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2018年11月 7日 (水)

【覚え書き】「ご当地ナンバー」なるものについて:4(長崎県版ナンバープレート)

(承前)

いくらかペアを選んで、手っ取り早く人口に対する比率を調べてみるとこうなる↓(切捨による千分率;現在時点は人口に関するもの)。

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福山(広島県 福山市・尾道市・三原市・府中市・竹原市・世羅郡世羅町・神石郡神石高原町(じんせきぐん じんせきこうげんちょう)・豊田郡大崎上島町(おおさきかみじまちょう))
1,518 ÷ 801,050 = 1.895‰
2018.08.31〜10.01現在

豊田(愛知県豊田市)
50 ÷ 425,991 = 0.117‰
2018.09.01現在


世田谷(東京都世田谷区)
4 ÷ 907,835 = 0.004‰
2018.10.01現在

杉並(東京都杉並区)
9 ÷ 568,525 = 0.015‰
2018.10.01現在


長崎(長崎市・諫早市・大村市・島原市・南島原市・雲仙市・五島市・壱岐市・対馬市・西彼杵郡時津町(にしそのぎぐん とぎつちょう)・同 長与町・南松浦郡新上五島町)
佐世保(長崎県 佐世保市・平戸市・松浦市・西海市・東彼杵郡東彼杵町・同 波佐見町・同 川棚町・北松浦郡佐々町(さざちょう)・同 小値賀町(おぢかちょう))

両ナンバー計
(47 + 9) ÷ 1,340,180 = 0.041‰
2018.09.01現在


徳島(徳島県全域)
20 ÷ 736,961 = 0.027‰
2018.09.01現在

越谷(埼玉県越谷市)
17 ÷ 342,152 = 0.049‰
2018.09.01現在
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「福山」vs「豊田」、野球 vs サッカー、MAZDA vs TOYOTA、ここは前者の圧勝です。優勝した年で運がよかったねえ(^_-)。

「世田谷」vs「杉並」の最底辺の斗いは、人口比で見てもやっぱり失敗感が否めない。起死回生を図るにはもう「これって激レアアイテムです」って開き直るしかないんじゃないかしら。
「杉並」では次点を含め、キャラクター「なみすけ」「ナミー」があしらってある(cf. 2015.05.02「十年に一度の逢瀬:9」)。実はこのペア、バイク用の「杉並区」プレートにも使われてるんですね。その実績も買われての再登板だったハズ!が、当ては大きくハズれた様子。つまりは、「くまモン」だの「みきゃん」だのの有名どころでもなければ、もはやご当地キャラの神通力に頼っていられる時代でもなくなったということではないかな。それとも、ゆるキャラなんてバイクにはまだいいけど車にはちょっと、という財貨性の違いだろうか。

「長崎」と「佐世保」はすげえです。初めから『「長崎」「佐世保」地域共通の自動車ナンバープレートの背景デザイン』として公募したもの。

長崎県
長崎版図柄入りナンバープレート
<ステンドグラス>
中尾百花(長崎県立波佐見高等学校2年)
長崎県版ナンバープレート(応募案)長崎県版ナンバープレート(最終版)

いいデザインだとは思わないな。視認性に難ありだし、ご当地名所の前に白い煙突が2本立ってるように見えちゃうし。でもそこよりも、同じデザインというのは、いびつというか、制度の趣旨に沿わないんじゃないかと思いますがね。下手すりゃ佐世保ナンバーとかやめれってな話になっちゃうじゃないかよ。
2017年12月の決定時の選定理由には『[ステンドグラス]の中に、世界遺産登録を目指す「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」をイメージさせる[教会]や、平和都市の象徴である[平和祈念像]等をバランスよく配置して、長崎らしさを表現しており』云々とあるので(ハウステンボスを表すらしい[風車]も描かれているけれど、そのことはハブられてます)、世界遺産のことはやはり頭から離れなかったと見える(登録は2018年6月;因みに天草は熊本県)。それはわかるけど、長崎県って、どこ行っても魅力がおんなじなわけもちろんそうでないことはよーと知っとりますばってん。

調べてみると、この件を扱う国交省の出先機関は(1)長崎運輸支局、(2)厳原(いずはら)自動車検査登録事務所、(3)佐世保自動車検査登録事務所と県内に3つあり、このうち(2)は上記の「長崎」表示となる中の壱岐市・対馬市を管掌している。
ううむ、そんなことなら壱岐市と対馬市としてはむしろ、(2)の分を「壱岐対馬」ナンバーとして独立させ、新たなデザインプレートを作って地域興しを目論む方がイイのではなかろうか(おやおや)。人口は両市合わせて56,000人弱、(狭義の)ご当地ナンバーの条件とされている「登録数がおおむね5万台を超え」は満たせそうにないけど。

そんなこんなで、データは便宜上「長崎」&「佐世保」を合計した値となっております

ご当地最大のイベント<阿波おどり>を描き込んだ「徳島」で、皮肉にも今年、その開催を巡って大モメしたのはまだ記憶に新しい。申込の出足が分家筋の「越谷」と比べても低調なのはそこが影響しているはず。紛糾した年で運が悪かったねえ(^_-)。

モノクロ版の売れ行きに注目してみると、2桁に達したのは「仙台」「富山」「福井」「富士山(静岡)」「滋賀」「福山」「熊本」の7地域ある。
数の上で突出しているのは「熊本」の40件。総合トップの「福山」の3倍で、ここだけでモノクロ版の18%を占める。図柄は白抜きの「くまモン」と細川家の九曜紋を合わせたもので、カラー版もモノクロ版もあんまり変わりゃしない、言ってみれば「単色表現した場合にも印象が変わりにくいデザイン」ですけど(笑)。そこは寄付金不要という経済合理性の観念が優先したようですが、揃って墨絵様のグレイトーンとなった「金沢」「石川」ではそうでもなかったみたいです。
7地域を、カラー版との合計に対する割合で見てみると、1割を超えたのは「福井」「富士山(静岡)」「滋賀」の3地域しかない。やっぱり「モノクロ版なんて無駄」。収入の足しにもならんし(爆)。

(続く)

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