑の候に開催されるから(無茶やな)、涼しげなところもよさそう。

パズルそのものの進化・応用については前に少し考察したけれど、その後、透明な液晶でアナログ時計を作って、毎正時にどれかのパターンが現れてくる、なんてのも考えてはみた。でも、常識的すぎますかぁ。
ジグソーパズルの要素を採り入れて、完成すると蒼い地球の姿になるなんてのも五輪のコンセプトには合っているかも、虫喰いモザイクだけど(BGM by 松田聖子「瑠璃色の地球」& 中森明菜「瑠璃色の地球」)。でもやっぱりこれはジグソーパズルに向く性質のものではない。

あれこれ考えていたら、いっそ超小さいサイズでたくさんのパターンを作って、筑後柳川の「さげもん」風に仕立てても目を惹くのではないかと思いついた。

ツルのもともとのルーツ、福岡県南部の筑後地方、特に柳川あたりでは、【雛祭り】の時に段飾りに加えて「さげもん」と呼ばれるつるし雛を飾る習わしがある。

柳川さげもん

昔、ツルの姪っ子(=姉の娘)の初節句の時にも飾ってあって(その時初めて知った気がする)、とても華やかで綺麗だった。確か姉の旦那のおばあちゃん(=姪の曾祖母)が柳川毬づくりを趣味にしてらして、それをメインにしたものだったように記憶していますが。

同趣旨のものは他にもあり、有名どころでは伊豆の稲取の「雛のつるし飾り」、山形の酒田の「傘福」と、なぜか日本各地に隔離分布してる感じ(他の地域にもきっとあるだろうけど)。この三地域が寄り合って「全国つるし飾りサミット」なんてのも開催されてたりするらしい。最近は地域興しの意味もあってか、復権してきているように思われます。数年前、春先に柳川を訪ねた際、いろんなところで見かけて、昔より盛んになっていると感じました。

伝統的「さげもん」の基本型では、小さな飾り物アイテムを50個内外作ってワンセットとして(「人生五十年」の名残)、それを2基こしらえて対でつり下げるものとされる。つまりアイテムが100個程度要る(;゜∇゜)。

でも、全部このパズルで作らなきゃいけないわけではないし、ああそうか、重複を許してもいいわけだし、美しいパズルパターンをいろいろ考える手間は省ける余地が大きいわな。
もっと自由に発想するなら、パズルの3種類の菱形ピースをそのまま1個のアイテムと数えれば、それで60個の飾りができちゃう。むしろそっちの方がこのパズルの本質には合致している気がしてきた。となれば、「60個×2基」をベースとして、残り60個の飾り物をなんとかして作ればいいことになる。

他方、私事ながら、京都に住んでる姪っ子がおめでた中でして、確か来月が臨月。遂にツルも「大叔父」になります(そして56歳になっちゃう)。姪っ子は父方母方とも筑後にルーツを持つ。かつ、その旦那もまた筑後の人!で、ツルとしては産まれてくる赤ちゃんの性別がとりわけ気になってたんですが(上述の意味合いでね)、これがまさに女の子だそうなんですよ
実は、旦那の職業はお坊さんで、筑後の実家もお寺、今京都で住んでるのもさる大きな寺院の塔頭。本堂とは言わずとも、仏間にでもそんなものが飾ってあったりしたら、誠に似つかわしいことでありましょう。いとつきづきし、いとあらまほし。

おおー、これはもう実行に移すしかないではないか!!誰かが背中を押している!!一族総出で「組市松紋入りSGMプロジェクト」を発動せんものと動いております(「SGM」は「さげもん」ね)。新しい世代の誕生をことほぎ、健やかな成長を願って。もちろん、当の姪っ子夫婦にはサプライズでだけど。既にこの姪っ子のお姉ちゃんには前からご内意いただいてまして、このお盆に大々的に(でもないけど)ブチ上げるつもり。いろんな人を巻き込んでさ。

自分たちで作ろうといっても、言い出しっぺのツルも「さげもん」のことはこれ以上詳しくないし、ましてや正式な作り方なんて。手先はそこそこ器用な方だと思うけど、スキル的にはさすがに、毬をかがったり毛糸を編んだり、端布やフェルトでぬいぐるみ作ったりなんてのはやったことがない。でもできる範囲で、皆でアイデア出し合ってちょっとずつね。

「さげもん」にもいろいろな決まりごとがあることは知っているし、ちゃんとしたものをどなたかが贈るかもしれない。でも、近年はいろいろ自由なものも作られるようになってきたとも聞いています。あの時柳川でずいぶんポップなものも見かけたしねぇ(微笑)。
別に、全部のアイテムを手芸で手作りなんて堅苦しいことは考えず、ちっちゃいぬいぐるみ買ってきてつけちゃったり、携帯のチャームみたいなものを混ぜたりしてもいいと思うわけ。アイテム数がどうしても集まらなければ、ミニタイプにしたっていいじゃないかとも思っている。

既にリサーチは始めてまして、手始めに蒲田のユザワヤに行ったら、今どきのこととて数多の手芸材料の中、「さげもん製作キット」は言うに及ばず「手かがり毬製作キット」なんてのまで売られていた!上部の輪っかまで売ってるんだぜ!!早速見境なく買い込んでしまったオッサンです。あ、そだ、食品サンプルとかも使えるかも!合羽橋行ってみなくちゃ。

Target Dateは来年春の弥生三月、【改元】前の平成最後の桃の節句の頃。まだ時間に余裕はある。もちろん、そこそこChallengingな創作&作業になりそうな気もしてますが。

乞う御期待!!

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