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2019年2月25日 (月)

【加筆編】環境保全とリサイクル<img src="http://emojies.cocolog-nifty.com/emoticon/recycle.gif">の話:その2

(承前)

 

続けます。

 

本公募では、小学生の作品を対象に「努力賞」を1点選んでいる(画像省略)。

 

長野県中野市
環境保全シンボルキャラクター
(努力賞)鳥人「中野神」
倉田一輝(中野市)

 

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この鳥人の頭と羽は、中野の鳥[チョウゲンボウ]を表しています。お腹の部分には、中野市の有名な食べ物や森の木を合体させました。
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ここに至って初めて全体を俯瞰することができるように思う。ご当地で市のシンボルとして制定されているものは次の5つあり、本公募の選考ではそのバランスを取る点が重視されたであろうことが浮かび上がってくる。

 

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(中野市サイト)

 

市の花「バラ」
市民の多くの庭先や街角などに多く植えられ、愛され、親しまれている花であり愛好家も多くいます。
一本木公園(バラ公園)は市内外、県外からも毎年多くの観光客が訪れ、中野市の代表する観光スポットとなっています。美しい花弁や品のよい香りなど、人々の心にうるおいと安らぎを与えてくれるとても魅力がある花で、品種も形状も多種多様。情熱的、愛情豊かであり、個性豊かな中野市を象徴するにふさわしい花です。

 

市の花「シャクヤク」
昭和47年頃から切花用として市内で集団栽培されるようになりました。梅雨入り前のさわやかな中野市の初夏を飾るにふさわしく、人間性豊かな中野市を象徴するにふさわしい花です。また、シャクヤクは、上品であり個性を生かせる花で、切花生産日本一であることからも中野市を象徴するにふさわしい花です。

 

市の木「リンゴ」
中野市でのリンゴ栽培の歴史は古く、明治37年にまでさかのぼり、栽培農家の不撓不屈の努力と技術の向上により、より味覚が得られています。常に近代的な農業経営に積極的に取り組んでいる中野市を象徴するにふさわしい木です。また、信州=りんごのイメージがあり、栽培量も多く、大人から子どもまで知っている木であり、生食のほか、お菓子などにもしやすく、多くの人に親しまれています。

 

市の木「もみじ」
もみじ(紅葉:秋に起こる落葉樹の葉の色が変わる現象。樹木のモミジはカエデ・カエデ科)は、高野辰之先生作詞の「紅葉」のふるさとのイメージであり、美しい日本のふるさと、自然豊かな中野市を発信できる木です。

 

市の鳥「チョウゲンボウ」
チョウゲンボウは、昭和25年に市内の十三崖で集団繁殖していることが発表され、大きな反響を呼び、昭和28年に集団繁殖地として国の天然記念物に指定されました。世界でも崖の狭い範囲で営巣しているのは中野市だけであり、とても貴重で、世界への情報発信ができ、全国にもアピールできる鳥です。チョウゲンボウの天空に悠々と舞う姿は、限りなく発展する中野市を象徴しています。
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[バラ]は榮一と八谷が、[リンゴ]は前田が、[モミジ]は榮一が、そして[チョウゲンボウ]は倉田が用いたわけ。「十三崖」の読みは普通に「じゅうさんがけ」です。
つまりは制定側の関心が「環境保全」より「ご当地紹介盛りアイテム」の方に向いている気がする。

 

しかしなー、わりーと、噴飯ものな文章が並んでますなあ。バラが「情熱的、愛情豊かであり、個性豊かな中野市を象徴するにふさわしい花」って、言葉の係り具合がまず不明。「情熱的、愛情豊か」なのはバラであろうか中野市であろうか、それとも市民のことであろうか(ちょっとHな感じになってきた)。「個性豊かな」も、「中野市」に係るのか、「花」に係るのか。どう解釈しても突っ込めます。シャクヤクも「人間性豊かな中野市を象徴するにふさわしい花」とか「上品であり個性を生かせる花」とか、わけのわからん書きっぷり。リンゴが「より味覚が得られています」ってどんな日本語なんだよ。「常に近代的な農業経営に積極的に取り組んでいる中野市」って、ご当地じゃお百姓さんは皆公務員なのかよ。「もみじ」だって、コトバの解説をしていただく必要などございません。
逆に、ハヤブサ科のチョウゲンボウ/長元坊/Falco tinnunculusのことを何も説明していないのは片手落ちである。ハト程度の大きさの小型猛禽類で、市街地のビルに営巣してニュースになったりもする鳥です。食物連鎖の上位に位置するPredetorが集団で繁殖しているってところからまず稀少性が認められるはずなのに。それに少なくとも、「天空に悠々と舞う」ような飛び方をする鳥ではない。

 

つまりは花鳥草木なんてところに一切関心のない職員が書いた/書かされたものなんでしょう。感性の高さも知性の深さも感じない。高野辰之先生がお泣きになりますよ。

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