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2018年11月14日 (水)

【覚え書き】「ご当地ナンバー」なるものについて:6

(承前)

さて、これまで下記の(1)中心に追ってきたわけだけど、そろそろ(2)も爼に乗っけますか。

(1)ご当地デザインの入ったナンバープレート
(2)従来にはなかった新たな地域名を表示したナンバープレート

まず、(2)とは;

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(Wikipedia 抜粋)

ご当地ナンバーとは、「新たな地域名表示ナンバープレート」の通称であり、国土交通省が自動車の番号標(ナンバープレート)に表示する地名について、対象市町村の区域を限って、新規の自動車検査登録事務所の設置によらずに独自の地名を定められるよう新たに開始した制度、およびこれにより2006年10月10日以降、新たな地名を表示して払い出された番号標を指す。
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のだそうな。(1)が原付バイク等で始まったのが2007年7月だから、それより前からやってらしたのね。というか、平成大合併の熱もまだ冷め切ってなかった頃ではないか!意外。

さらにルーツを辿ると;

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(板橋区サイト)

平成6年、神奈川県平塚市に湘南自動車検査登録事務所が新設され「湘南ナンバー」が誕生し、この地域名「湘南」の持つイメージが好感を持たれたことから、全国で取得希望者が相次ぎました。
この動きがきっかけになり、全国各地で、ご当地ナンバーの実現を求める声が上がりました。そこで、国土交通省は、対象市町村の区域を限って、新規の自動車検査登録事務所の設置に関わらず、独自の地名を定められるよう、平成16年に「ご当地ナンバー」制度をスタートさせました。
平成16年、国土交通省により、地域振興や観光振興に活用する観点から、ご当地ナンバーの募集が行われ、平成18年から平成20年にかけて仙台、富士山、堺など19地域でご当地ナンバーが導入されました。
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ということになるらしい。1994年!!湘南!!その頃はツルも若くてイケイケだったのよ(爆)。

(1)と(2)の違いは、選択可能か否かというところも大きいと思う。(このことはまたいずれ。)

これまで第1弾〜第3弾が導入/発表されており、しょっぱなとなったのが以下の地域。

【ご当地ナンバー第1弾】
(2005年7月29日 発表・2006年10月10日 導入/「つくば」のみ 2007年2月13日 導入)
仙台(宮城県:仙台市)

会津(福島県:会津若松市・喜多方市・南会津郡下郷町・同 檜枝岐村(ひのえまたむら)・同 只見町・同 南会津町・耶麻郡北塩原村・同 西会津町・同 磐梯町・同 猪苗代町・河沼郡会津坂下町(あいづばんげまち)・同 湯川村(ゆがわむら)・同 柳津町(柳津町)・大沼郡三島町・同 金山町(かねやままち)・同 昭和村・会津美里町)

那須(栃木県:大田原市・那須塩原市・那須郡那須町)

高崎(群馬県:高崎市・安中市)

川越(埼玉県:川越市・坂戸市・鶴ヶ島市・入間郡毛呂山町(もろやままち)・同 越生町(おごせまち))

成田(千葉県:成田市・富里市・山武市(さんむし)・香取郡神崎町(こうざきまち)・同 多古町・山武郡(さんぶぐん)芝山町・同 横芝光町)

柏(千葉県:柏市・我孫子市)

金沢(石川県:金沢市・かほく市・河北郡津幡町(つばたまち)・同 内灘町)

諏訪(長野県:岡谷市・諏訪市・茅野市・諏訪郡下諏訪町・同 富士見町・同 原村)

伊豆(静岡県:熱海市・三島市・伊東市・下田市・伊豆市・伊豆の国市・賀茂郡東伊豆町・同 河津町・同 南伊豆町・同 松崎町・同 西伊豆町・田方郡函南町(かんなみちょう))

岡崎(愛知県:岡崎市・額田郡幸田町(こうたちょう))

豊田(愛知県:豊田市)

一宮(愛知県:一宮市)

鈴鹿(三重県:鈴鹿市・亀山市)

堺(大阪府:堺市)

倉敷(岡山県:倉敷市・笠岡市・井原市・浅口市・浅口郡里庄町・小田郡矢掛町(やかげちょう))

下関(山口県:下関市)

つくば(茨城県:古河市(こがし)・結城市・下妻市・常総市・つくば市・守谷市・筑西市・坂東市・桜川市・つくばみらい市・結城郡八千代町・猿島郡五霞町(さしまぐん ごかまち)・同 境町)

(2007年3月1日 発表・2008年11月4日 導入)
富士山(山梨県:富士吉田市・南都留郡道志村(どうしむら)・同 西桂町・同 忍野村・同 山中湖村・同 鳴沢村・同 富士河口湖町 / 静岡県:富士市・富士宮市・御殿場市・裾野市・駿東郡小山町(おやまちょう))

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(Wikipedia 抜粋)

2005年5月末の締切までに全国20の地域が応募した。同省は当初「5地域程度」の新規制定を目論んでいたが、「地域の熱意を感じた」として、このうち「富士山」(静岡県富士市および山梨県富士吉田市など)と「奄美」(鹿児島県奄美市など14市町村)を除き、現時点で対象となりうる基準を満たしている18地域について導入を認めることとした。先行して17地域が2006年10月10日から、残る「つくば」に関しては茨城県の新県税システム導入に合わせて2007年2月13日から導入され、運用されている。
管轄する国土交通省の地方支分部局が複数にまたがるために一旦導入見送りとなった「富士山」について、両県は2005年11月に第8次構造改革特区要望として同省へ再申請した結果、同省は2007年3月1日に導入を発表し、2008年11月4日より交付を開始した。2県にまたがる初の地域名表示で、管轄する地方支分部局も中部運輸局静岡運輸支局と関東運輸局山梨運輸支局に分かれたままでの運用となる。
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「特区」まで持ち出して通した変則的な「富士山」は本来、第2弾か第1.5弾と考えるべきかと思うけれども、これも第1弾に含められているようである(後述)。
そうか、ここは「異なる二つの地域で同じ名前」なのではなく、「一つの地域が二つの県にまたがる」カウントなのね。でも図柄入りプレートは二つに分けた。「長崎」&「佐世保」が、「二つの地域が一つの県の中にある」のに図柄入りプレートは一つにまとめたのと逆です。ややこしい。

お蔵入りとなった「奄美」は上記に「14市町村」と出ているけれども、この記載の根拠がよくわからない。その後第2弾でめでたく認められた時には12自治体とされてるからです。そもそも奄美群島の市町村は現在12しかない。調べてみると2006年3月20日(上記の発表と導入の間という微妙なタイミングである)に名瀬市・大島郡笠利町・同 住用村(すみようそん)が新設合併して奄美市となっているので、14−3+1=12で数は一応合う。これ以上は確認できませんでした。まあ、正確には「奄美市など14市町村」ではなく「名瀬市(現 奄美市)など14市町村」といったことではないかと推測。

こうして並べてみると意外なほど地域に偏りがあって、北海道・四国・九州は一つも入らなかった。早い話が本州だけのネタなんですよ(笑)。東京・名古屋・大阪など大都市のど真ん中、みたいなところもない。そこはまあ、趣旨に合わないとされていたんでしょう(大伏線)。ま、博多出身→京都→東京のツルにゃ馴染みがなかったのもむべなるかな。

(続く)

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