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2018年10月 1日 (月)

【加筆編】有難き哉、故き御寺の七五三の塔押し戴きたる(ブンジー・なな坊・みやっこ君)

(承前)

前置きがすっかり長くなってしまいましたが、このことでしたね↓。

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なになに?国分寺市社協のキャラ公募では、もう一つ二つ気になる候補があるだろって!? I know, I know.
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投票候補のいの1番にはこんなものが入っていて、ツルを悦ばせた。

東京都国分寺市
国分寺市社会福祉協議会
マスコットキャラクター

(市民投票候補作品 No.1)
ブンジー
ブンジー

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頭に[ハート]と国分寺市の花[サツキ]を冠したキャラクターをデザインしました。
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この能天気な派手さ加減、やっぱ池田克也ですか?決め手になるところを挙げると、次のあたりか。

【2013.07.16「Spellbinder in Sayama, Saitama」】
茨城県小美玉市
小美玉観光協会
マスコットキャラクター
(優秀賞)
池田克也
〔2013年5月発表〕
小美玉市キャラ(池田案)

次のものにも注目していた。常連陣ないしは大御所クラス、言い換えれば愚blogで斬ったことのある公募ガイダーによるものであろうことは間違いないと思うけれど、これを鑑賞、もとい鑑定できるほどツルの審美眼は鋭くない・・・

(市民投票候補作品 No.16 → 優秀賞)
なな坊
なな坊

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頭には[武蔵国分寺七重塔]の帽子をかぶっています。
胸元の[ハート]は優しい心を表しています。
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この作品は次点入賞を果たした。似ているというほどではないけれど、アレを思い出しました。(そのツルの発想もなー。)

【2018.06.02「闇を払う若者たちとの対話:Session C」】
奈良県生駒郡斑鳩町
マスコットキャラクター
パゴちゃん
(作者不明)
〔1997年制定〕
パゴちゃん2

こちらは[法隆寺五重塔]だったすね。

奈良にあるなら京都にもあるざんす、[塔]は。

福岡県京都郡みやこ町
みやこ町マスコットキャラクター
みやっこ君
三原敏秀
みやっこ君

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古くから伝承されている[神楽]の衣装をイメージしています。
頭には福岡県の有形文化財に指定されている国分寺の[三重の塔]をモチーフにした帽子を被っています。
老若男女に広く親しんでいただけるよう、ゆるキャラ風にデザインしました。
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「みやこぐん」です(^.^)b。2011年11月に発表されたもので、こっちは豊前国分寺。因みに各地の国分寺の総本山的立場で建てられたのが奈良の東大寺。ま、法隆寺より歴史は浅い

(優秀賞)
上田裕司
塩崎あゆみ

そう、この公募の次点に入ったのが【その217】の佐倉市社協「ふうりっぷ」でもちょっと触れたこれ↓。

【その8】
福岡県京都郡みやこ町
みやこ町マスコットキャラクター
(優秀賞)
塩崎あゆみ
〔2011年11月発表〕
みやこ町キャラ(あゆみ案)

輪廻と因果がぐるぐる回り始めたでしょ。

三原は淡路島在住のイラストレーターで、地域に根差した活動を主としている様子。一番知られた作品は「あわ神」だろう。地元では「ちでまる」名義をメインにしているらしい。
最近ではこんなものも手がけている。

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(2018.04.04 神戸新聞)

束田裕美&三原敏秀

明治初期の洲本城下町で起きた「庚午事変(こうごじへん)(稲田騒動)」を題材にした紙芝居が完成した。兵庫県淡路市のマスコット「あわ神」の生みの親として知られるイラストレーター、ちでまる(本名・三原敏秀)さん(57)=同市志筑=と、洲本市の地域おこし協力隊で書家の束田裕美さん(41)=同市炬口=が制作。2人は「誰にでも分かりやすい作品に仕上がった。古里の歴史を知ってもらうきっかけになれば」と話す。

庚午事変は1870(明治3)年、徳島藩の家老として淡路島を治めた稲田家の家臣宅を、藩主・蜂須賀家の家臣らが襲撃した事件。前年の「禄制改革」で稲田家臣が士族に加えられなかったことによる、同家の独立運動がきっかけとなった。稲田側の17人が死亡。新政府は、蜂須賀側の首謀者らを切腹や流罪などとし、稲田側には北海道への移住を命じた。その後、淡路島が兵庫県に編入されるきっかけになったとされる。
紙芝居作りは、歴史や文化をテーマに地域活性化を図る束田さんが昨年初めに発案。知人で歴史に詳しいちでまるさんに協力を求めた。
「小学校高学年でも理解できる内容に」と、教育委員会職員の意見を聞きながら随所に工夫を凝らした。登場人物の呼称は「−家」から「−さん」に、「石高」を「給料」、「家臣」は「家来」などと言い換え。難しい身分制度は、上に行くほど階級が高いピラミッド図で分かりやすく表現した。
表紙のタイトルは束田さんが筆を執り、3月に完成。今月14、15日に洲本市街で開かれる「城下町洲本レトロなまち歩き」に合わせ、稲田家の学問所「旧益習館」(同市山手3)でお披露目される。
ちでまるさんは「地元でも、庚午事変をしっかり理解している人は少ない。子どもの頃から触れることで興味が深まれば」。束田さんは「今後はセットを増やし、学校や図書館にも置いてもらえるようにしたい」と話す。
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束田が地域ガイドをやっていて、この出来事について尋ねられ答えられなかったことがきっかけとなったそうで。書家で41歳で地域おこし協力隊というほうに気を取られちゃうけど、ツルの若い友人にも現代アート作家で地域おこし協力隊やってた奴とかいるもんな。(因みに首タオルは三原のトレードマークのようなのでそこは突っ込まないこと。)
「志筑」「炬口」はそれぞれ淡路市の「しづき」、洲本市の「たけのくち」という地名。

しかしマイナーネタですなー(ばっさり)。この話を誰も知らなくなったのは、ご当地の殿様ん家の黒歴史を語ることを皆が憚ったからだろうに、150年後にまた暴いちゃった(苦)。いくら既に歴史上の出来事だとは言え、20人近い死者を出した血腥い事件を紙芝居に作っちゃったという筋の悪さ。でも地方/地域/地元に根差すって本来そうしたものに向き合うことかもね。

あ!これでもし「なな坊」が三原作品だったりしたら、いやだなあ。

(続く)

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